たからもの？

言葉は、魔法をかけるね

好き
と言うと
もっと好きになるし
そうでもない
と言うと
そうでもなく思えてくるし

できる
と言うと、強いチカラでできてしまうし
できない
と言うと、もたもた仕上がらない

大切
と言うと
いつもあたまのなかに
お行儀よくちょこんといるし
指針となるし

悪い
と言うと
ちからがぬける
なみだがでてくる

言葉のちから

どうしても
そんな魔法にかけたくない、頑固な宝物もある

魔法使いに、みつからないように
しまう？
かくしてしまう？

ふ

かくせるくらいのものなんか
宝物でないよ

いっそ、手放してしまえ

ひゅー
（筆、投げた）



そしてあわてて、ひろいに行くの


それが、宝物
わたしの、何年経っても未熟な絵



評価とか期待とか
気にしないわけなくて
でも、まっすぐ
良くなるように、受け入れたいです

夜の電車で

下の子、中学生

はじめて
野球の、夜練習へ行きました

慣れない電車を乗り継いで

おかあさん、はらはら
家で、はらはら



報告をありがとうございます
報告は
手をつなぐようなもの

下の子、強いひとになってほしいな
怖くても、踏み出せるような



がんばれ〜

まどぎわの

揺れる、木の実のモービル
かわいい



フウの実も



窓ぜんぶ、白い麻のカーテンにしたいな
布自体がハニカム構造
冬は、あたたかさをのがさず
夏は、湿気をためずにさわやか

小さなこどもが
頬ずりしても、きもちよい
おとなだって、きもちよい

白いガーゼのような麻の布

木に、お似合い
きもちが、やわらかになる
とおもうのです