「<佐藤優現象>批判」・金光翔/『インパクション』第160号(2007年11月10日発行)

2008-01-30 19:59:05 | 社会
あるMLへのKさんの以下の投稿を承諾を得て転送します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下転送

金光翔(キム・ガンサン)さんの論文「<佐藤優現象>批判
」が『インパクション』第160号(2007年11月10日発行)に掲
載されました。
 <佐藤優現象>とは、<佐藤優のような、右翼であり、右派
メディアに頻繁に登場して国家主義を喧伝している人物が、全
く同時期に、リベラル・左派と一般的に目されているメディア
にも登場している現象>です。
 著者の金光翔さんによれば、<佐藤優現象>の本質は、「改
憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長ら
えるように)、リベラル・左派が再編成されていくプロセス」
です。
 「<佐藤優現象>批判」は、「護憲派」、特に、ジャーナリ
ズム内の「護憲派」が内部から崩壊しつつある(既に崩壊して
しまった)ことに対する警鐘を鳴らす論文であり、(まとまっ
た形で発表されたものとしては)初めての論文です
 このたび、『インパクション』編集部の了解を得て、「<佐
藤優現象>批判」の全文が公開されました。
 秀逸な論文で各方面から注目されています。
 ぜひご一読ください。

『日刊ベリタ』の「リンク記事」にも選ばれました。

2008年01月27日掲載 リンク記事
「<佐藤優現象>批判」
http://www.nikkanberita.com/read2.cgi?id=200801271418390

以下は、ベルリン在住のジャーナリストである梶村太一郎さ
んによる推薦文です。
梶村さんの許可を受けて転載いたします。

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梶村です。

最近,話題になっている金光翔(キム・ガンサン)氏の
論文「<佐藤優現象>批判」が全文公開されました。

著者のホームページはこれです:
http://watashinim.exblog.jp/i4

論文はここで読めます:
http://gskim.blog102.fc2.com/

論文への、いわば真っ当でない反応に対する批判は
ここの首都圏労働組合の特設ブログで読めます:
http://shutoken2007.blog88.fc2.com/blog-entry-12.html

最近は日本の出版界の「談合体質」までにおよび面白いのです


本体の論文は1976年生まれの在日3世による、最近の日本
の論壇に対する厳しい批判です。

わたしの見方は、在日外国人のこのような批判は、いわば「炭
坑のなかのカナリヤ」のように、日本の危機に敏感に反応した
悲鳴です。

日本の知識人はこの批判を警告として真剣に受け止める必要が
あります。
そして、これは佐藤氏への個人批判ではなく、あくまで<佐藤
優現象>の批判ですから、そのようなものとして応答していか
ねばなりません。

ようやく全文が読めるので,論争がまともなものとして活発化
することを希望します。

お知らせまで

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私にも話させて・鈴木裕子氏からの寄稿


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1 コメント

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彼は在日なのでね、まだまだ日本の暗部に対する理解は足りないな。 (しかし、論理性は流石、血筋だ。)
2008-01-31 14:38:34
私はソレが好きですよ。
解説するなら、左派の不可解な態度は、論理じゃなく、裏のドロドロした金の面だ。
左が金で右に買われるなど、ヨク有る事なんだよ。
右は兎に角、裏社会と直結しているから、特に今のようなカルト・マルチ商法・ヤクザ金融が全盛の詐欺偽造景気の直後では、銭が懐でウンウン唸っている状態だ。
左は当然、体感不況の煽りをマトモに喰らっていて、文字通り「被害者が更に加害者に擦り寄る、刹那の生存を求めて」との反吐が出るような構図なのさ。
右派が国民から総スカンを喰らう時期、右派の寵児が左派を装う等して、生き残りを図るのが日本の「伝統芸能」。
ま、一言で言えば馬鹿な話なんだが。
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