Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

舞妓Haaaan!!!(試写会)

2007-06-09 15:34:34 | 映画(ま行)
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阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織、伊東四朗、吉行和子出演。水田伸生監督作品。

鈴屋食品の東京本社に勤務する平凡なサラリーマン、鬼塚公彦(阿部サダヲ)。彼は高校時代に修学旅行先の京都で舞妓に出会って以来、熱狂的な舞妓ファンとなり、いつかは“舞妓はんとの野球拳”という究極の夢を抱いていた。まだ“お茶屋”で舞妓と遊んだことがない公彦だったが、念願の京都支社への転勤が決まり、同僚OLの彼女、大沢富士子(柴咲コウ)をあっさりと捨てて京都入り。はじめは“一見さんお断り”の壁に跳ね返されるものの、お茶屋の常連だった社長から“仕事で結果を出せば連れて行ってやる”と言われ、しゃかりきに働き、ついにお茶屋デビューを果たす。そして公彦は、いよいよ念願だった舞妓との野球拳を実現しようとするのだが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
映像・演出:★★★★☆
阿部サダヲさんが初主演頑張った度:★★★★☆

私は試写会で観た映画の感想を書く事が多い上にネタばれする事も多々あるので、内容は知りたくないけど、面白かったかどうかを知りたい!という人のために、評価をつけてみることにしました。
私の評価は偏ってることもあるので、参考になるかどうか分かりませんが・・・(笑)。

クドカン脚本のこの映画、楽しみにしていて、試写会に行けなくても劇場に観に行くつもりでした。友人が試写状を譲ってくれたので、行けました。ありがとう!

映画は面白かったです。冒頭からかなり笑えました。その笑いも、ついツッコミたくなる笑いなんですよね(笑)会場で観てるので、さすがに声出してツッコミませんでしたが、家でDVD鑑賞だったら、確実に声出してツッコんでたと思います。
かなり漫画的なストーリー展開で、はちゃめちゃです(笑)。ミュージカル調になったりして、阿部さんの歌も聞けます。真矢みきさんは、このためのキャスティング?なんて思ったりして。一人で歌も踊りも上手いんだもん(笑)。踊りは宝塚調だし。
ストーリーの中で舞妓について知らない人にもちゃんと説明があるので、分かりやすかったです。いろんなことを詰め込んでいる感じがありますが、勢いで行ってしまっているので、そう気になりません。ラストの方は息切れした感じもしますが、2時間ずっとハイテンションは観てる方も疲れますし。

そして、主人公のキャラは、クドカンしか書けないだろう上に、阿部サダさんしか出来ないであろうキャラですね(爆)。
いつも脇役に徹している阿部さんですが、ぶっ飛んだ役が多くて、強烈な印象を残します。今回の映画では、その期待を裏切りません(笑)。「アンフェア」の時の役は、なんか物足りなかったもんな~~

余談ですが、昨日の夜中にやっていた「さんまのまんま」に阿部さんがゲストで出ていて、おお、今日観てきたばかり、いいタイミングと思ってちょっと観たのですが、普通のテンションで落ち着いた方でした(当たり前)。

キャラの濃さで言えば、堤さんも負けてません。どこぞのエロオヤジがいるのかと思うくらいで(爆)。声が低くてドスが効いてるのですが、それが非常に濃く感じます。最初はマジ、ウザかった(笑)。

柴咲コウちゃんの舞妓姿も可愛いんですけど、目つきがね、あまりああいう化粧に向いてない気はしました。駒子役の小出早織ちゃんの方が私は可愛く感じましたよ。どこで見た女優さんかな~と思ったのですが、昨日の夜、「帰ってきた時効警察」を観たら、出てました(笑)。

キャストには、亡くなった植木等さんも出演されていて、なんだかせつなかったです。他にもほんのちょっとの出演なのに印象に残るキモキャラ(笑)の北村一輝さんや私の好きな須賀健太くんも出てました。水田監督は「花田少年史」の監督だったんですね~。
山田孝之くんが出てきた時もなんで???と思いました。ちょっとの出演でしたが、彼のシーンはなんとなく浮いてるような気もしました。クドカン脚本に出てくるイメージがないせいかな?酒井若菜ちゃんが出てたようですが、気付きませんでした。舞妓役だったみたいですね~
エンドロールに千葉真一さんの名前があって、何かの指導をしたようなんですが、よく見えませんでした。アクションの指導かな?

かやく別売りのラーメン食べてみたいな~~。


地下鉄(メトロ)に乗って

2007-04-18 11:40:35 | 映画(ま行)
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堤真一、岡本綾、大沢たかお、常盤貴子出演。篠原哲雄監督作品。06年。

いつもと同じ会社からの帰り道。地下鉄を降りて駅の階段を上がると、そこはオリンピック開催に沸く昭和39年の東京だった―。真次(堤真一)に突如訪れた、現実とも夢とも信じがたいタイムスリップ。真次は恋人みち子(岡本綾)とともに過去へ戻り、そこで若き日の父(大沢たかお)とその恋人お時(常盤貴子)出会う。時空を超える旅を続けるうちに明らかになる、父の真実の姿。そして真次とみち子との間に隠された、驚くべき秘密。それは、二人の愛に過酷な選択肢を突きつける、あまりにも切ない運命だった…。(amazoレビューより)

劇場へ行こうかどうしようか迷っているうちに公開が終了してしまった映画でした。原作は浅田次郎氏ですが、「鉄道員(ぽっぽや)」と「天国までの百マイル」は読んだことがあります。映画も観ました。最近では「椿山課長の七日間」を試写会で観ました。
同じ原作者の映画でも「椿山課長の七日間」との宣伝の仕方や公開規模が凄く違ったので、なんだかなぁと思ったり・・・。

映画はそれなりに楽しめました。地下鉄が走る映像で未来と過去が行き来する感じは悪くなかったですね。真次とみち子が過去で結構普通に受け入れられているという事にやや違和感がありますが、それぞれの親子エピソードは良かったです。
ただ、私は途中で公開中に知ってしまったネタばれを思い出してしまい(笑)、アチャーと思いながら観たので、それほどサプライズはありませんでした。残念(苦笑)。
あとになって、みち子のせつなそうな表情とかを思い出して、なるほどね・・・と思ったりはしたのですが、自分の存在を消すという行動に関しては、いまいちピンと来ませんでした。もちろん、真次のためにやったのでしょうが・・・。
過去と未来の整合性とかは気にしないタイプ・・・気にしてはいけないタイプのファンタジーでしたね(笑)。
ラストの部分がちょっと長いなと感じましたが、せつない終わり方は嫌いじゃありません。

ところで、さっき知ったのですが、原作では真次の兄は地下鉄への飛び込み自殺だそうですね。それで「地下鉄」なのか・・・と思いました。映画ではそれが出来なかったのでしょうね。
なんとなく、原作の方が良さそうな感じがします・・・。機会があれば読んでみたいな。


蟲師(試写会)

2007-03-14 15:12:09 | 映画(ま行)
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オダギリジョー、江角マキコ、大森南朋、蒼井優、りりィ、李麗仙出演。大友克洋監督作品。

100年前の日本。そこには、精霊でも幽霊でも物の怪でもない妖しき生き物“蟲”がいた。蟲は人間に取り憑き、不可解な自然現象を引き起こす。蟲の謎を紐解き、蟲に取り憑かれた人々を癒す能力を持つ者は“蟲師”と呼ばれた。自ら蟲を引き寄せる特異体質のギンコ(オダギリジョー)も、そんな蟲師の一人。日本中を旅しながら、各地で人々を癒してきた。ある時、彼は雪深い山の庄屋で、4本の異様な角が生えた少女・真火と出会い、彼女の病の原因を探る。その後ギンコは、蟲の力を文字に封じ込める不思議な女性・淡幽(蒼井優)の体に変異が起きたとの報せを受け、彼女のもとへと向かう…。(allcinema onlineより)

公式サイト

私は「蟲師」のアニメが大好きで、以前にも2つほどレビューを書いています。
「蟲師」(アニメ)
「蟲の宴~蟲師第5集特別先行試写会」

アニメや原作が好き、という時点で実写映画を見て、「サイコーでした」という感想が出てくる可能性はかなり低いワケですが、それでなくても聞こえてくる前評判が悪過ぎ(悲)。
あんまりガッカリしたくないので、期待せずに観たいけど、でもやっぱり期待してしまう、という気持ちで観てきました。
よく、原作と映画は別モノ、と言いますが、もちろんそうなんですけど、比べずに見れる程度の思い入れではないので、その点は最初から諦めてました(笑)。

で、全体的な感想としては”うーん・・・”(苦笑)。
ストーリーは原作の3つ~4つくらいのエピソードを繋げています。まぁ、それは良いです。2時間くらいのストーリーにするためにストーリーを変更するのは、やむをえないです。
私が、見る前からしてほしくないなぁと思っていたのは、キャラ変更。
それぞれのキャラが言うであろうセリフ、するであろう行動であって欲しい。それには、監督と脚本家が原作、そしてキャラたちをよく知っていないと出来ないと思います。
その点から見ると、1点を除いて、許容範囲でした。

以下、ネタばれ含みますので、知りたくない方はご注意願います。

主役のギンコは原作のギンコとは違いましたが、それはそれでOKでした。最初の自己紹介の口上は正直びっくりしたのですが。うわぁ別人って(笑)。銀髪のカツラは思ってた程違和感ありませんでした。
虹郎(大森南朋)は、誰??(笑)って感じのキャラになってましたが、それなりに受け入れられました。映画の中ではああいうキャラが必要だなと思えたので。っていうか、見ているうちに、原作の虹郎がどんなキャラだったか思い出せなくなりました(笑)。
淡幽(蒼井優)は予想通り、原作の淡幽よりも可愛らしい(言い換えると幼い)感じでした。ちょっと弱々しい淡幽でしたが、表情がなかなか良いし、何より私の好きな、菜箸で文字を壁から引っぺがすシーンがあったので、凄く嬉しかった。私の中では、この映画の一番の見所(笑)。


ラストの方でギンコが淡幽に関することを一言ポツリと言うシーンがあるのですが、あの一言は激しくいらないです(苦笑)。あれは言ってはいかん。見ている側が、もしかして・・・ぼんやりと思うくらいがちょうどいいのです。私は驚いて口をポカンと開けてしまいました。一緒に見た友人は原作もアニメも見ていなかったのですが、その一言がなくても分かってたと言っていたので、やはりあの一言はいらない(断言)。

映像ですが、CGなかなか頑張ってました。蟲はまぁちょっとグロいところもありましたが、思っていた程ホラーちっくでもなかったし、概ね綺麗でした。音楽は冒頭になぜあんなに、どよ~んと暗くなる音を持ってきたのかが疑問。まるでこれから始まる物語が暗くておぞましいもの、という印象を受けてしまいます。それ以外は気になりませんでした。

さて、許容範囲でなかった1点(笑)ですが、そうです。ぬい(江角マキコ)です。ぬいが・・・ぬいが・・・別人になってました(大泣)。
ぬいは、ギンコが子ども(ヨキ)の時に出会った蟲師ですが、あの池で死んだはずなのに、生き返ってました(驚)。あれだけ、ヨキにこの場所から立ち去れと言っていたのに、最後には「行くな」と。ぬいは、常闇に取り込まれて化け物になってました。そりゃないぜベイベー(爆)。江角マキコさんの演技(と声)は、ちゃんとぬいだった頃(苦笑)はそれなりに良かったのですが、化け物になってからは、キモチワルイだけで(泣)。
ぬいが復活してからは、ワケワカランシーンが増え、前半はかなりいい感じだったのに、ぬいのせいで映画全体の評価が下がってしまいました。

ラストも意味不明です。ぬいのところに蟲を集めてましたが、ギンコは何をしたかったんだろう??

・・・・・・今、ふとあのドロドロのぬいの映像を思い出してみたんですが、あれは・・・大友監督の世界観が出ているシーンなのかもと思えました。大友監督らしいというのでしょうか。どこが?と聞かれると説明できないし、大友監督のアニメ等にそんなに詳しいわけではないのですが・・・・・・
なんかちょっとストンと、落ちる所に落ちたような気分です。映画の評価がちょっと上がったかも。ぬいの激変ぶりは嫌ですけど(笑)。

メゾン・ド・ヒミコ

2007-01-22 14:50:55 | 映画(ま行)
オダギリジョー、柴咲コウ、田中泯、西島秀俊出演。犬童一心監督作品。05年。

ある雨の日、塗装会社で事務員として働く24歳の女性、吉田沙織のもとに一人の若い男性が訪ねてくる。岸本春彦と名乗るその男性は、沙織が幼いときに家を出ていった父、照雄の現在の恋人だという。有名なゲイバー“卑弥呼”の二代目を継ぎ成功した照雄は、その後店を畳んで神奈川県大浦海岸近くにゲイのための老人ホーム“メゾン・ド・ヒミコ”を建て、運営していた。春彦は、その父が癌で死期が近いことを沙織に伝え、ホームを手伝わないかと誘う。自分と母を捨てた父を許すことができない沙織だったが、破格の日給と遺産の話しに心動かされ、ついにはホームへとやって来る…。(allcinema onlineより)

前から観たいなと思ってたのですが、なかなかDISCASから来なくて、某レンタル屋に行った時に借りてきました。
うーん。期待していた程ではなかったかな・・・。同じ犬童監督の作品であれば「ジョゼと虎と魚たち」の方が好きですね。
一つ一つのエピソードは悪くないんですが、全体としてみると、何か物足りない感じ。ありそうでなさそうなゲイの老人ホーム。あの後の経営は大丈夫なんだろうか?とそんなことが気になってしまいました(笑)。
想像してた以上にオダジョーがいい男でしたね。オダジョーって、正直、そんなに顔はかっこよくないと思うのですが、雰囲気と、あと声がいいですね。
声といえば、なぜか音が小さくて、セリフがよく聞こえないことが何度もありました。結構音を上げてみたりしたんですけどダメでした。それでちょっと集中力切れたかな~というのあったかも。
柴咲コウちゃんは、実はあまり好きじゃないんだけど(苦笑)、生で観るとかわいいな~~~っていつも思います。この映画では確かすっぴんと聞いたような。すっぴんじゃなくて化粧が薄いのかな?すっぴんでも綺麗なんだから羨ましい。
ちょっとしたコスプレやってみたりして、面白かったですね。彼女の心の変化は悪くなかった。ただ感動や凄くいい!という所まではいきませんでした。

マーダーボール(試写会)

2006-09-20 13:42:29 | 映画(ま行)
マーク・ズパン、ジョー・アソーズ、キース・キャビル出演。ヘンリー=アレックス・ルビン、ダナ・アダム・シャピロ監督作品。

2002年、ウィルチェアーラグビー世界選手権。アメリカ代表はカナダ代表と対戦した。マーク・ズパンらアメリカ代表選手はケンカでもするかのごとく意気込んでいる。それもそのはず、カナダ代表を率いるのはかつてアメリカ代表だった“裏切り者”ジョー・ソアーズなのだ。しかし結果はカナダが勝利。アメリカ代表は敗北に打ちひしがれたが、04年のアテネパラリンピックでのリベンジを誓い、再始動するのだった。

【解説】
本作を「ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)の選手たちに迫ったドキュメンタリー」…というと、障害者の苦悩を描く繊細な作品を思い浮かべるかもしれない。もちろんこの『マーダーボール』もそうした部分をとらえているが、いわゆるお涙頂戴的な表現は皆無。“殺人ボール”とかつて呼ばれたスポーツに打ち込むヤツらは、むしろ前向きで、豪快で、ヤンチャ。そして何より、選手として高い誇りを持っている。だから勝てば子どものように喜ぶし、負ければ涙を流して悔しがる。そんな彼らはとても美しくて、カッコよくて、そこには障害の有無など関係ない。男の“誇り”と“カッコよさ”の意味が、ストレートに伝わってくる作品だ。(goo映画より)

公式サイト

TSUTAYA ONLINEの試写会に珍しく当たりました。ほんと、珍しいなぁと思ったら、独占試写会でした。ドキュメンタリーだし、比較的当たりやすい(苦笑)。TSUTAYA ONLINEで募集している試写会にはなかなか当たらないんですよ。競争率が高いんだろうなぁ。

解説を読んでもらえれば、私の感想は必要ないくらいなんですが(笑)、思ってたよりも楽しめました。選手たちもなかなかイケメン揃い。試合の様子も緊迫感あるし。
全然お涙頂戴ものではありません。普通にTVで放送しそうなドキュメンタリーにちょこっと映画っぽさを加えたくらいで。
車椅子に乗るようになった理由が親友の飲酒運転だったりして、今の日本にはタイムリーな話題だなぁ(苦笑)と思いながら見てました。

車椅子のバスケは見たことがあるような記憶がありますが、ラグビーは初めてで新鮮でした。車椅子でぶつかっていって、相手を倒すんですから凄いですよね。
アテネでのパラリンピックの試合、アメリカVSカナダという図だったはずなのに、最終的に金メダルを取ったのが、全然別の国だった事に笑いました。
日本もちょこっと映ったりしてましたが、日本での障害者スポーツってあまり人口が多くなさそうですよね。日本のチームの人達も一筋縄では行かないような強面の人達でしたが(笑)。


マッチポイント(試写会)

2006-08-11 11:48:31 | 映画(ま行)
ジョナサン・リス・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、エミリー・モーティア、マシュー・グード出演。ウディ・アレン監督作品。制作国/イギリス

アイルランド人のクリス(ジョナサン・リス・マイヤーズ)は、英国の上流階級に憧れる野心家。高級テニス・クラブのコーチになると、金持ちの息子、トム(マシュー・グード)と親しくなる。トムに誘われてオペラに行くと、トムの妹、クロエ(エミリー・モーティア)に気に入られる。交際が始まると、クリスはクロエの父親の会社の社員になる。やがて、二人は結婚。クリスの人生は前途洋々に見えた。しかし、クリスは、トムの恋人、ノラ(スカーレット・ヨハンソン)と浮気を続けていた。ノラを愛しているが、クロエが与えてくれる、リッチな生活も手放せないのである。自分の人生を完璧にするため、クリスは殺人を思いつく…。(goo映画より)

公式サイト

ストーリーは全然知らずに観に行ってきました。ウディ・アレン監督の作品は、今調べてみたら、あまり観た事がないようです。名前はもちろん知っているんですが。「セレブリティ」を観たような記憶があります。レオ様が出演してたので。私の記憶が確かならば、なんだかよく分からない映画だったような(汗)。
出演作は「ヴァージン・ハンド」を観てます。キーファー・サザーランドが出演していたので。(そんなんばっかりだな)なんかもう良く分からないけど、凄い映画だった(笑)。
ウディ・アレン監督の作風を知らないので、この映画だけ観て、「ウディ・アレン監督らしい」とか「さすがウディ・アレン監督」とか言うのはおかしいので、普通に映画としてどう思ったか書こうと思います。

感想から言うと、面白かったです。観た直後のアンケートでは85点をつけました。かなりの高得点でしょ?今、考えるとちょっと高評価しすぎたかなと思うんですが(笑)、伏線の張り方が上手いし、それを逆手にとる脚本が素晴らしい。冷静に考えるとラストはそれってどうなのよ、という気がしなくもないですが、ま、非常に勉強になる脚本だったので、良しとします(笑)。

主役のジョナサン・リス・マイヤーズは見た事があるようなないような、という感じでしたが、調べたら「M:i:3」に出てました。イーサン・ハントの仲間として。覚えてません。印象薄っ!(笑)。キャラとしては、金持ちの妻がいて、仕事でも成功しているのに、セクシーなノラに惹かれて関係を続け、妊娠が分かって、結婚を迫られるようになるとウザくなり殺そうとする、という女性から見ると、非常に嫌な男だったりするので(苦笑)、感情移入はしませんでしたが、演技はまぁ悪くないと思います。
スカーレット・ヨハンソンはこの映画を撮った時は20歳とかですね。マジですか。セクシーです、かなり。今回は女優の卵という役でしたが、自分で「私は特別な女なの」とか言っちゃってて「はぁ?」とか思ったりはしましたが(笑)、自分からクリスを誘惑したというのとは違うので、悪女という感じでもなかったですね。

ストーリーは上の粗筋にある通りで、まぁありきたりな話といえばそうかもしれません。ただ中盤まで、会話がとてもいいなと思いました。登場人物が食事しながら話したり、向かい合って話す時に会話がつまらないと飽きてしまいますが、その点、なかなか良かったと思いました。ノラが妊娠した後は、もうクリスとノラの罵りあいで観てて、あまりいい気持ちはしませんでしたが。

あと、オペラが効果的に使われていました。とても印象に残りましたよ。

以下、ネタばれ含んで書きます。脚本が面白かったので、自分で覚えておくために書きますので、未見の方、これから観ようと思っている方は読まない方がいいです。この映画、サスペンスというジャンルのようですし。

子どもを産むと言い張るノラを猟銃で殺してしまえ、という発想は一体いつの時代の話だよ、と思ったりもしたのですが(苦笑)、ただ殺したらバレちゃうじゃん、という所でノラの部屋の隣のオバサンを薬中の強盗殺人に見せかけて殺した後、仕事から帰ってきたノラを殺すという展開にはびっくりしました。でもクリスはアパートでそのオバサンと顔を合わせているという伏線もちゃんと張られていました。
同じく隣のオバサンから盗んだ指輪や宝石類などを川に捨てる時、指輪が川に落ちず、柵に当たって、手前に落ちてしまうシーンがありました。この映画の冒頭でテニスボールがネットに当たって、相手の方に落ちれば自分の勝ち、手前に落ちれば自分の負けというモノローグを入れているので、手前に落ちた指輪はクリスの負けを意味する、と普通は思います。その指輪が警察に見つかって、クリスが捕まるんだな~と。
ところが、その指輪はその後起きた本物の薬中強盗殺人犯が拾っていて、しかもその殺人犯は殺されていて、結局はクリス自身を助けることになります。この使い方、とても上手いと思いましたね。クリス、運の強い男だ(笑)。しかも、運をバカにしてはいけない、というセリフを中盤あたりでクリスに言わせてますね。その点も上手いと思います。

しかし、寝ていたバナー刑事がガバっと起き上がって、「犯人はクリスだ!」と叫んだ時はどうしようかと思いました(爆)。そんな風にキッカケもなく突然ひらめいて、刑事が真相をベラベラとしゃべり、クリスが逮捕されたらB級映画どころじゃなくなってしまう(笑)。
あとは、真夜中、物音に怯えるクリスの前に殺されたノラと隣のおばさんが出てきて、「罪をつぐなうべきよ」とかベラベラ話し出した時もどうしようかと。幽霊に呪い殺される主人公、というB級ホラーになってしまうんじゃないかとハラハラしてしまいました(苦笑)。
ノラが殺されたことが分かった日の朝にクリスの妻のクロエの妊娠が分かり、父親などか「今日は素晴らしい日だ」とか言っているのにも苦笑してしましたが。



私はなかなか楽しめましたが、まぁDVDでもいいかなという気がしなくもないです(苦笑)。

真昼ノ星空

2006-07-27 14:16:41 | 映画(ま行)
鈴木京香、ワン・ホーリン、香椎由宇、柳沢なな、中川知也、幸野善之出演。中川陽介監督作品。

公式サイト

台湾人の殺し屋・リャンソンは、仕事を終え、沖縄に身を潜めていた。そこで出会った仕出し弁当屋で働く由起子に恋をする。由起子は、仕出し弁当屋の他、工事現場の交通整理のアルバイトもする日々。夜のコインランドリーでリャンソンに食事に誘われるが、彼女は過去の恋愛に囚われていた。
プールの監視員をしているサヤは、毎日のようにプールに通い詰めるリャンソンが気になりはじめていた・・・。

昨日は、昼頃からなんとも運のない状態でした。生まれて初めて、頭の上に鳥のフンが落ちてきた(苦笑)。レディーズディなので、夜、映画を観に行こうと思ってたけど、やめようかなぁと一時は考えたのですが、とあるブログを見て、やっぱり見たいと思っていた「ゆれる」を観に行く事にしました。これは先々週、昼間の時間帯に仕事を休んで観に行ったのですが(映画のために休んだわけではないです、念のため・笑)、満席で観れませんでした。もう2週間も経っているし大丈夫だろうと思って上映1時間くらい前に劇場に行ったら、チケット完売。おそるべし夏休み(爆)。しょうがないので、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマン・チェスト」を見ようと思い、劇場に電話をかけて「パイレーツ・・・」と言ったら「『パイレーツ・オブ・カリビアン』」のチケットは完売致しましたぁ」と言われて笑うしかなかった・・・。もう帰ろうかなと思ったのですが、なんだか悔しくて(苦笑)、携帯で渋谷の映画館を検索し、何か見たいのがないかなと思ったら、「レイヤーケーキ」がまだやってるのを知り、ユーロスペースへ。ところが、行ってみたら本日休映(爆)。同じユーロスペースでやっていたこの「真昼ノ星空」を見てきました。チケット買ったら「一般のチケット1700円です」と言われ・・・レディースディの意味ないじゃん!!これで映画がつまらなかったら泣く。と思ったのですが、予想以上に良かったです。

去年の東京国際映画祭で上映されたのは知っていて、興味はあり、公開されてからも観てみようかなと思った事もありました。他にもっと観たい映画があったので、観てなかったという感じ。公開されてから1ヶ月くらい経つんですね。あまり広くない劇場ですが、比較的お客さんが入っていました。「レイヤーケーキ」が休映だったせいもあるのか?(苦笑)

ワン・リーホン演じるリャンソンは、台湾の殺し屋で、仕事を終えた後、沖縄に身を潜めます。映画は銃声から始まります。殺し屋と思われる銃を持った男(ワン・リーホン)は帽子を目深にかぶり、口元くらいしか見えません。見た時、金城武くんにソックリ!と思いました。後で観ていくうちに分かったのですが、リャンソンは父親が台湾人、母親が日本人という設定でした。確か、金城くんもそうでしたよね?父親と母親どっちが日本人だったか忘れたけど・・・

沖縄で、独り暮らすリャンソンを通して、男に逃げられてやはり孤独に生活している鈴木京香演じる由起子、プールの監視員で淡々と過ごしているサヤを描いていました。
特に大きな事件が起こるわけでもなく、リャンソンが恋をした由起子にコインランドリーで声をかけ、一緒に食事をしたり、毎日ようにプールで泳いだり、プラモデルを作ったり、そんな風に穏やかな生活を淡々と描いているのですが、リーホンのモノローグがなぜかとても心地よい。(始まってすぐに猛烈な眠気が・爆)当然、中国語のモノローグなのですが、今迄にないくらい心地よかったです。由起子と話すなど、生活の面では、日本語を使っているリャンソンでしたが、びっくりするくらい流暢な日本語でしたね。
淡々と送る生活も、身を潜めている割りに気楽そうで(笑)、時々悪夢を見るくらいで、あまり暗い影も緊張感もなく、日本人に恋をしたりして、なんだか可愛いかったです(笑)。ゆったりと時間が流れるので、人物の描写もゆったりしていて、リーホンもとても魅力的に見えました。食事のシーンとか、プラモデルを作るシーンとか良かったです。

鈴木京香さん演じる由起子は、仕出し弁当屋で働き、夜は工事現場の交通整理をやっていて、家にいる時は寝ているか新聞を読んでいるかで、全然楽しそうじゃない雰囲気。過去に何かあったのね、と思わせる感じでした。少しずつ過去が明らかになりますが、リャンソンに好き、と言われて、拒否するものの、髪を切りに行ったり、弁当屋で他のアルバイトたちと笑い合うようになったり、ワンピースを着てみたり・・・と、ちょっとした生活の変化があったりして、観ている私の方が嬉しくなりました。
二人の食事のシーンが良かったですね。リャンソンの手作り中華料理、とっても美味しそうでした。私にも作って欲しい~(笑)。

プールの監視員のサヤは、女友人となんだか普通の雰囲気じゃないので、そっち系の人なのかしら・・・と思ったのですが、詳しくは説明がありませんでした。
毎日プールに通ってくるリャンソンが気になって、後をつけてみたり、後でリャンソンに、由起子宛ての手紙を託されたり・・・あのすれ違いがなんとも切なくて、台湾に帰ったリャンソンが殺されちゃったら嫌だな~~~と思って観てたのですが、そうはなりませんでした。香港映画なら、殺されるだろうな~(苦笑)と思いましたけど。

モノローグのせいもあってか、叙情的で、小説を読んでいるような気持ちになりました。
リーホンがどんな演技をするのか全然想像してなかったのですが、予想以上に魅力的でしたね。特に魅力的に撮っている風(つまりアイドル映画的)ではないのに、あそこまでステキなのは、きっとリーホン本人の魅力なのでしょう。
観てよかったなと思える作品でした。

ムービング・ターゲット

2006-06-28 14:29:34 | 映画(ま行)
ニコラス・ツェー、エディソン・チャン、ジリアン・チョン、サイモン・ヤム、ラム・シュー、ミッシェル・ヤム、ロイ・チョウ出演。バリー・ウォン監督作品。2004年。

警察学校を卒業し、正式の警察官となったキット(ニコラス・ツェー)と親友フォン(エディソン・チャン)、そして仲間たち。だが、希望に燃えるキットの前に現れた上司チョン(サイモン・ヤム)は、幼い頃自分と母を捨てて出て行った父親だった。自分が息子であることすら知らない父への恨みを抱えたまま、部下として働くキット。一方フォンは、偶然からマフィアの恨みを買い、家族の命を人質にスパイを強要される事態に陥ってしまう。そんな矢先、キットは警察の内部調査班に転属となり、マフィアと癒着する警官を洗い出す任務を命じられるが…。

なんだかとっても観たくなる出演者が揃ってますね。さすがバリー・ウォン監督(笑)。
全体的な感想から書くと、まぁまぁ楽しめました。ニコとエヂが仲間として仲良くしているシーンとかは観てて楽しかったですね。
ストーリー的には、ニコとエヂの二人が中心で、それぞれの抱える家族の問題も描かれていました。
キットは警察官である父親に捨てられ、父に恨みを抱いているが、配属された部署の上司がその父親。最初から反発して、チョンの目を見ようとしないキット、ちょっとお子ちゃまだけど、なんだか可愛い(笑)。
上司に恨みを抱いているという設定、どこかで・・・と思ったら、「ブラック・シティ 黒白森林」でも似たような設定が。「ブラック・シティ」の場合は主人公の父親が殉職していて、父を殺したのではないかと疑っている警官が上司になる、というもの。こっちではレイモンド・ウォンとアンソニー・ウォンのコンビ。
安易っちゃ安易ですけど、分かりやすい葛藤ではありますな(笑)。
フォンの母親は、ダメなチンピラとの恋仲で、フォンは母親にもチンピラにも反発するものの、母親が幸せなら・・・と思っている。が、そこはダメなチンピラ。警官になった義理の息子を困らせるような事ばかり起こすという。そのチンピラのチャ役がラム・シュー(出た!)。
ラム・シュー、出番多かったですね。ダメダメでしたけど(笑)。フォンの母親にキスを迫るシーンに思わず「うわぁ!」と声をあげてしまったのは私だけでしょうか(笑)。

フォンは、そのチャのせいでマフィアのボスに気に入られてしまい、ハメられて警察を辞めることになります。しかもその調査をしていたのが、内部調査班に配属になったばかりのキット・・・。
ただですね。そのハメられ方がちょっと。あんなビデオだけで警察辞める事になるというのは、説得力に欠けますね。その後のフォンの生き様を考えると笑って突っ込めないですねぇ。フォンが可哀想過ぎる。警察もっとしっかりしろと言いたくなりました。ま、フォンが辞めないと話が続かないわけですが(笑)、ストーリー展開に無理があると、そこが気になってしまいます・・・。

そんなフォンと結婚するのが、キットの従妹のジリアン・チョンふんするウィンチー。ウィンチーはキットのことが好きでしたが、フォンの気持ちを知り、フォンと結婚します。
トラムでの二人のシーンは良かったですね。エヂが出演している映画ってまだそんなに観てないですが、ラブストーリーもあるのかな?エヂのラブストーリーもちょっと観てみたくなりました。この間の「恋するハニカミ」のエヂはめちゃめちゃいい感じでしたからねー。相手が鈴木杏ちゃんだったからかもしれませんが。あんな自然なエヂが見てみたいです。
ジリアン・チョンも可愛いかったですね。泣く演技が難しかったとインタビューで言ってました。

この映画、ニコとエヂのW主演でしょうか?レビューを書いてて、エヂの方がじっくり描かれているような気がしてきました(笑)。
ラストがラストなので、そう感じるのかもしれませんが・・・。
ただマフィアに身を落していくフォンには感情移入できませんでしたね。どうする事もできない、とまでは思えなかったので。

キットは母親から、父親であるチョンに銃で撃たれたと聞かされていましたが、実は誤射であり、母親の額の傷は自分でぶつけたものである、という事を、母親から告白されるシーンがあります。
あのシーンのニコの演技、良かったです。身体を震わせているニコを観て、私、ニコの演技好きかも・・・と思いました。ラストで、目に涙を浮かべて子どもに話し掛けるニコもいい。あのシーンが決定打でした。うん、ニコの演技好きです。
もともと美形は大好きだし(笑)、「トランサー 霊幻警察」の演技もいいなと思っていたのですが、ナルシストってあまり好きじゃないので(爆)、ニコのファンになることはないかな~と思っていたのですが、意外や意外、演技を好きになろうとは。彼の他の作品も観てみたいと思います。
あともう一人、重要な出演者。サイモン・ヤムですね。相変わらずシブくっていいです。最初の方で、サイモン・ヤムの髪がちょっと長くて、びっくり。いつもの短い髪型しか観た事がなかったので、最初誰だか分かりませんでした(笑)。

全体的に観て、決してつまらないストーリーではないのですが、面白い!とか、凄かった!というには、何か足りない。もしくは何かがズレているような気がします。バリー・ウォン監督の映画をそんなに観ていないので、エラそうなことは言えませんが、あるレビュー(感想)を読んでいて、「バリー・ウォン監督はストーリーの切り札を安易に切ってしまう」と書かれていて、ポンと手を打ちました。まさにそんな感じ(笑)。
構成力のある脚本家と組んで映画撮ったら、本当の意味での傑作が撮れるのでは?と思います。

間宮兄弟(試写会)

2006-04-26 11:24:01 | 映画(ま行)
佐々木蔵之介、塚地武雄、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、戸田菜穂出演。森田芳光監督作品。

兄・明信と弟・徹信の間宮兄弟は、マンションで2人暮らし。一緒にご飯を食べ、野球観戦で熱くなり、ビデオを観ては涙する。もういい大人の2人だけれど、仲の良さは子供の頃と全く同じ。いや、むしろ人生を共にしてきた太い絆の分だけ、さらに仲良くなっているかも。ある日、彼らは行きつけのレンタル屋さんの店員、直美ちゃんと、徹信の務める小学校の依子先生を誘ってカレーパーティーを開くことを決意。頑張って彼女たちに声をかけるのだった。(goo映画より)

公式サイト

くすくすと笑える映画でした。観てから1日経ってみて、どんなシーンが面白かったんだっけ?と思い出そうとしたんですが、なぜか思い出せません(笑)。何気ないシーンに笑ったような気がします。二人が一緒に何かしているシーンは好きでしたね。反省会とか(笑)。
観に行く前に会社PCで予告を観たのですが、会社なので音なし(笑)。でも面白かった。予告の方が面白いかも?(笑)。
ストーリーは特に大きな事件が起こるわけでもなく淡々と進みます。間宮兄弟の仲の良さや、彼らのほんのりした恋愛模様(のようなもの)が描かれています。
佐々木蔵之介さんと塚地さんのコンビはなかなか息が合ってましたね。ただ二人の魅力が私にはあんまり伝わってこなかったような・・・・・・いや、二人ともいい人なんですけど。
常盤貴子さんと沢尻エリカちゃんは、同じスターダストの女優さんですけど、新旧の取り合わせなんでしょうか?(笑)。浴衣姿とかはとっても可愛いです。チラっと見せる太ももとか(爆)
中島みゆきは間宮兄弟の母親役でしたが、いくらなんでも若すぎるでしょ~と思って、調べてみたら、中島みゆきの年齢にびっくりしました・・・・・・。40代かと思ってた。それは昔の話かー。自分も年取るはずだ・・・(苦笑)。ま、それにしたって、若い母親なんですけどね。蔵さんはこの映画の中で実際の年齢よりも少し若い設定なのかなと思いますし。
中島みゆきのあの変わったしゃべり方が映画に合ってましたねぇ(笑)。

ストーリーが淡々と進むのはいいんですが、あまり意味のないシーンがあったような気がします。兄の明信はビール工場に勤めてますが、そのシーンが多すぎるような気がしました。ストーリーに特に必要じゃないような・・・。明信の日常を描くというつもりなのかもしれまんせんが、観てても別に面白くないです。
徹信は小学校の用務員をしてましたが、学校でのシーンもいらないとは思いませんが、なんか間延びしてたような気がしました。
戸田菜穂さんとの塚ちゃんのベンチでのシーン。あれちょっと可哀想だったなぁ(苦笑)。そこまで言わんでも・・・と思っちゃったり。

1日経ってレビューを書いてみると、なんだかテンション低いなぁ。昨夜が高すぎたのかぁ(笑)。

というのも、昨日、上映が終わった後、急遽、スペシャルゲストが登場し、舞台挨拶があったのです。
スペシャルゲストは森田芳光監督と佐々木蔵之介さん。二人ともラフな格好でした。上映後だったので、客からの質問も受け付けてくれたのですが、内々のシークレット舞台挨拶なので、客のためのマイクが用意できないと司会者が言ったら、「僕が行きます」と蔵さんが客席を走り回ってくれました。いい人だ(笑)。舞台から遠い席にもちゃんとマイクを持ってきてくれましたよ。
質問したら、蔵さんが近くで観れる!(相変わらずミーハーだ)と思ったのですが、質問が思いつかない(笑)。私が座っていた席の方は手を挙げた人がいなかったので、きっと挙げたら来てくれただろうなぁと思いながら帰途につきました(笑)。
この舞台挨拶の様子は公式ブログに載ってます。
間宮兄弟公式ブログ
写真ちっちゃぁい(笑)。

森田芳光監督は、結構映画を撮っていますが、評判の良い映画とそうじゃない映画の差が激しいですねぇ(苦笑)。森田監督というと思い出すのが、「そろばんずく」という映画。とんねるずと安田成美が共演した映画で、当時、映画館に観に行きました。
が、今ではすっかりストーリーは忘れました。ただなんだかハチャメチャでよく分からなかったという記憶が・・・・・・。
故・松田優作が出演した「家族ゲーム」という映画は有名ですね。むかーしTV放映で観たような記憶がありますが、断片しか思い出せません。あれも変わった映画でしたよねぇ。「模倣犯」も映画館に見に行ったのですが・・・・・・この映画の話はやめておきましょう・・・。

この映画の鑑賞券を、森田監督、佐々木蔵之介さん、塚地さんの直筆サイン入りで限定100枚で販売!と言われ、また観るかどうかも分からないのに買ってしまいました(笑)。そういうのに弱いんだよね・・・・・・
サイン入りチケットの画像はこっちのブログに載せました。

この映画の主題歌を歌っているRIP SLYMEの「Hey!Brother」が本日発売だそうです。
間宮兄弟がポエトリー・リーディングしているバージョンも収録されているそうです。ポエトリー・リーディングって(笑)。

Mr.&Mrs.スミス

2006-04-21 10:58:21 | 映画(ま行)
ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー出演。ダグ・リーマン監督作品。

運命的な出会いの末、電撃的に結婚したスミス夫妻。しかし、この2人には互いに相手に知られたくない秘密があった。実は、Mr.スミスは直感を頼りに修羅場をくぐり抜けてきた一流の殺し屋、一方のMrs.スミスも最新鋭のテクノロジーを駆使してミッションを遂行する暗殺エージェントのエースだったのだ。しかも2人は対立する組織に属していた。互いに正体を隠し結婚生活を送っていた2人だったが、ある時ついに、ミッション遂行中の現場でバッタリ出くわしてしまう。正体を知られてしまった以上、たとえ愛する人でも抹殺するのがこの世界の掟。さっそく2人は相手を始末すべく、壮絶な戦闘を開始するのだが…。(allcinema onlineより)

公開当時、観に行こうか、かなり迷って結局観に行かなかった作品でした。
この手の映画は映画館で観た方が楽しめるなぁというのが、DVDを観た後の感想。
アクション・コメディなので、銃撃戦などは迫力のある大画面で観た方が絶対に面白いですね。でもDVDで観た後だと、これに1000円とか1800円とか出すの嫌だなぁとか思ってしまうイケナイ私(苦笑)。
「コメディ」だからなんでしょうけど、全然アリティがないですねぇ(笑)。
倦怠期の夫婦が本性さらけ出して喧嘩をし、「雨降って地固まる」話しで、その喧嘩が“たまたま”お互いが殺し屋だったので、大げさになっちゃった~~みたいな印象が残ってしまいました(笑)。
それにストーリー展開が、ここまで予想通りに進む映画もあんまりないですよねぇ(苦笑)。
ブラピとアンジーが主役じゃなかったら観なかったな・・・・・・

とは言いつつ、それなりに楽しく観れました。アンジーはセクシーで魅力的ですねー。あれじゃ、ブラピが惚れるはずだわと思ったりして。
画面の中にブラピがいなくてもいいやと思うくらいでしたから(笑)。
家の中での銃撃戦は嫌というほどCMで観たので、そのシーンを待ってしまったせいか、そこに辿り着くまでの他のシーンがちょっとテンポ悪く感じてしまいました。
でも銃撃戦は面白かったので、まぁ良しとします。
ハリウッドらしい痛快娯楽映画でしたね。たぶん、しばらくしたら、内容を忘れてしまうと思いますが・・・・・・(苦笑)。