よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

ボヘミアンラプソディー

2018年12月05日 | 映画
実はクィーンもフレディマーキュリーも
不見識です。

「We will rock you」のように、聞いたことのある曲が
いくつかある、という程度しか知りませんでした。

フレディを演じたラミマレック氏が、どれほど似せていたかも
観ている最中はわからなかったのです。

後で、クィーンの動画を見て、役作りに苦心されたことを知りました。



さて映画の感想です。

あまり苦労話はなく、割とすぐにスターダムにのし上がる。
でも、フレディの個性の強さや才能が、あちこちでぶつかる。

セクシャリティに対する偏見が強かった時代、
周囲の目はもっと厳しかったろうなとか

恋人メアリの心の動きや、終生の恋人ジム・八ットンのことを
掘り下げてもらいたかったなとか、いろいろあるのですが
(この二人が実在者だったことも知らなかった)

あれほどの大衆の心をわしづかみにするパワーをもちつつ
生涯孤独に苛まれたのだな…と切なくなります。

あと20年遅く生まれていたら、もう少し精神的に生きやすかったろうし
治療薬ゆえ、エイズの進行も抑えられたように思えますが、
彼の境遇があの才能を開花させたようにも感じます。

時代を駆け抜けた早逝の才ですね。





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