Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ムービング・ターゲット

2006-06-28 14:29:34 | 映画(ま行)
ニコラス・ツェー、エディソン・チャン、ジリアン・チョン、サイモン・ヤム、ラム・シュー、ミッシェル・ヤム、ロイ・チョウ出演。バリー・ウォン監督作品。2004年。

警察学校を卒業し、正式の警察官となったキット(ニコラス・ツェー)と親友フォン(エディソン・チャン)、そして仲間たち。だが、希望に燃えるキットの前に現れた上司チョン(サイモン・ヤム)は、幼い頃自分と母を捨てて出て行った父親だった。自分が息子であることすら知らない父への恨みを抱えたまま、部下として働くキット。一方フォンは、偶然からマフィアの恨みを買い、家族の命を人質にスパイを強要される事態に陥ってしまう。そんな矢先、キットは警察の内部調査班に転属となり、マフィアと癒着する警官を洗い出す任務を命じられるが…。

なんだかとっても観たくなる出演者が揃ってますね。さすがバリー・ウォン監督(笑)。
全体的な感想から書くと、まぁまぁ楽しめました。ニコとエヂが仲間として仲良くしているシーンとかは観てて楽しかったですね。
ストーリー的には、ニコとエヂの二人が中心で、それぞれの抱える家族の問題も描かれていました。
キットは警察官である父親に捨てられ、父に恨みを抱いているが、配属された部署の上司がその父親。最初から反発して、チョンの目を見ようとしないキット、ちょっとお子ちゃまだけど、なんだか可愛い(笑)。
上司に恨みを抱いているという設定、どこかで・・・と思ったら、「ブラック・シティ 黒白森林」でも似たような設定が。「ブラック・シティ」の場合は主人公の父親が殉職していて、父を殺したのではないかと疑っている警官が上司になる、というもの。こっちではレイモンド・ウォンとアンソニー・ウォンのコンビ。
安易っちゃ安易ですけど、分かりやすい葛藤ではありますな(笑)。
フォンの母親は、ダメなチンピラとの恋仲で、フォンは母親にもチンピラにも反発するものの、母親が幸せなら・・・と思っている。が、そこはダメなチンピラ。警官になった義理の息子を困らせるような事ばかり起こすという。そのチンピラのチャ役がラム・シュー(出た!)。
ラム・シュー、出番多かったですね。ダメダメでしたけど(笑)。フォンの母親にキスを迫るシーンに思わず「うわぁ!」と声をあげてしまったのは私だけでしょうか(笑)。

フォンは、そのチャのせいでマフィアのボスに気に入られてしまい、ハメられて警察を辞めることになります。しかもその調査をしていたのが、内部調査班に配属になったばかりのキット・・・。
ただですね。そのハメられ方がちょっと。あんなビデオだけで警察辞める事になるというのは、説得力に欠けますね。その後のフォンの生き様を考えると笑って突っ込めないですねぇ。フォンが可哀想過ぎる。警察もっとしっかりしろと言いたくなりました。ま、フォンが辞めないと話が続かないわけですが(笑)、ストーリー展開に無理があると、そこが気になってしまいます・・・。

そんなフォンと結婚するのが、キットの従妹のジリアン・チョンふんするウィンチー。ウィンチーはキットのことが好きでしたが、フォンの気持ちを知り、フォンと結婚します。
トラムでの二人のシーンは良かったですね。エヂが出演している映画ってまだそんなに観てないですが、ラブストーリーもあるのかな?エヂのラブストーリーもちょっと観てみたくなりました。この間の「恋するハニカミ」のエヂはめちゃめちゃいい感じでしたからねー。相手が鈴木杏ちゃんだったからかもしれませんが。あんな自然なエヂが見てみたいです。
ジリアン・チョンも可愛いかったですね。泣く演技が難しかったとインタビューで言ってました。

この映画、ニコとエヂのW主演でしょうか?レビューを書いてて、エヂの方がじっくり描かれているような気がしてきました(笑)。
ラストがラストなので、そう感じるのかもしれませんが・・・。
ただマフィアに身を落していくフォンには感情移入できませんでしたね。どうする事もできない、とまでは思えなかったので。

キットは母親から、父親であるチョンに銃で撃たれたと聞かされていましたが、実は誤射であり、母親の額の傷は自分でぶつけたものである、という事を、母親から告白されるシーンがあります。
あのシーンのニコの演技、良かったです。身体を震わせているニコを観て、私、ニコの演技好きかも・・・と思いました。ラストで、目に涙を浮かべて子どもに話し掛けるニコもいい。あのシーンが決定打でした。うん、ニコの演技好きです。
もともと美形は大好きだし(笑)、「トランサー 霊幻警察」の演技もいいなと思っていたのですが、ナルシストってあまり好きじゃないので(爆)、ニコのファンになることはないかな~と思っていたのですが、意外や意外、演技を好きになろうとは。彼の他の作品も観てみたいと思います。
あともう一人、重要な出演者。サイモン・ヤムですね。相変わらずシブくっていいです。最初の方で、サイモン・ヤムの髪がちょっと長くて、びっくり。いつもの短い髪型しか観た事がなかったので、最初誰だか分かりませんでした(笑)。

全体的に観て、決してつまらないストーリーではないのですが、面白い!とか、凄かった!というには、何か足りない。もしくは何かがズレているような気がします。バリー・ウォン監督の映画をそんなに観ていないので、エラそうなことは言えませんが、あるレビュー(感想)を読んでいて、「バリー・ウォン監督はストーリーの切り札を安易に切ってしまう」と書かれていて、ポンと手を打ちました。まさにそんな感じ(笑)。
構成力のある脚本家と組んで映画撮ったら、本当の意味での傑作が撮れるのでは?と思います。

梁朝偉先生、生日快樂!!

2006-06-27 00:06:16 | 俳優・女優・監督


というわけで、6月27日はトニー・レオンの誕生日です。
44歳、おめでとうございます~!!
ああ、なんかトニーの笑顔が急に浮かんできました。これからも健康で、怪我に気を付けて、楽しく素敵な日々を過ごして欲しいです。
それから、素晴らしい映画にたくさん出て欲しいです。
いつも、トニーが笑顔でいられますように。


さて。24日に、トニーファンの方達とトニーの誕生日をお祝いしました!
一次会では、上映会と称して、トニーのいろんな映像を見ました。
「インファナル・アフェア」香港愛憎版に収録されている韓国プロモーションの様子、同じく「インファナル・アフェア」のプロモーションで香港(台湾?)TV番組にアンディとトニーが出演している時の様子、「インファナル・アフェア3終極無間」の単体に収録されているトニーやアンディのインタビュー、「東京攻略」のトニーの微妙な日本語(爆)などなど……

TV番組での様子が面白かったですね。トニー、普段着でした(笑)。ジーパンにブルゾンといった出で立ちだったような。アンディはきちんとした格好をしてましたねー…
いかん、誕生日祝いのレビューだった(苦笑)。
インタビューだけではなくて、企画モノみたいなコーナーがあって、司会者含めて3人でコップが3つ。一つには醤油、あとの2つはコーヒーが入っていて、3人で3回飲み回すというもの。1回ごとに布で隠して、移動させ、また選び直すんだけど、どうやら全部に醤油が入っていたらしい(爆)。
飲む時に3人が同じ量ずつを飲まないといけないんだけど、トニーが口に含んだ後、量を飲み過ぎたと思ったらしく、口からコップに戻してた(爆)。あれ、いくらなんでも、キチャナイでしょー(大笑)。
…いかん、誕生日祝いの(略)




二次会では、トニーの誕生日を祝って乾杯!その後は食事をしながら、いろんな話をしました。が、トニーの話しって、あまりしなかったような…(爆)
映画好きな友人はいても、香港映画好きで、コアな話ができる仲間というのは、なかなかいないので、ついつい話し込んでしまいました。
時間があっという間でした。とっても楽しかった。トニーを通じて、知り合えた方達に感謝です。
御一緒した方、お疲れさまでしたー。これからもよろしく!

恋するブラジャー大作戦(仮)

2006-06-26 11:09:24 | 映画(か行)
ラウ・チンワン、ルイス・クー、カリーナ・ラウ、ジジ・リョン出演。パトリック・レオン監督作品。2001年。

女性だけで運営されてきた日本の大手下着メーカー“シス”では、“究極のブラジャー”開発のため初めて男性社員を採用することに。本社の決定に困惑する香港支社長のサマンサ(カリーナ・ラウ)とチーフデザイナーのレナ(ジジ・リョン)ではあったが、とにもかくにも多数の応募の中からウェイン(ルイス・クー)とジョニー(ラウ・チンワン)の2人が採用される。女性スタッフたちの烈々歓迎ぶりにすっかり舞い上がった2人は、仕事そっちのけでバカ騒ぎを繰り返すのだったが…。(all cinema onlineより)

公式サイト

公開初日、初回に観に行ってきました~。
予想通り、かなり笑わせてもらいました。香港では続編が作られる程、大ヒットしたそうですね。この手のバカコメディが大ヒットする香港って、やっぱりステキ(笑)。

日本の大手下着メーカーの香港支局での話し、という設定なので、冒頭の日本での会議?にサマンサが出席。日本人の社長との会話で、サマンサは広東語、社長は日本語、でもなぜか言葉が通じている様子。出たよー、と、もうここから笑いが込み上げる私(笑)。
男性社員を起用することになり、サマンサが面接をするんだけど、面接に来る人達がまた変なのばっかり。後で知ったけど、あの長髪のオタクみたいな人はウィン・シャだったそうで(爆)。
採用されたウェインとジョニーは女性社員に大歓迎されて、仕事そっちのけでバカ騒ぎするわ、そのせいで、現在売っているすべてのブラを買いに行くはめになるわ、適当にノリで作ったブラの試作品を徹底的にダメ出しされるわで、もうドタバタ(笑)。
そして、一番笑ったのが、レナのブラジャーの正しい付け方指導。ウェインはパットを入れて、ジョニーは水風船を入れて(笑)、実際にブラをつけるんですが、当然、うまくつけられない。あれ、演技じゃないですね。素だと思います、素(爆)。ジジ・リョンも指導しながら、素で笑ってるし、あのシーンが一番おかしかった。今、思い出してもおかしい(笑)。
その後も二人はブラをつけたまま、ジムでトレーニングやったり、エクササイズやったりして、笑えます。

ウェインとレナの恋、ジョニーとサマンサの恋も、まぁ突飛なシーンもありましたが、コメディと思えば許せるし、ラウチンが座布団1枚持って、裸で社内をうろうろするシーンやズボンを下ろして告白するシーンは吹き出しました。あの場所、新宿か渋谷あたりだったような(笑)。
ただ笑えるだけじゃなく、意外とストーリーもしっかりしているので、見応えはありましたよ。時間も111分と思っていたより長めでした。
ルイス・クーはいつもより色が白かったような気がしたのは私だけでしょうか(爆)。顔を焼くシーンが出てきましたけど(笑)。

上の出演者であげた以外にも、カレン・モクがウェインの元彼女役で出ていたり、レナが片思いしている男にはスティーブン・フォンが出てました。巨乳好きという設定で(爆)。
吉岡美穂は、日本支社の専属モデルとして出ていましたが、ほぼ裸のような姿で、ポカーンとしてしまいました。しかもそのシーンだけの出演。あんな使われ方、ちょっと可哀想な気も(苦笑)。

公開初日の初回という事で、香港映画好きとか、出演者のファンとかがいたのかな~と思いましたが、大笑いしている人は少なかったような。
どちらかというと、女性の方が素直に笑えるかも、というのが見た感想です。

この映画を見た後、新宿でトニーファンの方たちと誕生日祝いオフ会をしてきましたー。
その時の話しはまた書きます。

M:i:3 ミッション・インポッシブル3(試写会)

2006-06-22 11:24:29 | 映画(あ行)
トム・クルーズ、ヴィング・レイムス、ケリー・ラッセル、ローレンス・フィッシュバーン、フィリップ・シーモア・ホフマン、サイモン・ペッグ、ビリー・クラダップ、ミシェル・モナハン、マギーQ出演。J・J エイブラムス監督作品。

超一流のスパイとして活躍したIMFのエージェント、イーサン・ハント。現在は引退し、教官として優秀なスパイの育成に務めていた。私生活でもフィアンセの看護士ジュリアとの結婚を控え、充実の日々を送っていた。そんなある日、イーサンのもとにIMFから新たなミッションが届く。教え子である女性エージェント、リンジーが悪の組織に拘束されてしまったのだ。さっそく同僚と共に救出へ向かうイーサン。やがてそんな彼の前に、国際的な闇ブローカー、オーウェン・デイヴィアンが立ちはだかる…。(allcinema onlineより)

公式サイト

ジャパン・プレミアではなく、文京シビックホールでの試写会で観てきました。昨日は新幹線でのファンミーティングの後、大阪で舞台挨拶があったそうですね。
一度でいいから生トム・クルーズ見てみたいわ~。あのファンサービスは羨ましい限りです。高校生の頃はトムが好きだったのにな~~~(笑)。
もちろん、今でも嫌いになったわけではなく・・・顔が全然老けないんだよね、トムって。あのハンサム顔にはいつも感服です。ブラピより、レオ様より、ジョニデより、顔は好きなタイプですねぇ。
今朝のめざましTVで新幹線ファンミーティングの様子をやっていたので、見ました。あの調子で150人と交流したのかしら・・・スターって大変(苦笑)。
確かあれって抽選だけで無料だったような?違ったかな?新幹線を貸しきるのに3000万かかったとか言ってたけど、トムの自己負担?配給会社が出してるのかな??
私の好きな俳優はどの人もファンミーティングなんて、やりそうもなくて・・・キーファーはロスで「24」関連のイベントは1回やってるんだっけ。日本でもやってくれ(笑)

映画は面白かったです。2時間6分飽きずに楽しめましたよ。ハラハラドキドキするシーンはあるし、アクションシーンも凄い迫力。目の前でミサイルが飛び交うってどうよ(笑)。
イーサン・ハントの本気モードのラブが盛り込まれているし、てんこ盛り状態です。
この手の映画はやっぱり映画館でど迫力の映像と音楽で見るのがいいでしょうね。DVDで冷静に観ているとアラが見えてきそうな気がします(笑)。
変装などのお約束アリ、裏切り者アリのいつものパターンではありますが、一気に見せてしまう手法は凄いですね。
中身が濃いかどうかは別として・・・・・・。

以下、ネタばれも含みます。
ストーリーの中で一番気になったのが、”ラビットフット”をどうやって盗んだのかという事(爆)。あと残り時間2分、で仲間たちがヒヤヒヤしているシーンを映し、イーサンの「手に入れた!」のセリフだけで済ませていいのか????フィアンセを救い出す事がメインになっちゃって、スパイとしての仕事ぶりが見れないのはどうかと・・・
結局、”ラビットフット”がなんなのかは明かされないしね。ま、それはどうでもいいかと思ったけれど。
ラストのおいしいところをフィアンセが持っていくというのは、びっくりでした。それがOKかどうかは別として・・・
友達が頭の中の爆弾の後遺症はないのかと、しきりに気にしてました(笑)。

イーサン・ハントの大活躍とフィアンセ救出がメインなので、仲間の影が薄かったような気がしますが、これっていつもそうだっけ?一度も名前を呼ばれなかった仲間がいたような。私が気付かなかっただけかもしれませんが。

このシリーズ、1はよくTVでもやっていて、何度か見ているので、ストーリーを思い出せるのですが、Mi:2はストーリーが思い出せません。1とごっちゃになっている可能性もありますが・・・冒頭のシーンくらいしか思い出せない~。ミッション中に、汗がポタリと落ちそうになったのを手のひらで受け止める、というシーンは1でしたっけ、2でしたっけ??
2はジョン・ウー監督ですよね。2丁拳銃だったとか鳩飛んでたとか、アクションが凄かったとか、レビューでチラリと見たのですが、それでも思い出せません(笑)。TVで放送しないかな~~。

今回の来日で4を撮る時に、東京を1週間貸して欲しいと大臣に言ったとか(笑)。
東京タワーによじ登るトムとか、皇居のお堀で泳ぐトムとか、武道館が大爆発したりとか、見てみたいな~(笑)

カーズ(試写会)

2006-06-21 10:14:03 | アニメ・バラエティ(映画・TV)
声の出演:オーウェン・ウィルソン、ポール・ニューマン、ボニー・ハント、ラリー・ザ・ケイブル・ガイ、チーチ・マリン他。ジョン・ラセター監督作品。

そこは、クルマたちが人間と同じように生活している<クルマの世界>。ピストン・カップの若き天才レーサー、ライトニング・マックイーン。自己中心的な性格が玉にキズの彼は、レース会場への移動中にふとした事故から小さな田舎町“ラジエーター・スプリングス”に迷い込んでしまう。いまや地図からも消えてしまったその町には、オンボロ・レッカー車のメーターをはじめ、見るからに風変わりな住民たちばかり。思いがけずこの町に足止めをくらってしまい、早くレース会場に戻らねばと焦るマックイーン。しかし、のんびりとした時間が流れるこの町で、奇妙なクルマたちと一緒に過ごすうち、マックイーンの心にも少しずつ変化が見え始める。(allcinema onlineより)

公式サイト

「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」のピクサー社がクルマの世界を舞台に描く冒険ファンタジー・・・という事で、試写会に行って来ました。この手のアニメ映画は劇場には観に行かないですが、上記のどちらの映画もDVDで鑑賞済みです。
友人の話しだと、今迄で一番、人間味があるらしいという事でどんな映画かな~と思って見ました。
まぁ、ストーリーは定石通りといった所ですが(というか、この手のアニメで定石外しちゃダメだし)アニメは観ていて楽しいのがいいですね。つい顔がほころんでしまいます。
車たちの表情がとてもいいし、見終わった後、温かい気持ちになります。小学生以上の子どもなら、十分分かると思います。今回の試写会は字幕だったので、ちょっと大変だったと思いますが・・・幼児さんや乳幼児を連れている人もいて(幼児さんとそのお母さんは3回くらい出たり入ったりしてましたね・・・)、ちょっと?だったのですが、思っていた程大騒ぎにはならず、普通に見れました(笑)。夜の試写会に子ども連れてくるのは、子どもが可哀想・・・と思ってしまいますが。

レース中の音楽がかっこいいですね。印象に残りました。冒頭からレースのシーンでなかなか面白かったのですが、レースが終わり、カリフォルニアに移動~というシーンになったとたんに眠気が襲ってきて、しばらく熟睡してしまいました(爆)。疲れてたという認識はなかったんですけど、どうにも眠気に勝てず、意識が戻った時には、カリフォルニアに向かっていた主人公のマックィーンがど田舎で、足止めをくらい、なぜか町の道の舗装をしなければならないというシチュエーションになっていて????でした(苦笑)。まぁでも大丈夫でしたけど(笑)。
町の車たちとの交流もいい感じだし、クライマックスのレースシーンでは不覚にも涙してしまいました(←結構感情移入してたらしい・笑)。

私はメーターのキャラが好きだな~~。トラクターが次々とひっくり返るシーンでは、思わず笑ってしまいました。
あと、ドックの声は、ポール・ニューマンだったのですね!観てる時から、シブい声だなぁと思ってました。

自分の好みから言うと、「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」方が好きですが、この映画も十分楽しめましたよ。

星願 ~あなたにもういちど~

2006-06-20 11:47:03 | 映画(さ行)
リッチー・レン、セシリア・チャン、ウィリアム・ソー、エリック・ツァン、シャーレン・タン出演。ジングル・マ監督作品。

目が見えず、口も聞けないという二重苦にもかかわらず、明るいキャラクターで人気者だった青年オニオン(リッチー・レン)は、不慮の事故でこの世を去ってしまう。しかし神様の計らいで5日間だけ地上に戻ることを許された彼は、生前恋していた看護婦のオータム(セシリア・チャン)に自分の想いを告げようとするのだが……。(amazonレビューより)

99年の作品ですか・・・。セシを見た瞬間、あれ、セシってこんな顔してたっけ・・・?と思ったんですが。
顔というか、目ですね。今の化粧と違うからかなと思って、今、画像を検索して見てみたんですが、こりゃ化粧じゃないですね。まぁ今、とても綺麗で可愛いので、いいんじゃないですかね。(以下自粛)

リッチー・レンは「ブレイキング・ニュース」で見ました。あの時は短髪&悪役でかっこよかったですが、この映画ではちょっと長めの髪で、障害者の役。でも明るくて、セシ演じるオータムに恋する可愛い青年でした。
始まり方とかは悪くなかったんですが、ストーリーが進むうちに、やっぱり定番のラブストーリーだなぁとちょっと客観的に見始めてしまったのですが、中盤くらいから、涙が出っぱなしでした(苦笑)。
こういうのは、一度泣いてしまうと、次にちょっと涙腺緩むようなシーンが来るとまたすぐ泣くといった感じになってしまうので、そのままラストまでほとんど泣き通しでした。疲れた・・・(泣笑)。

セシは、「喜劇王」に続き、2作目の映画出演だそうですが、演技はとても2作目に見えませんね。上手いです。泣きながら、自問自答するシーンなんて、秀逸でした。リッチー・レンの演技も自然でよかったです。
でも一番良かったのはエリック・ツァンかな~。キャラもいいですが、やっぱりシブい演技にグっときました。地上の世界に戻ったリッチー演じるオニオンは、地上の人にはオニオンとは別人に見えるはずなのに、塩レモンソーダ(でしたっけ?)が好きだったり、それを一気飲みする癖などで、彼がオニオンである事を察するくだりとか、好きですね~~。
塩レモンソーダや、サックスなどの小道具も上手く使われてましたね。実はサックスを吹いていたのはオニオンだったと分かるシーンあたりで、サクっと終わるかと思いましたが、その後がちょっと長く感じてしまいました。
ただ、「一緒に星を見る」というがキーワードになっているので、仕方がないと思いますが・・・
オニオンの去り方はまさにファンタジーでしたが、実は私はああいう映像が好きじゃなくて・・・違う方法をちょっと期待したのですが、ダメでした・・・(苦笑)。
振り向いたら、いなかった、とかね。ちょっと話が逸れますが、前クールでの「神はサイコロを振らない」というドラマでは、振り向いたらいない、という方法を使ってました。特に大好きなドラマではなかったですが、あのシーンは良かった。

素直に泣けるいい映画だと思いますが、私は一緒に借りた「トランサー 霊幻警察」の方が好きだな・・・(^^;

「恋する惑星」「天使の涙」in ウォン・カーウァイNIGHT

2006-06-19 11:58:33 | 本・雑誌、その他雑記
ウォン・カーウァイDVDコレクション発売記念イベントとして、6月17日(土)24:00からのウォン・カーウァイNIGHTがあり、行って来ました。

予想以上にお客さんがいましたね。半分以上は席が埋まってたと思います。
「天使の涙」は劇場で観たのですが、「恋する惑星」は劇場で観るのが初めて。
トニー&フェイ・ウォン編の方では大きいスクリーンにドアップに映るトニーの顔を見て、一人できゃぁきゃぁ興奮してました。いや、心の中でですが(笑)。そして、制服フェチを確認する、と(笑)。トニーもフェイ・ウォンも若いですが、何より金城くんの若さに改めてポカーン(笑)。役の中では25歳という設定のようですが、実際には20歳くらいのはず。髪が短いし、可愛かったです。
金城&ブリジット・リン編の方は、DVDで観た時よりももっと、カメラワークが凄いことになってるような気がしました。ずーっと観てると酔う(苦笑)。
二つの映画の上映の休憩時間に、DVD BOXを1名様にプレゼント!の抽選会がありました。当たっても・・・注文してるしねぇ。当然当たりませんでしたが(笑)。

「天使の涙」はDVDでも劇場でも観たので、もう特に書く事はないのですが、今回気付いたのは、バイクに乗っている時、役者の髪がなびいてない(爆)。
あんなに長い髪がビクともしないというのは・・・しかし、今迄それに気付かなかった私もどうだろう(笑)。
あと、やっぱり音楽がいいなぁ。「天使の涙」のサントラだけレンタルがないのです。買うしかないかな~
マズそう~に食べてるミッシェル・リーも美しかったです(笑)。

今週末にDVDが発売ですね。特典映像が楽しみです。

トランサー 霊幻警察

2006-06-19 11:34:51 | 映画(た行)
ニコラス・ツェー、スティーブン・フォン、サム・リー、アレックス・フォン(方力信)、ロー・カーイン、レイン・リー、ダニエル・グラハム出演。ウィルソン・イップ監督作品。

悪霊によって不可解な事件が頻発している香港。そんな事件には香港警察の特殊部門“2002”が捜査にあたっていた。この課には刑事ヤウ(ニコラス・ツェー)が人間としてただ一人配属されている。彼は強い霊感を持ち、その力を最大限に活用するためこの任務に就いたが、一方で心を通わせた人間を不幸にしてしまう運命も背負っていた。彼の相棒はかつてのパートナー、サム(サム・リー)の霊。ヤウのミスによって殉職してしまった後もヤウを支え続けていたが、ついに輪廻転生によって人間に生まれ変わり、ヤウのもとを去ってしまう。やがて、新しい相棒として霊感の強い人間の警官フォン(スティーブン・フォン)がやってくる…。(allcinema onlineより)

これと一緒に「星願 あなたにもういちど」を一緒に借りました。んで、「星願~」は泣くだろうと思ったので、こっちの映画を先に見たんですが・・・まさか、こっちの映画で泣くとは(苦笑)。しかも2回も(^^;
正直、あまり期待してなかったのですが、予想以上に楽しめました。何がいいって、ニコラス・ツェーがいいです。かっこいいし、演技もいい。
ニコは、「PROMISE 無極」「香港国際警察/NEW POLICE STORY」で見たのですが、「PROMISE~」では例の指差し棒に気をとられ、演技うんぬんはあまり観てなかったような(汗)。「香港国際警察~」では、もちろん演技下手とは思いませんでしたが、演技に関してはダニエル・ウーの方に目が行きました。
黒い皮のコート(制服?)を着こなし、嫌味に見えないのがいいです(笑)。ちょっとマトリックス入ってるのか?(今、気付いた)

ストーリーに関しては、公式サイトストーリーを見ると、ほとんど分かります(笑)。
ストーリーも予想以上に面白かったです。火鬼、水鬼とか、ちょっとありきたりな感じがしなくもないですが、主人公であるニコが演じるヤウのキャラがとても良かったです。霊感が強い代わりに、関わった人間を不幸にしてしまうというヤウの孤独感が凄く伝わってきました。これ、演技でやっているのか、自然にそう見えたのか・・・。孤独の似合う男、ニコラス・ツェー(笑)。
陰陽道とはいえ、武器などは”現形水”や”魂滅銃”、”接触グローブ”など現代的でした。なので、あんまり陰陽道っぽくないです。ロー・カーイン演じるチャンが一度、何かを唱えているのを観たような気はしますが。

ウィルソン・イップ監督の映画は「SPL 狼よ、静かに死ね(原題 殺破狼)」「スパイチーム」を観てますが、「スパイチーム」みたいなのを撮るのが好きな監督が撮りそうな映画ではありますね。「SPL~」はまた全然赴きの違う映画でした。

私が泣いてしまったエピソードは病院での母子のシーン。ヤウは悪霊退治と、良い霊の力になる仕事をしてました。凄くいいシーンでしたよ。
もう一つはヤウの魂が身体から離れてしまった後、ダニエルに告白するシーン。ニコの瞳がうるうるしてて(しかも水もしたたるいい男って感じだし・笑)、あれは演技なんでしょうか、それとも素?(笑)。話してる内容はストーカーチックなのに(爆)、なぜか泣けてしまいました。

スティーブン・フォンやアレックス・フォン(方力信)とのアクション・シーンもなかなかよかったですが、ワイヤーで釣られてる時のアクションポーズとその後のシーンの繋がりがなんか違うぞ(笑)という時もあって、うーん・・・と思う事もあり・・・プールのシーンとかも凄いんですけどねぇ。ちょっと分かりにくかった。面白かったのに文句ばっかりですが(苦笑)。
もう一つ文句言うとすれば、ラストですね(笑)。香港映画らしからぬラストシーンで、なんで???なんで生きてるの???みたいな(笑)。
続編を作れそうな終わり方でした。

サム・リーはあっという間にいなくなって寂しかったです。しかし、輪廻転生したんだよ、という説明のあのシーンは必要なのか??(笑)あんなシーンにCG使って金かけなくても・・・(^^;

スティーブン・フォンは・・・出演作品を初めて観たようです。なんで顔知ってるんだろ(笑)。監督作品「エンタ―・ザ・フェニックス」「ドラゴン・プロジェクト」が六本木シネマートで上映中です。今週くらいまでかな?観に行く気まんまんだったのですが、最近、試写会が多くて、それ以外に映画を観に行く気があまり起きない・・・(苦笑)
スティーブン・フォンで一番印象に残ったのは、火鬼に惑わされているシーンで色気を使ってくる火鬼を見る目がニヤけてた(笑)。あれ観て吹き出しました(大笑)。
ロー・カーインはいい味出してましたね。ラストの水鬼とヤウの闘いの時にサクサクっと武器を作る姿が頼もしかった(笑)。黒皮のコートと黒サングラスで、こちらもまさしくマトリックス風。じーさん版って感じ(笑)。

ニコとスティーブン、サム・リーが同じく共演している映画で「ジェネシックス・コップ」というのがあるそうですが、面白いのかなぁ・・・。
ウィルソン・イップ監督の「OVER SUMMER 爆裂刑警」は観てみようかなと思ってます。

トニーオフ会 最終告知

2006-06-18 23:06:07 | 本・雑誌、その他雑記
トニー・レオンのファンの皆様、こんにちは(笑)。
前回、オフ会をやりますよ~という告知をしましたが、日程等を決定しましたので、お知らせします。

6/24(土)
待合場所/新宿駅/16:00
一次会/DVD上映会(パセラ新宿店)/16:00~18:00
二次会/食事会(未定・中華を予定)/19:00~

少人数で細々とやる予定です(笑)。初めて会う方もいますので、みんなが友達同士のところへ入っていくのは不安・・・と思っている方も大丈夫ですよ!
行ってみたいな~という方、メール下さい。
予約をするつもりなので、早めに連絡を下さいね。
アドレスはhi-chan_2005@mail.goo.ne.jpです。
メールする時は@を半角に変えて下さい。

バルトの楽園(がくえん)(試写会)

2006-06-14 11:30:25 | 映画(は行)
松平健、ブルーノ・ガンツ、高島礼子、阿部寛、國村隼、大後寿々花

第一次世界大戦中の1914年、日本はドイツ軍の極東根拠地である中国の青島を攻略、ドイツ兵4700人は捕虜として日本へ送還され、各地の俘虜収容所へと振り分けられた。1917年、劣悪な久留米収容所で2年間を過ごしたドイツ人捕虜たちは、収容所の統合により徳島県鳴門市にある板東俘虜収容所に移送される。再び地獄の日々を覚悟していた彼らだったが、意外にも同収容所を監督する松江豊寿所長は、捕虜たちには人間的な生活が保障されなければならないとの考えの下、彼らに対して寛容な待遇で接するのだった。(allcinema onlineより)

公式サイト

誘われて試写会に行ってきました。いい映画でしたが、私が好きなタイプの映画ではなく、レビューを書くのどうしようかと思うくらいでした(苦笑)。
決して、映画の出来が悪いとか、そういう事ではないので、あしからず。
マツケンが演じた所長は凄くいい人でしたが、あんな人いないよな~となぜかあまりリアリティがないというか、私は首をかしげてしまいました。ただマツケンの存在感は凄いですね。威厳があるし、体格のせいもあるでしょうが(笑)。
ブルーノ・ガンツは「ヒトラー ~最期の12日間~」でヒトラー役をやった人ですが、別人のようです(笑)。ヒトラーはあまりにも似すぎてた(苦笑)。
でも渋くてかっこいいですね。結構年配の人に見えましたが、ヒトラーの時はもう少し若く見えました。これも演出でしょうか。
冒頭は、板東英二のセリフのヘタさに呆然として、こりゃマズイかも、と思ったのですが、出てきたのは最初くらいだったんで、問題ありませんでした(苦笑)。
高島礼子さんは、相変わらず綺麗ですねぇ。着物が似合います。志を役の子は、「SAYURI」に出ていた子じゃないでしょうか。って未見なんですが(笑)。可愛いし、存在感がありますね。あ、「北の零年」にも出てたっけ。
ラストの第九はさすがに圧巻でした。が、あの人数であんなに凄い演奏にはならないだろ、とツッコミたくなってしまって・・・(苦笑)。
エンドロールでは、実際の第九の演奏会(コンサート?)の映像が流れてて、観客も圧倒され、ほとんどの人が席を立ちませんでした。

ところで、この映画、タイトルがうろ覚えで「バルトの楽園(らくえん)」なのか「バルトの楽団」なのか、どっちだっけ?と思ったら「バルトの楽園」で、楽園はがくえんと読むそうです。