民間銀行の住宅ローンはあきらめて、フラット35に絞って申込を行うことになり、事前審査も通って数日後に、本審査の書類をもらいました。
前回も書きましたが、勤務先が2年前に赤字だったこと、それと自分の年収も普通の銀行では申込すらできないぐらい低いこともあり、フラット35でも本審査が通るのか不安がありました。
代理店の担当者さんの話では、借入希望額は自分だけの収入でも十分可能とのことでしたが、妻との収入合算で申し込むことにしました。
収入合算にすることで借入に対する返済比率は余裕が出ますが、所得の証明書を取りに行ったりする手間や申込書の記入などは倍の作業が必要になりますし、団信には入らないので、そのための生命保険証券のコピーをとったり、子供が起きている時間は落ち着いて記入することもできないので、子供が寝てから申込書の記入と必要書類の確認を二人で行いました。
フラット35はモーゲージバンクで申し込むのですが、近くに支店がないため、遠方の代理店に郵送することになっていました。自分としてはできるだけ早く審査が終わるようにしたかったので、申込書の記入と書類の確認を終えた23時ごろに郵便局の夜間窓口に車で走りました。
郵便局には24時前にはついて、簡易書留で送ることができたのですが、翌日からは連休だったので、結局代理店が受け取ったのは、4日後、それからモーゲージバンクに送られたのは2日後。なので、実際に本審査が始まったのは、申込書を送ってから6日後でした。
申込書を送ってからも、モーゲージバンクの事前審査は返済比率を確認する程度なので本審査でNGになることはよくある、といったサイトの情報や、自分があまり使っていなかったクレジットカードの年会費の口座引き落とし(この口座も古い口座でほとんど使ってない)などが延滞になっていなかったか、など、不安なことが頭をよぎりながら、半分うわのそらで仕事をするという状態でした。
フラットがだめなときは、「親戚から借金してでも建てることにするか、それともあきらめるか」、といった悪いことや、「審査は必ず通る、これまでの行いで悪いことは何もないから心配はいらない」といった自分で自分を励ますことなど、頭の中でいろいろと考えがめぐり、朝起きると今日は「審査通ったって連絡来るかな」と不安と期待を持ちながらの毎日でした。
そして、申込から20日後に融資承認の連絡をもらいました。このときは本当に安堵しました。
今回のローンでは建築費用の約3割を頭金として用意していたので、「頭金が1割以上あれば通りやすい」ということを聞いていたので、少々勤務先が問題でも大丈夫かな、とは思っていたのですが、それでも不安はありました。
頭金のほとんどは妻がこれまで貯金してきたものです。この頭金があったから審査が通った可能性が非常に高くなったと思いました。本当に妻に感謝です。
ローンの支払いは長いですが、クローン病の治療を続けながら、しっかり仕事して、家族が新しい家で笑って過ごせるように頑張ります。