平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2019年6月2日 私たちは新来者や未信者を愛しているはずである

2019年07月03日 23時32分28秒 | Weblog
私たちは新来者や未信者を愛しているはずである

 私たちは、新来者が来ることを喜び、キリスト者でない方のことを愛しているはずである。イエス様は、ユダヤ教の律法という枠内にいない人々を愛された。イエス様は、失われている魂に対する情熱を持っておられた。
 キリスト者ではない多くの人々は、教会のどこに魅力を感じるかと聞かれれば、おそらく、自分に対して親切で、自分に向けられている愛を感じている、と答えるのではないだろうか。しかし、ときに、教会員同士の結束が強すぎて、新来者の入り込む余地がないといった印象を与えることもある。自分たちの教会には愛があるが、それは、同じ教会員同士に向けられ、一緒にいて快いと感じる人々にばかり向けられて、新来者や未信者の方々まで及ばないのであれば、それは冷たい教会ということになる。
 ひょっとしたら、現代社会の多くの教会に人々が来ないといった状況があるとしたら、それは、新来者や未信者の方々が教会に来られるのを真実には、それほど願っていないからではないだろうか。キリスト者でない方々がたくさん教会に来られるようになると、平穏な教会生活に波風が立つとの思いを持っておられる方もあるかもしれない。
 私たちの教会は、教会外の人々をも愛することに努めている教会でもある。教会の成長は、神様への愛、互いの愛、そして、未信者の方々への愛を土台にしているはずである。愛は、磁石のように人々をひ きつける。来週、私たちは愛をもって礼拝にお誘いしよう。


平良牧師