Googleストリートビュー問題大阪シンポ 10,27 案内/south sea

2008-10-19 09:17:23 | 集会情報
 いま話題のGoogleストリートビューという8月5日に日本でスタートしたサー
ビスは多くの意味でひどすぎる問題ありとメディアでも取り上げられています。
子ども権利条約や女性のDVシェルターなどに関する言及のある海外サイトも散
見されます。多くの国の先住民族からも不安の声、EUでも懸念とNGOの闘いが盛
り上がり、カナダでは不許可の状態の中、日本ではなんの前触れもなくサービス
強行、多くの批判の声が上がり始めています。【south sea】

 来週月曜日 6時から9時まで大阪・梅田の駅前第2ビル5階 大阪生涯綜合学
習センター
第一研修室にて ストリートビュー問題を考えるシンポジュウムが開催されます

 大阪駅からすぐ、丸ビルのそばです。
 子どもの人権や教育、DV被害者の女性、被差別への悪質な差別と差別扇
動に活用されている現状。在日・滞日外国人差別への活用。大きな影響を日々生
み出している新サービスを考えるシンポジュウムです。


「ストリートビュー問題大阪シンポジウム」
  ープライバシー・人権・ネット時代
      Googleストリートビューが問い掛けるものー

10月27日(月曜日) 大阪綜合生涯学習センター(大阪・梅田)にて
PM6時~9時  第一研修室にて
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5・6階
資料代 800円 高齢者、障がい者、高校生以下無料

■プログラム (予定)■

 ライブのインターネット画面をご覧頂きながらストリートビューの実像とイン
ターネット世界の現実を報告
中村信彦市議・若竹綾子元市議からの関西・関東の動きなどご報告をしていただ
きます。
  会場からの提起
  ディスカッション
   司会 川瀬俊治さん

パネリスト紹介

・中村信彦 茨木市議会議員 民主みらい
・若竹綾子 元小金井市市議 ユニフェム多摩会長
  (国連女性開発基金(UNIFEM)日本国内委員会)
・北口学 「人権ジャーナリストの会」事務局長
・川瀬俊治 インターネット新聞「ジャーナリスト・ネット」代表
  ほか
問い合わせ
    メール  ibaraki_no_view@yahoo.co.jp

共催;ジャーナリスト・ネット
    http://www.journalist-net.com/
    http://archive.mag2.com/0000156149/index.html
   日本人権ジャーナリストの会
    http://www.jjahr.jp/
    http://archive.mag2.com/0000269496/index.html


 参考サイトはいろいろあります。
http://nostreet.exblog.jp/
(人権問題中心)
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080922.html
(対応と違法行為、ウソを暴く)
http://openblog.meblog.biz/article/1261609.html
http://sho.tdiary.net/20080816.html
http://openblog.meblog.biz/article/1261609.html
(プライバシーと法)
http://www36.atwiki.jp/against_streetview/
(意見交換)

 世界中の先住民族やマイノリティも批判と懸念を表明しています。
 英語のサイトにプライバシー関連の連邦の女性担当官のインタビューがあるの
です。
その中の記述のような配慮は日本でなされているようには思えないですね。
 シェルターや女性支援団体の所在地に対するGoogleのコメントですが「写真削
除は喜んで!女性支援団体や施設は事前に調査コンタクトを取ってそのような建
造物、施設の画像はアップロードしていませんからサービスを認めて!」「ダメ
!」って事らしいです。(昨年末の記事)

 日本では自治体担当がDVシェルター所在情報をGoogleのような民間企業に教
えるわけないのですが、一片のそのような問題への配慮、アプローチをGoogle日
本は行なっていないと思われます。
 何の配慮もしないで、しらっとサービスを日本で開始するなんて、むかつくの
は私だけではないと思うのですが・・・。日本にも深刻なDV問題、シェルター
などの存在はあると思います。

以下、HPです。
機械的な翻訳文ですがつけときます。


カナダのプライバシー法関連とストリートビュー カナダ連邦政府担当者インタ
ービュー
連邦のPrivacy Commissionerジェニファー・ストダート
http://www.mathewingram.com/work/2007/09/12/google-welcome-to-privacy-20/

Google: Welcome to Privacy 2.0
by MATHEW on SEPTEMBER 12, 2007

Google says it is more than happy to take down photos if someone complains,and has also pointed out that it contacted women ’s support shelters and other institutions before launching the service and doesn ’t include photos of those kinds of sites.

・・・・・・Googleは、だれかが不平を言うなら写真を降ろすのは喜んで、また
、サービスに着手する前に、女性のサポート避難所と他の団体に接触して、それ
らの種類のサイトの写真を含んでいないと言及しました。・・・・・・

 Googleのサービスに懸念を表明していた主婦連の人のコメントから、子ども権
利条約16条との関連も思いました。

●「子ども権利条約」
第16条 プライバシー・名誉は守られる
 子どもは、自分のこと、家族のくらし、住んでいるところ、電話や手紙など、
人に知られたくないときは、それを守ることができます。また、他人からほこり
を傷つけられない権利があります。
(子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳 下記より引用)
http://www.unicef.or.jp/kenri/syo9-16.htm  


●ストリートビューで「あの子の家はどこ、こんな車に乗っている」が判明
internet.watchの記事より転載
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/28/20682.html

主婦連合会常任委員でITや著作権関連の分野を担当する河村真紀子氏
(8月27日)
主婦連合会の河村氏は、営利企業(グーグル)が全国の細かい住宅地にまで入り
込んで撮影することは、個人の自由を侵害していると非難した。「ストリートビ
ューはあまねく網羅的に撮影して、住所から一発で検索できる。その圧倒的な数
、広さ、詳細さの尺度は、許される範囲を超えていると思う。フランスではシャ
ンゼリゼ通りなど主要道路のみが対象と聞いているが、(プライバシー意識の高
い)フランスで住宅地に入り込むのはありえない。日本は見くびられているので
はないか」。
 「わたしには小学生の子供がいるが、個人情報保護法の影響で、クラスの住所
録はお母さんたちが自発的にこっそり作っている。そういうのは馬鹿げたことだ
と思っていたが、ストリートビューが登場したことで、住所で検索すれば家の写
真もわかってしまう。すごく卑近だが、『あの子の家はどこ、こんな車に乗って
いる』というのが人を傷つける。そのようにして世の中が住みにくくなるのは、
わかりやすいデメリットではないか。」
 さらに河村氏は、ストリートビューの撮影方法についても憤りを隠さない。ス
トリートビューの写真は、「プリウス」の屋根に360度カメラを取り付けて撮影し
ていると言われているが、「わからないように撮るのは大変卑怯なやり方」と非
難。「ストリートビューと大書きにして撮影するべき」「インターネットをまっ
たく使わない人のところにまで行って撮影するのはいかがなものか」などと訴え
た。(以上転載)

● ストリートビュー問題は深刻な差別書き込み、人権問題を日本で生み出し、子
どもたちへの教育問題、人権問題にも深い影響を及ぼし始めています。


 多様な問題山積で問題一杯のGoogle「ストリートビュー」
http://www.google.co.jp/help/maps/streetview/
と、似通った「ロケーションビュー」
https://www.locaview.com/index.aspx    
  (ゲストでログイン 大阪も東京もみれます)
というサービス。教育関係や子ども権利条約関係、女性のDV問題などに取り組
む人々にも関心を持っていただきたいと思っております。
 サービス開始されていない国の先住民族や少数民族の間からも自国でのサービ
ス開始を心配する意見が世界各国のホームページに見受けられるようになってき
ています。


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