中学生も高校生も新3年生さんたちは気持ちを切り替えてスタートする時期です
また、それぞれ進級するにあたり春期講習の時期は「切り替え」という意識を持って
過ごして欲しい時期でもあります
この気持ちを切り替えるのは子どもだけではありません
どちらかと言うと、親御さんに欲しい気持ちでもあると私は思います
これまでの経験でも、親御さんの意思や意識の持ち方によって
お子さんも大きく変わる事がよくありましたので
家庭からの影響力は何より強いと感じています
「切り替え」はどんな風に何を切り替えれば良いのかと言うと
受験に向かうにあたりは
*今やるべき事を今する
*生活の優先順位を見直す
*学習時間・学習計画を適格にたてる
今やるべき事ですが、それが何かがわからなくては話になりません
つまり、弱点を克服する為に何をするべきかを明確にする必要があります
受験生はこの時期、まだ新単元の学習もありますが復習も重要になっています
先日の塾内テストでは、計算が出来ていない生徒さんが複数名おり
復習をしていない事がわかります
計算問題はすでに連立方程式の発展まで学習していましたが「やり方」を忘れた!と
終わってから忘れている自分にショックだったようです
生活の優先順位というのは
これまで部活動やその他の事を優先しがちだったと思います
学校生活の一部の部活動や委員会活動も子どもの成長には必要ですから
悪い事ではありません
しかし、受験に向かうにあたり、勉強を第一優先にしていく時期です
特に上位校を目指すと言うなら、そろそろ試合で勝つ事や練習に多くの時間を費やすのは
控えて、その時間を勉強に向けなくては合格が遠のくばかりです
1点の争いに負けた時
受験に向かう考えが甘かったと涙するのはお子さんだけではありません
志望校合格に向けてはこの時期からでも遅いと言うくらいの気持ちが必要ですね
学習計画、中学生は
志望校のレベルを考え、どこまで掘り下げた学習が必要かを研究する事です
そして、現在の実力を明確に把握し復習の量を増やしましょう
また、ここからバランスをとっていき、理科・社会も学習する事で追い込み時期に
慌てずに済みます
高校生はそもそも学習している教材のレベルが志望校に合っているか?を考えてみましょう
志望校のレベルに合わない教材でいくら学習しても合格を取るのは難しいです
また、ここまでの弱点は夏前には克服したい所です
高校も塾も高校生の場合はクラス分けが基本となり、志望校にあった学習が出来ているかが
わかりにくくなりますから
学習計画をたてるのは一人では難しいかもしれません
当教室の場合は東大講師が緻密な計画を一緒に考えていますので安心ですが
そうでない場合は、学校の先生に協力してもらう、または自分でよく考えてみる必要があります
3月はスタートの時期という事
ぜひ意識して取組んで下さい