ヒロシカ

日々のことを。

手術後20日目(退院日)

2021年08月11日 14時05分36秒 | IBD/クローン病/潰瘍性大腸炎

手術から20日、入院してから21日で丸々3週間の入院となりました。

最後の回診では、主治医に次の診察は2週間後の予約を取ってもらい、そのときまでに急な痛みなどがあった場合は連絡するように言われました。前日に栄養士さんからもクローン病の栄養指導がありましたが、しばらくは病院食をまねした食事をとっていこうと思いました。

退院は午後からなので、午前中に風呂に入ってパウチ交換をしました。

退院後は風呂場の中でパウチを外すことになりますが、入院中は風呂場の外でパウチを外して入ります。泡をつけてストーマ周辺を洗い、シャワーで流します。最初のうちは直接シャワーをかけることも怖かったですが、今は勢いを弱くしてシャワーをかけることもできるようになりました。お尻の傷からは浸出液がまだ出ます。血も混じっているので、そこも周りの部分をシャワーを当てながら洗います。まだお尻のほうは恐る恐るといった感じです。

風呂から出た後はストーマ周りもタオルでふいて、処置室で新しいパウチをつけます。この日は洗い方が良くなかったのか、ストーマ周囲の2か所から出血がありました。しばらく出血はなかったのですが、ストーマのサイズと面板の穴が合ってないため、皮膚があれていたのかもしれません。ガーゼでしばらく抑えていたら出血は止まりました。ただ、出血をみているうちに血圧が下がったのか、脂汗が出て、頭がふらふらしだしました。看護師さんも歩いて病室に戻るのは不安になったようで、車いすに乗って戻りました。

部屋に戻ってからしばらく横になっていると、気分もよくなってきて落ち着きました。たまに血を見ることで血圧が下がるということがあるので、今回もそのせいだったと思います。その後は普通に最後の病院食を食べて、帰宅準備をすることもできました。

午後2時に家族が迎えに来たという知らせを受けて、看護師さんと一緒にエレベーターまで向かいました。荷物はカートに乗せて、できるだけ体に負荷がかからないようにしました。スタッフルーム前でひととおり看護師さんたちに感謝を述べて、エレベーターに乗って1階に降り、3週間ぶりに外へ出ました。梅雨入り前の晴天で、入院しているうちに夏がいきなり来たような感じでした。

帰りの車では助手席に円座を置いて、少しシートを倒して、つらくない姿勢で座りました。家までは1時間ほどでしたが、それほど疲れることもなかったですが、お尻の痛みは強くなったので、帰ってからはしばらく横になっていました。


コメントを投稿