農ある暮らしの中で

片田舎で過ごす 静かな農ある暮らしを色々な思いをこめながら日々綴っていきたいと思います。

深夜

2018年11月05日 | 日記


日曜日の夜、
「眠れないあなたへ」
と、いうラジオ番組を聴くのを楽しみにしている。
パーソナリティーの作家村山由佳さんの
ゆったりとした穏やかな声が
イヤホンで聴く耳に優しく心地いい。

昨夜のゲストは
銀座で書店を営む森岡督行さんだった
書店には、1冊の本(一種類)しか置かれておらず
それを一週間
ワークショップや
その本に関連する様々な物を展示したり
1冊の本がより深まり、裾野が広がっていく

深夜、寝床の中で聴く
興味深い話しは
身体の中にじんわりと染み渡って行く

森岡さんの
リクエストした曲がまた
深まる秋にピッタリの
枯れ葉だった。

曲を聴きながら…
いつの間にか静かな眠りへと誘われいた

くうちゃん

2018年11月03日 | 日記


愛犬、空ちゃんは今年の8月で、14才になった。

今年の夏は、本当に暑さがこたえたようで…
餌もあまり食べず、ぐったりとしていた。

私が、夕方仕事から帰っても
起き上がろうともせず、
寝転んだまま
左目からは、ウミのような目やにが出て
目が開かない事もあった。
動物病院につれていっても、極度の
怖がりなので…暴れまわって
診察もままならず
結局、目薬と飲み薬だけ貰って帰った。

目薬をさすときも
大人しくしてくれないので
殆んどがすたってしまう。
とうとう、目が白くなって
多分、見えていないような気がする。

それでも、夏が過ぎ、秋が来て涼しくなると
いつの間にか、元気を取り戻し
生き生きとしてきた。

夜、寝床の中に、お漏らしをしたり
うおーんと、急に一声鳴いてみたり
呼んでも、聞こえなくって振り向いてくれなかったり
見えにくい目で、餌を探している空ちゃんを見ていると…

確実に、老いを迎えた空ちゃんが
今まで以上に、いとおしくてたまらなくなるのだ。

夕暮れに
お散歩しながら、抱っこして
ぎゅうっと抱き締めて、ほっぺたにすりすりしてあげる。



空ちゃん、大好きだよ!




自立

2018年11月03日 | 日記


夫が、突然
「俺、自立せんと、いけん。
ワイシャツのアイロンは俺がかけよう。」
と、言い出し
な、な、なんと、
結婚、38年めにして、初めてアイロンをかけ始めた。

えー、うそー
まさに、青天の霹靂
不器用ながらも
夫は、寝る前に、あくる日に着ていくワイシャツに
アイロンを、かけ始めて早二週間になる。

夫の身の回りのお世話や、家事一切は全て、女性がする
それが当たり前という家庭で厳しく育ったので…
なんだか、申し訳ないような
でも、凄く助かるし、とてもとても有難い。



いやあ、我が家も、刻々と変化しているのだ。

久住に

2018年11月03日 | 山登り


先日、山仲間と久住へ行ってきた。

赤や黄に色付いた山々
夕焼けに銀色に輝くススキ
眼に映る全てが美しく
自然に抱かれている喜びを
身体全身で受けとめた。






集っていた山仲間も年を重ね、
体調を崩したり
離れてしまったりと
顔を合わす機会も少なくなってしまった。

歩きながら…
今までの、懐かしい日々を思い出し
少し寂しくなった。