農ある暮らしの中で

片田舎で過ごす 静かな農ある暮らしを色々な思いをこめながら日々綴っていきたいと思います。

言葉のリズム

2019年01月16日 | 日記


コーヒーの
香り漂う台所
疲れを忘れ
ほっと一息


仕事から帰り、まず台所に立って
一杯のコーヒーをたてる
椅子に座って、
この香りたつ
一杯のコーヒーを飲むときが…
一番の至福の時である
思わず、はあっと息が漏れる
一日の疲れを忘れる一時だ


今、職場で、
私より少し年上の先生と
短歌や俳句を言い合っている
その先生は短歌をよく詠まれ
時々、新聞にも掲載されている
私は全く頭がカチンコチンで
なかなか言葉も浮かばず
出来ないのだけれど…
日々の暮らしの中で感じた事を
五、七、五、七、七の言葉でおさめてみる
言葉のリズムを楽しんでいる

忙しい仕事の合間に
先生とこっそり、歌を詠み合う…
これがなんとも楽しいのだ

一日を、豊かに暮らしたいものだ






さらば青春

2019年01月12日 | 日記

来週の金曜日は、保育園の誕生日会
毎月、誕生日会には、月担当の先生が趣向を凝らして
園児たちを楽しませて下さる。

今月は、保育士の隠し芸を披露することになった
園長先生は縄跳びを、芸達者で多才な副園長先生は
皿回しを、その他、羽子板やいろんな出し物が出揃う。

そんな中、私は、フォークギターをすることになった。
子供向けの歌にしようか迷ったが…
ガラリ変わって
年配の保育士も口ずさめ、懐かしめる曲
「さらば青春」に決めた。
この曲なら、
ギターの音と歌声もきっと、保育室に響くだろう…

小椋佳名曲のこの曲は、昔
NHKのみんなの歌にも流れていた

他の先生にタンバリンでリズムを取って盛り上げてもらいながら、最後のラララは園児も一緒に歌おうと思う



大声で練習していると
夫や義母が驚いて覗きに来た

ちょっと恥ずかしいけれど
指先がカチカチに硬くなるまで練習しなくっちゃ

残りの人生

2019年01月09日 | 日記

今朝早く、次女は彼の待つ千葉へと旅立った。


次女がいた二階の部屋、
山のようにあった荷物も綺麗に片付いて
六畳の部屋はガランとして静まり返っていた。

長女に続いて次女
娘二人が嫁いでしまって
いよいよ、我が家は
年老いた義母と、私達夫婦の三人の生活になってしまった。

あれだけ願った二人の娘の結婚…
いざ嫁いでしまうと
遠くに行ってしまったせいか
なんとなく心にポッカリと穴が空いてしまったような気持ちになっている

日中、保育園で園児たちと一所に過ごしているときは
楽しくて忘れているけれど
今日、家に帰って
お台所に立つと
ふっと寂しさが込み上げて来た


これからは、
遠くで暮らす二人の娘たち夫婦に心配や迷惑をかけないように
残りの人生を歩まなければと思う