双葉町町議会にまた 井戸川町長解任の動き・・・(追記あり)

2012-12-10 11:55:49 | 社会
以下 メール転送です

【緊急連絡】双葉町町議会は住民の被爆問題を棚上げして双葉町井戸川町長を解任しようとしています。抗議願います。

       議員の中には東電関係議員3人ほどいます。
       いわきの町民にあることないこと言い住民の安全を優先せず。
       双葉町は独自に加須の騎西高校にWBCまで設けています。
       知ってのとおり井戸川町長は自分を犠牲にして住民を守ろうとし
       ているのです。
       助けて上げてください。
       出来ればFAX攻撃で願います。

双葉町役場埼玉支所
住所 〒 347-0105埼玉県加須市騎西598-1
TEL 0480-73-6880 0480-73-6880 無料 FAX 0480-73-6926
双葉町議会議長 宛て

*********

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/s/%B0%E6%B8%CD%C0%EE/1

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/s/%B0%E6%B8%CD%C0%EE

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レイバーネットMLから Nさん
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この間、堀切さんの映画制作の手伝いをきっかけに、
井戸川町長とは頻繁にメールでやりとりしたり、
色々情報交換してきました。町議会の様子もだいたい把握していました。
昨日、表題の件で、南相馬の「安心安全プロジェクト」の方からお電話頂いてから、
現在各地に避難している双葉町住民にも何人か電話して、自分なりに
状況確認しました。

 井戸川町長の解任決議は、今年の6月議会以降2回に渡って双葉町議会に
提出されています。もし今回提出されれば、3回目ということになります。
過去2回の表向き理由は、昨年3月の埼玉県内への避難以降、町長が
議会に対して独断専行で政策を進めてきたという、非常に曖昧な内容です。
 確かに原発事故後の大混乱の中で、町民も議会もバラバラの状況になり、
町民の半数以上を占める福島県内避難者や、埼玉県以外の県外避難者、
町議会などに対する、町長の説明不足は否めない面もあると思います。

しかし何よりも住民や町役場職員、そして子々孫々の健康問題を重視した
避難対策や、避難住民の生活感覚を軽視した東電賠償の進め方に
対して真っ先に抗議し、町独自の弁護団を結成させた先見性、
町民の生活再建や健康問題を後回しにした状況下で、
十分な説明もないままに、効果の少ない利権誘導型の
除染工程や中間貯蔵施設設置計画を進めてきた
国や福島県政に対する抵抗など、双葉8町村でも抜きん出た
政治活動や、双葉地方町村会会長としての役割を果たしてこられ
ました。また先日は国連人権理事会の事前審査でジュネーブにまで
行き、福島原発事故後の人権軽視の政策のあり方を訴えられ、
国連特別報告者の来日調査のヒアリングにも、地方自治体首長として、
唯一全面協力されました。
http://unic.or.jp/unic/press_release/2869/
(この中間報告は、先日行われた原子力規制委員会での
検討会で、福島県医師会の副会長も取り上げました)
http://www.youtube.com/watch?v=d4Y40Rjx2_4&feature=youtu.be

この間の、双葉町議会や双葉地方町村会の井戸川町長に対する
批判の理由は、井戸川さんの行動力や発言力に対するねたみ
やっかみと、国や県政に逆らうと予算が付き難いという経済面での制約や、
議員職や首長職を失いたくないという自己保身からです。
双葉町議の中には、町長職を狙って議会や住民工作をしている
議員もいるようですが、井戸川町長以上の行動力があるとは
考えられません。全国各地で避難生活を送っている町民への
状況説明はとても大変ですが、各地で井戸川町政への理解者も、
少しずつ増えてきているようです。

井戸川さんご自身が、自分の不信任に対してどのように考えているのか、
その真意は明確でない面もありますが、このままの状態で町議会運営が
続いても不毛なので、不信任案が可決されたら議会を解散して、
町議会丸ごと変えてしまったほうが建設的だと考えている腹づもりも
あるようですし、その意を汲んで、議会を解散した上で、
改めて井戸川さんを町長に再任したほうが良いと考える町民も
おられます。

なかなか先行きは見えないですが、井戸川町長が一貫して主張してこられた
日本版「チェルノブイリ避難基準」の策定や、被曝健康被害対策、国による
恒常的な生活保障制度の創設の必要性などは、
避難指示区域の再編に伴う住民の帰還計画や、中間貯蔵施設の設置問題、
そして東電賠償問題にも大きな影響を与えるので、業界への利権誘導や
賠償額の根切りに流れがちな、国や東電、県政の施策に対して、
なし崩し的に妥協すべきではありません。

中間貯蔵施設ができなければ除染が進まないという議論もありますが、
そもそも中間貯蔵施設の安全性は関係自治体にも十分に説明されていませんし、
帰還できない住民への生活再建問題も、政府は後回しです。
http://www.dailymotion.com/video/xvcfqn_yyyyyyyy-yyyyyy-yyyy20121124_news#.UMW

そのような事情を踏まえた上で、双葉町民ではない立場で、
井戸川さんへの応援メッセージを送って頂ければ、
今後の井戸川さんの活動にとってもプラスになるのではないか
と思います。あまり町議会への抗議に重きを置かないほうが、
良いのではないかというのが、現時点での感想です。

今必要なのは、孤立奮闘してきた井戸川さんの
活動への理解者を増やし、協力する地方自治体首長などの
連携を全国各地に作っていくことです。この点では、
残念ながら「脱原発をめざす首長会議」はあまり機能して
いません。

---------------

>福島放送では以下の様に
> ・情報の共有化に努めていない
> ・協議に欠席した
>と報じられてます。
>
>http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201212093
>
>町長に辞任要求へ 双葉町議会、週明けにも
>2012年12月09日 09時26分配信
>
>双葉町議会は井戸川克隆町長に対し、辞任を求める方針を8日までに固めた。
>週明けにも辞任要求書を町長に提出する方向だ。
>町議会は7日に開いた全員協議会で意見を調整した。
>町議によると、町長が議会と情報の共有化に努めていないことなどが辞任要求の理由
として挙がったという。
>全員協議会では、11月28日に福島市で開かれた中間貯蔵施設に関する県と双葉郡
との協議に町長が欠席したことも問題と指摘された。
>町議の1人は「協議に出席して、町の意見を伝えるべきだった」と話している。
>
---------------------
>東日本大震災:中間貯蔵施設 双葉町議会、調査受け入れ要望 町長辞任要求へ /
福島
>
>毎日新聞 12月8日(土)13時1分配信
>
> 福島第1原発事故に伴う除染で生じた汚染土などを保管する中間貯蔵施設について
、双葉町議会は7日、井戸川克隆町長に現地調査の受け入れを求める要望書を提出した

>
> 要望は「国と避難区域再編に関する協議を進める」など11項目。現地調査では「
地権者への説明や同意は、国が責任を持って行ってもらう」としている。
> 現地調査受け入れを巡っては、井戸川町長は先月末、福島市で開かれた双葉8町村
会の会合を欠席したことから、町議会は「関係市町村や町民に不安を与えた」などとし
て、週明けにも辞任要求する。佐々木清一議長は「会議欠席は一町だけの問題ではなく
、信任は得られない」と述べた。【神保圭作】
>12月8日朝刊


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1 コメント

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井戸川町長のこと (nitrun)
2012-12-19 22:24:26
反原発を中心にブログを書いているものです。

この記事のメールの部分を転載させて下さい。
よろしくお願いいたします
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