ニコンサロンは私たちの文書での「理由は何ですか?」との質問に対し、やはり
「当社は諸般の事情を総合的に考慮しました結果、写真展を中止させていただきました。なにとぞ、ご理解賜りますようお願い申し上げます。」
ニコン側としては、逃げ切りをはかりつつ、事態の沈静化を待つつもりのようです。
しかし今、日本のメディアだけでなく、韓国・アメリカからも取材を受けており、この問題は社会的に注目され続けています。
ただ、「今一度『慰安婦』被害女性たちの真実を伝えたい、その機会を奪われたことが残念」という基本的なスタンスに立った
意思表示も必要かと思い、以下のような文書をつくりました。
-------------------
皆様へ
重重プロジェクトより
重重プロジェクトメンバーは、中国に置き去りにされた「慰安婦」被害者たちの存在とその60~70年におよぶ苦難を、写真と言う形で多くの皆さんに感じてもらい、日本政府の公式謝罪・賠償・真相究明を勝ち取り、踏みにじられ続けた彼女たちの人間としての尊厳が少しでも回復され、二度と同じ過ちが繰り返されないことを願って、活動を開始しました。(今年3月に発足したばかりです)
安世鴻の講演を聴くと、女性たちが幾重にも「捨てられ」、人間としての尊厳、いや存在さえも否定されてきたことに愕然とします。今回のことで、ニコンはさらに被害女性たちを「捨てた」!!のだ、と私は感じています。戦争遂行の「物資」としてかき集められ、敗戦時には「モノ」以下的に捨てられ、長年そのまま捨てられ続け、そして今回また「捨てられた」。いつまでこんなことが続くのか!怒りで一杯です。
(下記の文章を重重HPブログに投稿文してあります)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
重重プロジェクトは、今後もニコンサロンに安世鴻写真展中止決定の撤回を求めます。
ニコンサロンは、安世鴻が中国奥地まで訪ねて話を聞き、撮影した日本軍に置き去りにされた被害者ハルモニたちの写真を、高く評価していました。だからこそ、東京に続き、大阪梅田のニコンサロンでの写真展開催までも決定していたはずです。
ニコンサロンは、今もって中止の理由については何も語りませんが、日本軍「慰安婦」の存在を否定する人々から抗議を受けていたことを認めています。
ニコンサロンはこれまでも、社会的に評価の分かれるテーマの作品についても、数多く発表の場を提供してきた、輝かしい歴史と伝統を持つ写真サロンです。
その歴史に照らしても、今回の一方的中止は、表現の自由・言論の自由に関わってきた文化的サロンの自殺行為ともいえるものではないでしょうか?
そして、私たちが何より悔しく残念なのは、この中止によって中国残留「慰安婦」被害女性たちが、さらに「捨てられた」ということです。彼女たちは、「慰安婦」制度の中で性暴力被害を受け続けた挙句に、敗走する日本軍に捨てられ、置き去りにされました。
そして、60余年の長い年月、彼女たちを顧み助ける者は誰もおらず、被害を受けながら捨て去られたままになりました。このほど、日本のニコンサロンという大きな会場で、その長年の苦しみについて多くの人々に知ってもらう機会を得ていたにも関わらず、その機会を写真展中止と言う形で奪われました。
またしても、彼女たちは「切り捨てられた」のです。
「慰安婦」問題の解決を願う者として、ほんとうに悔しくてなりません。
ニコンサロンには今こそ、良心を取り戻し、反対もあるからこそ、安世鴻の写真に発表の場をあたえて、作品を世に問う機会を与えるよう、心から願っています。
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よろしければ、もう一回!
「当社は諸般の事情を総合的に考慮しました結果、写真展を中止させていただきました。なにとぞ、ご理解賜りますようお願い申し上げます。」
ニコン側としては、逃げ切りをはかりつつ、事態の沈静化を待つつもりのようです。
しかし今、日本のメディアだけでなく、韓国・アメリカからも取材を受けており、この問題は社会的に注目され続けています。
ただ、「今一度『慰安婦』被害女性たちの真実を伝えたい、その機会を奪われたことが残念」という基本的なスタンスに立った
意思表示も必要かと思い、以下のような文書をつくりました。
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皆様へ
重重プロジェクトより
重重プロジェクトメンバーは、中国に置き去りにされた「慰安婦」被害者たちの存在とその60~70年におよぶ苦難を、写真と言う形で多くの皆さんに感じてもらい、日本政府の公式謝罪・賠償・真相究明を勝ち取り、踏みにじられ続けた彼女たちの人間としての尊厳が少しでも回復され、二度と同じ過ちが繰り返されないことを願って、活動を開始しました。(今年3月に発足したばかりです)
安世鴻の講演を聴くと、女性たちが幾重にも「捨てられ」、人間としての尊厳、いや存在さえも否定されてきたことに愕然とします。今回のことで、ニコンはさらに被害女性たちを「捨てた」!!のだ、と私は感じています。戦争遂行の「物資」としてかき集められ、敗戦時には「モノ」以下的に捨てられ、長年そのまま捨てられ続け、そして今回また「捨てられた」。いつまでこんなことが続くのか!怒りで一杯です。
(下記の文章を重重HPブログに投稿文してあります)
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重重プロジェクトは、今後もニコンサロンに安世鴻写真展中止決定の撤回を求めます。
ニコンサロンは、安世鴻が中国奥地まで訪ねて話を聞き、撮影した日本軍に置き去りにされた被害者ハルモニたちの写真を、高く評価していました。だからこそ、東京に続き、大阪梅田のニコンサロンでの写真展開催までも決定していたはずです。
ニコンサロンは、今もって中止の理由については何も語りませんが、日本軍「慰安婦」の存在を否定する人々から抗議を受けていたことを認めています。
ニコンサロンはこれまでも、社会的に評価の分かれるテーマの作品についても、数多く発表の場を提供してきた、輝かしい歴史と伝統を持つ写真サロンです。
その歴史に照らしても、今回の一方的中止は、表現の自由・言論の自由に関わってきた文化的サロンの自殺行為ともいえるものではないでしょうか?
そして、私たちが何より悔しく残念なのは、この中止によって中国残留「慰安婦」被害女性たちが、さらに「捨てられた」ということです。彼女たちは、「慰安婦」制度の中で性暴力被害を受け続けた挙句に、敗走する日本軍に捨てられ、置き去りにされました。
そして、60余年の長い年月、彼女たちを顧み助ける者は誰もおらず、被害を受けながら捨て去られたままになりました。このほど、日本のニコンサロンという大きな会場で、その長年の苦しみについて多くの人々に知ってもらう機会を得ていたにも関わらず、その機会を写真展中止と言う形で奪われました。
またしても、彼女たちは「切り捨てられた」のです。
「慰安婦」問題の解決を願う者として、ほんとうに悔しくてなりません。
ニコンサロンには今こそ、良心を取り戻し、反対もあるからこそ、安世鴻の写真に発表の場をあたえて、作品を世に問う機会を与えるよう、心から願っています。
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諦めろ!
日本政府の外務大臣も既に解決済としている。
しつこい。
こんな写真展を開催したら会社のイメージ悪化、株価急落は必至だ。