Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

パッション

2005-07-29 16:01:20 | 映画(は行)
ジム・ガヴィーゼル、マヤ・モルゲンステルン、モニカ・ベルッチ出演。メル・ギブソン監督作品。

紀元前1世紀のエルサレム。十二使徒の1人であるユダ(ルカ・リオネッロ)の裏切りによって大司祭カイアファ(マッティア・スブラージア)の兵に捕らえられたイエス(ジム・カヴィーゼル)は、救世主を主張する冒涜者として拷問され始める。(ヤフーレビューより)

正直、全く興味のない映画でしたが、かなり話題になったので、ネタとして観る事にしました。
観終わって、最初の感想は、この映画、作る意味あるのかな・・・でした。
私はキリスト教徒ではないので、キリストには興味がないし、拷問シーンも十字架に磔も、むごくて残虐なシーンを見せ付けられて苦痛なだけ。
史実に忠実に作ってあるという事なので、実際そういう記録があるのでしょうが、裏切り者のユダが、あんなに早く死んじゃっていいんでしょうか・・・ユダが、キリストが拷問を受けている所を見て、苦しむのかと思っていたので・・・

とまぁ、あまり観た意味なかったな、と今さっきまで思っていたのですが、このレビューを書くに当たって、他のところのレビューを読んで、そういえば、と思いました。
十字架に磔にするのを決めた総督は、民衆の声に押されて、そういう裁決を下してました。
総督自身も、キリストに罪があると思っていないのにもかかわらず、です。
何が恐ろしいって民衆が恐ろしい。1人だけ何か言っても、たいしたことないはずなのに、大勢集まると、平気で1人の人を死に追いやることができる・・・
メル・ギブソンがその恐ろしさをこの映画で訴えたかったとしたら(それだけじゃないとしても)、それはあっぱれですな。
残虐なシーンにばかり意識が行って、それに気付かない自分も・・・まだまだ精進が足りませんねぇ。

でも、2回観たい映画じゃないし、DVD買いたい映画でもないなぁ。


亡国のイージス ジャパンプレミア試写会

2005-07-28 14:20:15 | 映画(は行)
毎度お騒がせしております(笑)。「亡国のイージス祭り」でございます。
ジャパンプレミア行って来ました。
朝から細かい確認作業の仕事とかが入ったせいもあり、朝からずっとテンパってました…。
会場について、友人と会えて、中に入って、レッドカーペット見て・・・とあっという間でした。
レッドカーペットあんまりちゃんと見れなくて、ヤフーの動画の方がちゃんと観れる(笑)。
これ、舞台挨拶も見れますよ。

中井さんの白いスーツ姿がステキでしたね。
白といえば、トニーの白いタキシードを思い出しますが(笑)。
いい男は白が似合うのさ。

真田さん、動画でも見れると思いますが、本当に感無量といった感じでした。こっちも涙ぐみそうになりましたよ(苦笑)。
私はただ1年楽しみにしてただけで、何をやったわけでもないんですけど、ジャパンプレミアを無事に迎えられて良かったねと思いました。
豪華キャストがステージに上がりましたが、最初は吉田さん、安藤くん、谷原さん、豊原さん、勝地くん、ミンソちゃんはステージにいなくて、客席に座ってました。
司会者に呼ばれて、ステージに上がってましたね。
これが5時間前に考えたという演出ですかね。近くにいたお客さん羨ましいなぁ。吉田さんは、お客さんと握手してるのが見えました(笑)。

フォトセッションの後、みんなでカーテンコールみたいに手を繋いで万歳してました。
映画、ヒットするといいなぁ。ちょっとでも興味がある方、ぜひ観て欲しいです。

映画は私は2回目でしたが、前回よりも余裕を持って、観る事が出来ました。原作者の福井さんもおっしゃってましたが、原作を読んでいる人は、1回目はどうしても確認作業になってしまうんですね。あのシーンがない、とか、設定がこう変わってるんだ、とか。今回は、余裕があったせいか、主要4人のここぞというセリフで涙が出ました。

でもやっぱり前回同様いいと思ったのは、中井さんですね。あのセリフの言い方、まさにあのキャラクターのイメージ通り。公開前ですが、私から助演男優賞をあげたい。私からもらっても嬉しくないでしょうけど(笑)。
そういえば、舞台挨拶で「ワケあって、役名は明かせませんが」と言ってました。もう遅いよ~!と突っ込んじゃいました(笑)。
ステキなヨン様でしたよ(大笑)。
あと、音楽が凄く良かったですね。家に帰ってきてからも、あの音楽が身体から抜けませんでした。

安藤くんの話はこちらで(笑)。

ブログ枠で指定券と引き換えた時、ブログのスタッフの人に挨拶できるかなと思って聞いてみたのですが、「関係者ですか?」と聞かれ、あわてて否定し、忙しいならいいです、と結局会えませんでした。
が、上映終了後、P氏はじめ、ブログのスタッフの方が集まっている所があって、こっそり覗き、どの方が夜行性ペンギンさんなのか、見てきました(笑)。
とても可愛い方でした。
P氏がすごく嬉しそうにしているのが印象的でした。

結局ほとんど公式ブログに書き込みしなかったのですが、さすがに挨拶をしてきた方がいいかなと思ってます。ええ。
HNが違うんですが(笑)、ブログが終了するまでには挨拶のコメントを書こうと思います。

次回、鑑賞予定-――7月30日初日(not舞台挨拶)。試写2回観て、また初日行くのかよ(笑)と自分ツッコミ。


オーシャンズ12

2005-07-26 10:09:52 | 映画(あ行)
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演。スティーブン・ソダーバーグ監督作品。

3年前カジノから大金をまんまとせしめたオーシャン(ジョージ・クルーニー)とその仲間たちだったが、金を奪われたベネディクト(アンディ・ガルシア)の怒りはおさまっていなかった。「1億6,000万ドルに利子をつけて返済しなければ命はない」と迫り、オーシャンたちは金を準備するためにヨーロッパへ飛ぶ。(ヤフーレビューより)

これ、ジャパン・プレミアに行きたかったのよねー。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンが来てたでしょ。でも当たらなかった(苦笑)。
しかも映画は観に行かなかった(爆)。映画じゃなくて俳優に興味があることがバレバレ・・・
あ、でも「オーシャンズ11」は結構好きでしたよ。フォローになってるかしら(笑)。

今回もキャストが豪華。ただストーリーは「オーシャンズ11」の方が面白かったかなー。
ベネディクトからお金を返すように脅されても、あんまり怖がっているように見えないし、追い込まれているようにも感じない。ラスティの車が爆発した時、「Ha!」とか言って、あまり怖がってないし(笑)。いや、驚いてはいると思うけど。でもそのコミカルさがおかしいし、この映画のテイストなんだろうから、それを責めてるわけではないですよ。あんまりブラッド・ピットのコミカルな演技って見た記憶ないし。
マット・デイモン扮するライナスが可愛い。まだまだダニーたちには追いついてないお子ちゃまな感じ。

この映画で一番面白かったのは、ジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツのフリをした事(笑)。しかも本物のブルース・ウィリスが出てきちゃって、大笑い。
でもジュリア自体は、好きな女優さんではないんですが(苦笑)。

そして、ラストのオチはどうなんでしょう。あれは反則じゃないのか~?見終わって、なんか釈然としませんでしたよ。
まぁ、深く考える映画でもないし、楽しめればいいかな、と。
次回作があるのかどうか知らないけれど、次は日本で撮影するとか、リップサービスしてたみたいですねー。
もし本当にやるなら、撮影してるところを観に行きたいな~


亡国のイージス ジャパン・プレミア試写会に行きます…

2005-07-25 21:21:20 | 映画(は行)
当たりました…とこっそり御報告。(だからここに書いたら、ちっともこっそりじゃないっつーの)
当たりましたというか、選んで頂いたというか…ブログ枠なんです。書き込み、ほとんどしてないんですが…
一生懸命アピールしたのが、良かったのでしょうか(笑)ハガキにちっこい文字でこれでもか、と意気込みを書いてみました。
いやもう、こっちも必死ですから。初日舞台挨拶に安藤くん来ない事が分かって、生で観るには、ジャパン・プレミアに行くしかなくなってしまって…
関係者の皆様、ありがとうございました。

安藤くんはじめ、役者の皆様の舞台挨拶と、映画をしっかり観て来ます。

※のりさん。観てないかもしれませんが、ジャパン・プレミア、行ける事になりましたよ!

雑誌貧乏

2005-07-25 20:59:13 | 本・雑誌、その他雑記
そんな言葉はないですが(笑)。嫌な言葉だねぇ(苦笑)。
「DVDでーた」を買いました。
表紙はキーファーで、「24」シーズン4の特集です。今号だけで終わらず、11月のリリース終了まで続くんだってさ。ずっと買えってことですか、そうですか。
表紙になったら買わないわけにいかんでしょ、やっぱり(泣)。

そういえば、さっき、カロリーメイトの「ジャック・バウアー追跡篇」、別名「高校生に囲まれるジャック・バウアー篇」のCM初めて観ました。
キーファー嬉しそうですねー(笑)

最近、「TV Taro」や「TV navi」などの雑誌も買ってて、まさに部屋の中雑誌だらけ。うほ。
「TV~」の方は「亡国のイージス」関係。どっちも安藤くんのインタビュー載ってるんです。
「TV navi」の特別付録はかなり読みごたえがありましたよ。
それ以外にも、安藤くんが載ってる雑誌、ほぼ買ってますしねー。
雑誌、一冊は安いけど(高いのもありますが)、たくさん買えばそれなりに散財。給料前なんですけどねー(苦笑)。

そうだ。今日観た「TOKYO HEADLINE」のフリーペーパーで中井貴一さんがインタビュー受けてました。Webにもそのうち載ると思うので、忘れなければアップしましょ。日本人の誇りについて語ってました。

映画パンフレット

2005-07-25 11:50:32 | 本・雑誌、その他雑記
昨日、先ほどアップした「スターウォーズ エピソード3」を観るために出かけたのですが、実は映画はついでで(笑)、その映画館の近くでやっていた「大古本市」がメインでした。
映画鑑賞終了後に行ってみたのですが、「大」かどうかは別にして、本当に古本ばかりでした(笑)。
私のお目当ては映画のパンフレット。
一番の目的はトニーが出演した映画のパンフレットそれもウォン・カーウァイ監督作品の「花様年華」とか「2046」とかがないかなーと。
が。古本市ですから。比較的新しい、この作品のはありませんでした(大笑)。
すんごく古い映画のパンフレットとかが続々出てきて、ある意味凄いわ、と思ったんですけど。何があるのか全部見たんですが1時間以上かかりました。

今回ゲットしたのは「HERO」(見つけた時、心の中で小躍りしました)と「ヤングガン」の二つ。
「HERO」はトニー出演、「ヤングガン」はキーファー出演の映画です。
実は他にも「キッズ・リターン」(安藤)や「ファイディング・ラブ」(トニー)、「チャイニーズ・ゴーストストーリー3」(トニー)「ロスト・ボーイ」(キーファー)「ア・フュ-・グットメン」(キーファー)「スタンド・バイ・ミー」(キーファー)などを見つけましたが、「キッズ~」と「チャイニーズ~」はややお高めで断念。「ファイティング・ラブ」と「ロスト~」はあまり好きな映画じゃない(苦笑)。「ア・フュー~」や「スタンド~」はちょい役なので。
レスリー出演の「チャイニーズ・ゴーストストーリー」も見つけましたが、4000円台で驚きました。レアものなのかしら…
ウォン・カーウァイ作品のパンフは一つもありませんでした(笑)。
やはりオークションで探すしかないのかしらー。送料がもったいなくてね。レアものが手に入るのはいいのだけど。
と言いつつ、結構オークションで散財してるので、ちょっと財布のヒモを締めることにします。(いつまで続くか分からないけど)

話変わりますが、トラックバック、ちょっと放置してます。すみません。すでに放置してから10個以上になっているので、どこにTBしてもらったのか、家のPCでメールボックスを見ないと分かりません。なので、もうちょっと放置(汗)。コメント頂いたものには、レスしますし、コメントと共にTBしてくださった方にはできるだけ早くTB返しもします。
実はもうTBしなくていいのに…という映画もあったりするんですが(爆)


スターウォーズ エピソード3

2005-07-25 11:12:58 | 映画(さ行)
ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセン、ナタリー・ポートマン出演。ジョージ・ルーカス監督作品。

公式サイト
スターウォーズジャパン

観てきましたー!シリーズ最高傑作(?)との呼び声高い「エピソード3」。
詳しいストーリーなどは、公式サイトをご覧下さい。
また、この映画は、ファンの方がたっくさんいらっしゃると思いますので、そちらを参考にして下さい(他人まかせ)。

今、ふと思ったのですが、スターウォーズシリーズ、劇場で観たの、初めてかも(爆)。
「エピソード1」を劇場で観たような記憶があるようなないような(苦笑)。どうも、「ロード・オブ・ザ・リング」と混同しているようです(汗)。
「ロード・オブ・ザ・リング」は1を劇場で、2はDVD、3を劇場で観ました。
「エピソード2」はDVDを観て、「ええーここで終わりぃ~~~ぶーぶー」と文句を言った記憶があるので(笑)、家で観たことは確かなんですが…
28年前に上映されたという「スターウォーズ4~6」は当然、家で、しかもTV放映で観てました(笑)いったい何度目の放映なんだろうというのを観た気がしますが。
4を観た時、まだ子どもで、しかもTV放映なので、当然吹替えで観たので、C-3POの声は、吹替えの声なんですー。英語をしゃべるC-3POは私の中のC-3POじゃない!(大笑)
それはさておき、4の放映をテレビから1、2メートルくらいしか離れていない位置で、かじりついて観た私は、今回の映画のオープニングで「はるか昔、銀河系のかなたで…」(こんな感じ?違ってたらごめんなさい)という字幕とオープニング曲を聴いた時、思わず涙ぐんでしまいました(笑)。
子どもの頃受けた感動を思い出しました。ドキドキワクワクしながら、息をするのも忘れてTVに見入っていた自分…

ただ、思い出深いというのと、思い入れがあるというのとはちょっと違って、私はこのシリーズに詳しいわけでは全然ありませーん。
「エピソード1、2」の話もほとんど忘れていたし、誰が誰やら、ユアンやヘイデン、ナタリーを観ても、この人達が出てたっけ?なんて思ってしまうくらい…(ヲイ)

つい最近「アイランド」でユアンを観たばかりだし、「ニュースの天才」でヘイデンを観たばかり。
特にユアンはキーファーに似てる~なんて話が出てたもので、観てるうちに、うーん、やっぱりキーファーに似てるわと思ったりして…
ユアンはスコットランド出身ですよね。スコットランド訛りがあるらしいので。
つまりイギリス出身者という事ですよね。
キーファーのお父様は有名な俳優ドナルド・サザーランド氏ですが、彼はイギリス人。キーファーはイギリス人の父とカナダ人の母との子です。
なので系統が似てるのかも?何が似てるって顔つきも似てるんだけど、ひげをはやした感じがますます似ている。ややキーファーの方が悪役顔だと思うんだけど(爆)。
ユアンは71年生まれで、キーファーは66年生まれなので、キーファーよりやや年下ですね。兄弟役とかやったら面白いかもー(もう勝手にいろいろ言ってますが)。

話が全く逸れてますが(爆)。
「エピソード3」面白かったです!そして、思っていたより泣けましたね。
アナキンがダークサイドに堕ちていく様子が、うまく描かれていて、運命に翻弄された悲劇の人という感じを受けました。
ただ愛する人を守りたかったアナキン。それなのに…
観ている側としては、そんなことしても、パドメは救えないよ~~~と言ってあげたい(苦笑)。
パドメも「胸が張り裂けそうよ」なんて、そんなセリフ、今時…と思うんですが、なぜかしっくり来ました。
見所は今書いた、アナキンがどうやってダークサイドに堕ちていくか、というのと、やはりアクションでしょうか?
オビ=ワンVSアナキンの対決はもちろん、見ものです。
最後に「弟だと思ってた…」というオビ=ワンのセリフがせつなかった…。
そして、マスター・ヨーダ。あなたちっこいのに強い!
そしてそして、R2-D2。今回かなり活躍してましたねー。いつも活躍はしてますけど。今回、かなり高得点かと。

観に行ってよかった。満足して帰ってきました。
前に座っていた男性の集団5、6人が上映前に話をしていて、そのうちの1人がすでに観ていたらしく、「後半泣きっぱなしだから!」と力説してました。
上映中のその男性の鼻をすする音が(笑)。
やはり思い入れが大きいと感動も大きいですよねー。
「スターウォーズシリーズ」は映画としてはこれで完結で、TV版の制作の予定があるとか。TV版も日本で観れるんでしょうかね。


スーバーサイズ・ミー

2005-07-24 10:41:45 | 映画(さ行)
モーガン・スパーロック出演、監督作品。

1か月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂っていたら、体はどうなるのか? そんな疑問に、スパーロック監督が自らの肉体をもって体験し、答える超異色のドキュメンタリー。食べ始めて数日後の嫌悪感を通り過ぎると、やがて麻薬のように欲する“マック食”の中毒性が明らかになる。最初は実験を軽視していた医師や、スパーロックのベジタリアンの恋人も、彼のあまりの体調の悪化に、マック食を止めさせようとするのだが…。(amazonレビューより)

珍しく、新作をTSUTAYAで借りて来たのは、土日がDVD、ビデオが全て半額だからでーす。新作も半額かどうかは店舗によるみたいなので、お間違えなく。

この映画(というかドキュメンタリー?)は、とても興味があって、映画館へ観に行こうと思っていたのだけど、観に行った知り合いが、「男が醜く太って行く様を、何もデカイスクリーンで観なくてもいいんじゃない?」と言っていたので、DVDが出るまで待ってました(笑)

マックのメニューを1ヶ月間食べ続けて行くとどうなるか、という実験なんだけど、観ててだんだん嫌になりますね(笑)気持ち悪い…しばらくマックには行きたくないかも(苦笑)。

マックは結構好きで、時々行くんだけど、食べ続けるのは絶対に無理。
一時期、食べると美味しくないと思った時期もあって、ハンバーガーは避けてました。チキン系を食べてたかな。最近はまた復活して普通に食べられるようになったけど。
頻度としてはどうだろう…2週間から3週間に1回くらいかな。職場の近くにあるので、昼食にしてしまう事があるのです…。

スパーロック監督の実験と共に、栄養士などの食品関係者や医療関係者のインタビューなどもあって、興味深かったのは、喫煙者を叱責する事はできるけど、肥満者を叱責する事はなかなかできない、という事。
たばこが身体に害を及ぼす事は喫煙者も分かっていて、でもやめられないという。高カロリー食品を食べ続ける事も身体に害であるという事は認められているはずなのに、肥満者を叱責できない…

私は子どもの頃から体質だと思いますが、太ったことがないです。もちろんダイエットもしたことがありません。痩せたいと思った事もない…(実際痩せると体力が落ちて、風邪をひきやすくなるので、自分としては辛い事の方が多い)
なので、友人たちが痩せたいという気持ちはあまり分からない。だって、別に太ってないのに…

が。この映画に映る肥満者(アメリカ人)は、太ってる、という言葉では形容できない太り方。まさに肥満という感じの人ばかり。
これは身体に悪いよ…。というか、ここまで太るまでに気付かなかったのだろうか?やはり食欲には勝てないのかな…
食べる事は大好きだけど、量を食べる事にはあまり関心がないし、ストレスがたまっても食に走らない私には理解しがたい。(だからといって、太っている人をバカにしているのでも、軽蔑しているのでもないです。誤解なきよう)

あと、驚いたのが、学校給食がファーストフードである事。日本では信じられないですよね。日本は学校給食が一番、栄養面のバランスがいいはずですから。
食品業界のCM広告費の高さや、圧力団体の事も出て来てました。

半月ほど食べ続けていくと、スパーロック監督の元気がなくなっていくのが目に見えて分かります。で、マックを食べると元気になるという。
これは完全に中毒。マック中毒。こわ~い(笑)
実験前から診てもらっている医者も途中で止めるように警告を出してたし。特に肝臓に来るみたいね。高カロリーで、塩分、糖分がたくさん入っているし…

スパーロック監督は映画の中で、せめてスーパーサイズだけでもやめないか?と言っていますが、この映画の上映60日後に、マックはスーパーサイズの販売を中止したそうです。広報関係者は映画とは関係ないと言ってるそうですが…
「ボーリング・フォー・コロンバイン」でもそうでしたね。映画の中で、銃の弾を売るのを止めて欲しいと、銃による被害者がKマートかどこかに訴えたら、販売が中止された事がありましたよね。
世の中なんて、自分が多少あがいたって、変わるわけないと思うけど、あながちそうでもないのかもしれない、と思ってしまう。
黙って我慢しているより、おかしいと思った事は言っていく必要があるのかも。
日本人が一番苦手な分野、だと思うけれど。

亡国のイージス キネマ旬報8月上旬号

2005-07-23 11:25:09 | 本・雑誌、その他雑記
7月20日発売のキネマ旬報に、「亡国のイージス」の特集が載っていました。
真田広之さん、佐藤浩市さん、中井貴一さんの、阪本監督、原作者の福井晴敏さん、脚本家の長谷川康夫さんのインタビューに加え、プロデューサーの小滝祥平さんの手記です。

読みごたえがありました。
私は自分がシナリオを書いているせいもあって、脚本家の話しには興味があります。撮影直前まで悩んで、現場にパソコンを持ち込んで、監督はもちろん、役者も巻き込んでシーンやセリフを考えた、というのを読んで、大変だなぁ(笑)とは思いつつ、非常に興味深く読みました。
長谷川さんが一番好きなセリフは、小滝プロデューサーも、絶対に言わせたいと譲らなかったセリフだそうで…すでに1度この映画を観ている私としては、あのセリフかな~このセリフかな~と考えるのも楽しいです。
でも、たぶんあれだと思う(笑)
自分が心底好きになった原作の脚色をできる事なんて、脚本家人生の中でいったい何本くらいあるのでしょう。この本を脚色できるなんて、うらやましい限り。

あとは、公式ブログで、M越さんやその他の記事執筆者から漏れ聞こえてきていた小滝プロデューサーの手記。
公式ブログでは、その人柄を知る話しのたびに、涙ぐんだりしていた私だが(笑)、今回の手記も興味深かった。

小滝プロデューサーは、阪本監督を起用した理由として「ぼくんち」を観たから、と書いています。
実はブログでも、その話が出ていたのですが、私はそれは嘘だと思ってたんですね(笑)絶対「KT」を観たからだ、と。
手記を読めば分かりますが、理由は阪本監督が、人間が好きなんだ、と思ったからだそうです。

それともう一つ、興味深い話が載ってました。
「映画は監督のものでも、プロデューサーのものでもない。しいて言えば、出資者のものであり、そしてそれは観客のものとなる…」

映画に興味を持ち、自分でシナリオを書くようになり、映画を撮った(お手伝いだけど)経験がある私としては、「映画は監督のもの」というのは、自明の事でした。
役者でさえ、監督の演出で演技をするわけ(自主制作だと、そうとも言い切れないんだけど・汗)で、やはり監督を超えられない、と。

手記を読んで、考えが揺らぎましたね。違うのかもしれない、と。
私たち観客が、この映画好き、と思った瞬間から、その映画は、私達のものになるのかも、と……。そして、なんだかちょっと嬉しくなったりしました。(相変わらず単純なんだが)
P氏、手記を引用しちゃってすみません。ま、この記事を読むことはないだろうから大丈夫だけど。TBなんてしないもん(笑)

さて、「ぼくんち」借りに行ってこよ。

さらば、わが愛~覇王別姫~

2005-07-22 11:08:43 | 映画(さ行)
レスリー・チャン、チャン・フォンイー、コン・リー出演。チェン・カイコー監督作品。93年。

演ずることに全てを捧げた二人の男の波乱に満ちた生涯を、京劇『覇王別姫』を軸に描いたチェン・カイコー監督作品。身を持て余した遊廓の母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆。淫売の子といじめられる彼を弟のようにかばい、辛い修行の中で常に強い助けとなる石頭。やがて成長した二人は、それぞれ“程蝶衣”、“段小樓”と名を変え、京劇界きってのスターとなっていた……。(ヤフーレビューより)

172分の作品です。観る前に確認して驚きました。
基本的に2時間以上になる長い映画は、好みではないので、飽きずに観れるかどうか、賭けな部分もありましたが、結果から言うと飽きずに観る事ができました。
長い映画になったのは、子どもの頃のこともしっかり描いていたからでした。

レスリー出演作品の中から、友人に勧められて観たのですが、素晴らしい映画でした。
中国の歴史に詳しくない私ですが、拒否反応が出ることもありませんでした。
とにかく、レスリーが美しい。最初はメイクに驚きましたが、そのうちそのメイクが彼のものになっていき、全く気にならなくなっていて、彼の演技の世界に引き込まれました。

コン・リーは、うわ、若ーいと思ったりしましたが(笑)、演技はなかなか良かったです。彼女の出演作品は「愛の神 エロス」を早く観たいです…。
チェン・カイコー監督作品は観た事がなかったのですが、真田広之さんが、チャン・ドンゴンらと共に「無極」に出演しましたよね。日本公開は来年だとか。
それも楽しみです。

今回、このDVDの特典で、レスリーのインタビューを見ました。この頃はまだかミングアウトしていなかったのでしょうか?男同士の愛について、特別なこととは思わない、そういう形もある、といったようなことをさらっと言っていました。
演技をしている時以外の素のレスリーを観たのは初めてでしたが、なんだか不思議な感じでした。彼に関してはいつも、せつなさと不思議な感覚が付きまといます。たぶん、これからもずっと…