今日は冷たい雨の1日となりましたが
英語検定の1次試験に合格した皆さんが２次試験に挑んでいます
２次試験は3級からあります
パッセージカードを読み質問に答える形式です
パッセージカードを読む、そのカードに対する質問に答える
これは最低限必要とされる力です
問題はその後の質問です
「今日はこれから何をしますか？」などの質問から
級が上がるにつれて
「あなたはどう思いますか？あなたの考えを聞かせて下さい」
となって行きます
つまり
英語力だけでは答えられないという事ですね
２級の練習問題から一つご紹介すると
『鉄道を今以上に増やす必要があると思いますか？理由とともに答えて下さい』
といった感じになって行きます
鉄道や高速道路がなぜ作られているのか？現在どの程度の普及があり利用されているのか？
等を大まかにでも把握しておく必要がありますね
そして、そのデーターをもとに
「これ以上はいらないと思います。なぜなら・・・」
「これからも増やす必要があると思います。なぜなら・・・」
と自分の考えや意見を英語で述べる事
文法や単語を使いこなすだけでなく、思考力が必要になって行く訳です
その質問の内容の難しさ（論理力）の違いで
準２級以降の級は一気に難易度が上がると言われています
当教室の帰国子女の生徒さんは1級にチャレンジしています
しかし、中学生と言う年齢です
英語力ではなく、論理力や思考力の問題で合格には遠い道のりとなっています
今日は英検２次面接の話ですが
やはり、最終的には思考力や論理力が大切ですという結論です
こうした力を育てる教育にお子さんは触れているでしょうか？
直に付く力ではありませんし、誰かに教わればいいと言う事でもないように思います
普段から一つの問題に対して深く家族で話し合ったり、意見交換をする等が必要でしょう
先ほどの「鉄道が必要か？」の質問に皆さんは理由をつけて答えてみて下さい
そして、こうした理由で自分はそう思うけれど、君はどう思う？とお子さんに質問してみて下さい
しっかりとした理由をもとに答えられるでしょうか？
そして最後にこうした力は今後入試にも大きく関係していくでしょう
知識を詰め込むだけでは通用しない時代はすぐそこまで来ています
当教室では討論や小論文の授業を通して
論理力・思考力を鍛える場を作っています
