春は眠りから覚めた草花が開花する時季であり、
旬の野菜類も店頭に並びます。
山野の地面や茎には新しい芽が吹き、
ニョキニョキ頭を出した柔らかい芽は
旬の食材に使われ、食卓に並びます。
寒さの厳しい季節を過ぎ、
じっと地中で眠っていたかの植物類も
暖かい春を待っています。
つぼみを膨らませ、芽を吹き、
新しい葉も次ぎ次ぎに生まれます。
朝獲れ生野菜、湯がきもの、
桜の8分咲きころが同期とされる
たらの芽の旬は過ぎても
パックから覗く濃緑色とでも言いましょうか、
たらの芽特有の色につい誘われて、
天ぷら料理の味を想像しながら
買っていかれる方もいらっしゃるのでは。
ワラビもまた旬、出始めに比べますと
価格も安くなっています。
農産物販売店、市内では北方町のよっちみろ屋、
北川のはゆま、道の駅北浦等でも近くの
農業生産者らが持ち寄って販売されているのでは。
タケノコは湯がいているものや
皮がついたままのものなどいろいろ。
食卓を賑わす春の“山野菜”。
いかがですか、今晩の突き出しに。
たらの芽198円、わらび80円也。