イラク駐留米軍、スンナ派の町を壁で包囲し強制収容所に/アラビアニュース

2006-10-14 10:00:11 | イラク
キッシンジャーのアドバイスで勝利しか選択肢が無い米軍は、イラクに長期間の居座りを決め、バグダード全体を要塞化するだけでなく、占領を受け入れようとしない所謂「スンナ派の反乱地域」の都市を丸ごと強制収容所に変える方針のようだ。しかも宗派、分派間の対立を煽るためにその工事をシーア派やクルド人業者に請け負わせている。13日付のイスラム・メモが特報で伝えた。
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 米占領軍は13日早朝から、(シリア国境に近いイラク西部の)アンナ市の周囲に高さ3メートルのコンクリート壁の建設に取り組んでいる。

 占領軍は、数十人もの米海兵隊員の保護下で仕事をする(イランの手先になっている)シーア派やクルド人の請負業者の助けを借りて何百もの巨大なコンクリート・パネルを降ろし始めた。

 作業は開始され、これらのパネルは自動車や歩行者の通行を禁止する形で、町の東側の境界に沿って敷設されている。

 町の法学者たちは、町を取り巻くセメント防壁建設中に占領軍に協力する全ての者に対する妨害は合法であるとのファトワー(イスラムの見解)を発した。

 占領軍を支持する傀儡イラク軍の情報源によると、「テロリスト」の進入を防ぐ防壁の建設作業は半年はかかるという。

http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=128783

【アラビア・ニュース】  齊藤力二朗  再転載は見出しと序文、URLのみに限定
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