台船を追い返す 上関原発田ノ浦埋立監視行動52号 [201 1年 2 月 17 日(木)]/NoNukeML

2011-02-18 10:02:33 | 社会
2011年2月17日(木)
:上関原発田ノ浦埋立監視行動52号現地情報

★ 2月17日(木)は作業台船はきませんでした。田ノ浦は雨になりましたが敷地内で
地質調査の発破作業が3回ありました。午後1時半から2時にかけて、上関原子力
工事準備事務所の若い社員が2人が青い乗用車(工事事務所は白いマツダ車)でや
ってきて、警告看板を取り替えて帰りました。なんのためにしているのかと抗議をした
のですが、黙って作業を終えて帰っていきました。その看板の内容です。

田ノ浦海岸への立ち入り禁止について
○ この先の田ノ浦海岸は当社が「公有水面埋立免許」を取得している工事施工区
域であり工事関係者以外の立ち入りは禁止します。
○ 海岸への立ち入りは安全な工事の支障となり不法行為であることを警告します。
○ 土のうやテント等の設置も禁止です。速やかに撤去してください。
○ 立入者の行為により工事に支障が生じた場合には、関係当局へ通報いたしま
す。
             中国電力株式会社
             上関原子力発電所準備事務所


 今回は3番目の項目を追加したのです(添付の見れる方は、2011年2月17日:
田ノ浦の様子をご覧ください)。どうも大がかりにテント小屋撤去にやってくるのではな
いかと思われます。21日から海岸敷地が危ないです。

★ 2月14日は大時化になり、雪が横風になって降ってきたそうです。2月11日から
15日(5日間)までブイを交換するためのクレーン台船は来ていません。16日は2台
やってきましたが、祝島の漁船が抗議をして引き上げたそうです。

★ これまでの経過(カヤックのTさんから)
・・・・1月11日から、今日までに22回来ています。(1/11、13、14、17~24、27、
28、2/1~9) いずれもブイの交換のため、クレーン台船(光洋号)にブイを乗せてや
ってきます。2/1からは別のクレーン台船(永福)が加わり、下松から一緒に来ます。

日によりますが、だいたい朝5時6時台に出港し、約4時間で牛島の辺りに来るので、祝島の船が止めます(1月中は3~6隻程でしたが、最近は20隻弱の時もあるそうです)。1時間ちょっとで帰ることが多いです(たまに2時間の時もありますが)。

以前と比べ、海上保安庁が間に入ってくるようになりました。(刃物のチェック、台船と
祝島の間に入るなど↓)

http://ameblo.jp/nijinokayaker/day-20110209.html 

刃物チェックは2月2日に、祝島の漁師さんが海上保安庁に5時間にわたって事情
聴取をされました。理由としては、「台船のまわりで抗議行動をしていた祝島の漁師の
1人が運転席で作業のため包丁(漁師なので魚をさばくために持っているのが当たり
前)を少しの 時間持っていたところを保安庁が漁師さんの船に強引に乗り込みその
漁師さんを取り押さえました。

(カヤック隊のブログ)」といことが発端だそうです。多くの人が抗議の電話を海上保安庁にしたそうです。しかし、翌日、刃物のチェックが入ったのです。


★ その他
2月15日から17日まで、中電が海の環境調査を行い、17日には東京久栄の調査
員3名がカクメイ科の貝の調査にタイドプールにやってきました。冬の調査は完了だ
そうです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
上関原発予定地田ノ浦の現地の様子の映像
 http://www.ustream.tv/channel/tanourakamera
 
スナメリチャンネルhakunamatataTJ さんのチャンネル(田ノ浦の住人東条さんの映像)
      http://www.youtube.com/user/hakunamatataTJ

 現地の最新情報
☆ RadioActive http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
☆ UrauraNews http://iwaijima.jugem.jp/
☆ カヤック隊のブログ http://ameblo.jp/nijinokayaker/entry-10607671143.html
☆ 祝島島民の会blog  http://blog.shimabito.net/
等で紹介されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
溝田一成

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奇跡の海 瀬戸内海生物多様性のホットスポット
上関の自然を守ろう!原発建設を止めよう! 関西の集い

3月20日(日)14:00~17:00
エル・おおさか(天満橋)2F文化プラザ

講演:向井宏 京大フィールド科学教育研究センター特任教授
「上関の海の生き物の多様性と重要性、原発の問題点」

 山口県上関町田ノ浦が中国電力の原子力発電建設予定地になって30年、
祝島の漁民・住民を中心に中国地方の反原発の市民、労働組合などによ
る反対運動が粘り強く続けられてきました。

 この10年、上関は新たな注目を集めています。専門家たちによる調査
の結果、上関の海にはたくさんの貴重な生物が生きていることがわかり
ました。まだ名前も付けられていない、学問的にも貴重な貝や魚、瀬戸
内海のほかの場所ではほとんど消えてしまったたくさんの生物が生き続
けていたのです。今や、生物多様性のホットスポット、瀬戸内海再生の
もとになると生物を研究する学者たちからも保存を求める声が強くなっ
ています。原発建設のための海の埋め立てを中止させ、海と陸と一体で
保存することが大事です。

 4月10日には広島で国際シンポジウム(長島の自然を守る会主催)が
行われます。シンポジウムに協力し、上関原発の建設を止め、上関の自
然を守る活動を関西でもっと大きくすることを目指して「集い」を行い
ます。たくさんの団体・個人の賛同・協力をお願いします。

呼びかけ:

地球救出アクション97 
原発の危険性を考える宝塚の会 

賛同団体(賛同金1000円)賛同個人(500円)を募っています。
連絡お願いします。 minako-i@estate.ocn.ne.jp


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