仰天!! 橋下徹、この男はほんとーに弁護士だったのか? 「防衛政策 住民投票で異議挟むな」

2008-02-03 10:39:19 | 社会
ほんとーに驚いた。トンデモ弁護士だってことはわかっていたし、こいつには弁護士なんか続けるシカクはないとも思っていた。光市母子殺人事件弁護士への対応や、弁護士活動の実態、社会的活動に興味も共感もない人間としての資質・・・・。ネット右翼と大差ない言動の数々。しかし、岩国米軍基地移転問題をめぐる発言には、まさかというしかなかった。言いたくなかったが、大阪府民は、やっぱりアホでバカだというほかない。

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防衛政策 住民投票で異議挟むな。次期大阪府知事橋下徹/朝日新聞

米空母艦載機移転をめぐり06年春に山口県岩国
市が実施した住民投票に対する橋下徹・次期大阪
府知事の発言に、憲法学者や政治学者らが首をかし
げている。弁護士でもある橋下氏は、反論した
前岩国市長の井原勝介氏を「憲法を勉強して」と
痛烈に批判したが、「橋」下さんこそ不勉強では」
との指摘も出ている。

橋下氏の発言が飛び出したのは1月31目。3日
告示の岩国市長選で艦載機移転容認派が推す前自
民党衆院議員の福田良彦氏を応援するビデオ撮影
に応じた後、・「防衛政策に自治体が異議を差し挟
むべきではない」「間接代表制をとる日本の法制
度上、直接民主制の住民投票の対象には制限があ
る」と持論を展開した。
小林良彰・慶大教授(政治学〉は、「この種の住民
投票には法的拘束力がない。住民の意思の確認・表
明なのだから、それを憲法が制限することはあり
得ない」と指摘。「基地問題は地元住民にとって生
活問題だから、意見を言う資格がある。憲法が認
めた言論の自由だ」と述べ、「橋下さんこそ憲法
を勉強した方がいいんじゃないか」と皮肉った。
小林節・慶大教授(憲法)は「地域の問題につ
いて住民の声を直接聞いて、その結巣を地方自治
体の意向として国に示して実現を図っていい、と、
いうのが憲法の考え方だ」と言う。
奥平康弘・東大名誉教授(憲法)は「弁護士が『憲
法』と言えば、いかにも説得力があるように聞こえ
るが、政治家として政治的な発言をしたまで。人
びとの注目を集め、目的達成したんじゃないのか
な」と冷ややかに語った。
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「岩国の住民投票には反対」橋下氏が発言
2008年01月31日

 大阪府の次期知事の橋下徹氏(38)は31日、米軍空母艦載機の岩国基地への移転をめぐり、山口県岩国市が一昨年に住民投票で反対の意思を示したことについて、「国の防衛政策に地方自治体が異議を差し挟むべきでない」と批判した。2月3日告示の同市長選では、移転容認派が推す福田良彦・前自民党衆院議員を支援する考えを示した。

 橋下氏はこの日、府庁の自民党談話室で、福田氏を応援するビデオ撮影に応じた。党本部の菅義偉・選対副委員長から電話で依頼されたという。

 その後、報道陣に応援の経緯を説明し、過去のテレビ番組で「岩国の人たちが住民投票をやることには反対」と発言していたことを明かし、「この考えは今も変わらない」と述べた。橋下氏は「直接民主制の住民投票の対象の範囲は、間接代表制をとる日本の法制度上、制限があると思う」と持論を展開した。

 同市長選では在日米軍再編に伴う艦載機移転の是非が争点。「反対」派の井原勝介・前市長は2年前、住民投票で圧倒的な「移転反対」の民意を引き出し、直後の市長選でも当選した。しかし、容認派が多数を占める議会と対立して昨年12月に辞職、出直し市長選に再び立候補している。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801310067.html

橋下氏に前岩国市長反論「大阪府民の声は聞かないのか」
2008年02月01日

 山口県岩国市にある米軍岩国基地への空母艦載機移転問題で、大阪府知事選で初当選した橋下徹氏が「国の防衛政策に地方自治体が異議を差し挟むべきでない」と述べて同市が06年に行った住民投票を批判したのに対し、前岩国市長の井原勝介氏(57)は1日、記者会見で「主権者である市民、国民が国政にものを言うのは当然だ。大阪でこういう問題が起きれば、国策だから府民の声は聞かないということなのか」と反論した。

 井原氏は「住民投票は議会で成立した条例に基づいて行われ、住民の意思が明確に示されたもの。とやかく言われるのは筋違いだ」とも述べた。

 住民投票は井原前市長が発議して06年3月に行われた。神奈川県の米軍厚木基地から空母艦載機部隊を岩国基地に移す計画に対する賛否を問い、「反対」が87.4%だった。

 同市では出直し市長選が3日に告示される。移転に反対する井原氏と、移転容認派が推す前自民党衆院議員の福田良彦氏(37)の一騎打ちとなる見込みで、橋下氏は福田氏を支援する考えを示している。
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200802010040.html

「憲法を勉強すべきだ」 橋下氏、岩国前市長に再反論
2008年02月01日

 米軍岩国基地への空母艦載機移転をめぐり、山口県岩国市が06年に実施した住民投票を批判した次期大阪府知事の橋下徹氏は1日、「憲法が間接代表制をとっている以上、住民投票の対象も絞られるべきだ」と述べ、橋下氏の発言に反論した前岩国市長の井原勝介氏について「もう少し憲法を勉強していただきたい」と痛烈に批判した。
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200802010107.html

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<岩国市長選>前市長、橋下・大阪次期知事発言に反論
2月2日2時17分配信 毎日新聞


 3日告示の山口県岩国市長選を巡り、大阪府知事選に当選したタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が「防衛政策に関して、自治体が(住民投票という)法律上の手続きを使って異議を差し挟むべきでない」と発言したことに対し、市長選に再出馬する前市長の井原勝介氏(57)が1日、2度にわたって会見して反論した。井原氏は「大阪府で国政と民意が相反した場合、橋下氏は府民の声を尊重して国にものを言わないのだろうか」と述べた。

 市長選は米空母艦載機部隊の岩国基地移転が最大の争点。移転反対の井原氏と、条件付き容認の前衆院議員、福田良彦氏(37)の一騎打ちが見込まれる。

 井原前市長は06年、艦載機移転の是非を問う住民投票を実施。結果は移転反対が多数を占めた。橋下氏はこの住民投票を実施したことについて1月31日、井原氏を批判した。

 これに対し、井原氏は「(橋下氏は)府民の声を府政に反映させると言っていたはず」と首をかしげ「国防政策だから、国の専管事項だからと言って、主権者たる市民が声を上げることは制限されないはず」と述べた。

 さらに「私は住民投票や(前回06年の)市長選で示された民意に基づき国にもの申している。(大阪でも)府民の声を尊重して国にものを言うのが知事の責任ではないか」とたたみかけた。

 井原氏は夕方にも再度会見し、橋下氏への反論書を、マスコミ各社などに送付したことを明らかにした。

 一方、対抗馬の福田氏は1日、市民会館で決起大会を開催。この会場で、橋下氏が福田氏を激励するビデオが放映された。福田氏は「住民投票は、国の専管事項の安全保障については問わないと言うことだったが、井原氏はそれを使って市民に対立を生んだ。橋下氏はそれを批判したのだと思う」と述べた。

 一方、橋下氏はこの日、報道陣に対し「住民投票という形でやるべきでない。政治家や議会が住民の意思をくみ取ったうえで、国に物申すのが間接代表制。住民投票によれば憲法を無視できるというのは憲法論を勉強されていない証拠では」と改めて述べた。【大山典男、内田久光、石川隆宣】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000012-mai-pol

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住民投票発言 橋下氏、批判に猛反発 福岡入り「憲法学者は机上論」/西日本新聞
 大阪府知事に就任する弁護士の橋下徹氏(38)が3日、子育てをテーマにしたフォーラムに出席するため福岡市入り。報道陣に対し、米空母艦載機移転が争点の山口県岩国市長選をめぐる自身の発言への批判について「机の上の憲法論しか知らない憲法学者に、とやかく言われたくない」と猛反発した。

 岩国市は2006年、艦載機移転の是非を問う住民投票を実施した。反対票が多数を占め国と対立。3日告示された市長選でも最大の争点だ。

 橋下氏は大阪府知事選に当選後、この住民投票と市長選に関連して「国政の防衛政策に地方自治体が法律上の手続きを使って異議を挟むべきではない」と批判。解釈をめぐり、岩国市の井原勝介前市長や憲法学者らから異論が出ていた。

 これに対し橋下氏は3日、「住民の意思を無視しろと言っているのではない」と強調。市町村が実施する住民投票で国防の在り方が問われることについて「間接代表制というのは、住民のあらゆる意見をくみ取ったうえで、政治家が最適な施策を選択し政治を行っていくものだ」と、あらためて否定的な姿勢を示した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20080204/20080204_003.shtml
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橋下巧みな「メディア戦略」 司令塔は「爆笑問題」芸能プロ
1月29日19時45分配信 J-CASTニュース


 大阪府知事選で「圧勝」したタレントで弁護士の橋下徹氏(38)の選挙戦を支えたのは橋下氏が所属していた芸能プロダクション「タイタン」だった。選挙統括本部長を異色の芸能マネージャーが務めることで、芸能界のノウハウを使った巧みな「メディア戦略」を展開したのだ。

■選挙活動の日程をスポーツ紙、雑誌などにも告知

 大阪府知事選が2008年1月27日に投開票され、橋下氏が大阪府知事に就任することが決まった。投票結果は橋下氏の183万2857票に対し、民主・社民・国民新党が推薦していた熊谷貞俊氏の99万9082票と、橋下氏の「圧勝」だった。

 民主党は、熊谷氏の応援に小沢一郎代表など党幹部が次々に応援に駆けつけた。一方の橋下陣営は、タレントの応援はなし。橋下氏を推薦した自民・公明両党の幹部も応援に駆けつけることはなく、政党色も排除した。自民党が提供した選挙カーについては、自民党のロゴも消された。

 知名度、38歳の若さ、などなど橋下氏の「勝因」については色々と指摘されているが、選挙戦を戦い抜くにあたっては、お笑いコンビ「爆笑問題」などが所属する「タイタン」の力が大きく影響したようだ。というのも、選挙戦を仕切ることになる選挙統括本部長は「タイタン」のマネージャー劉昇一郎氏が務めており、まさに異例の選挙戦が繰り広げられたのだ。

 劉氏は、橋下氏が12月11日に府知事選への出馬を表明してから、テレビ局への出馬報告回りに同行した。当時まだ、自民・公明両党の推薦がなかったため、「身近なメンバー」だけで選挙を戦うことにした。そこで劉氏が選挙統括本部長というかたちで、選挙戦を戦うことになったらしい。自公の推薦を取り付けた後も、「自公は表に出ない」という合意の下で、その形は変わらなかった。

 芸能マネージャーが展開する選挙戦は斬新なものだった。橋下氏の選挙期間中の活動の日程についても、通常は記者クラブの幹事社だけにしか送らないが、スポーツ紙、雑誌など一つ一つのメディアに告知した。さらに、橋下氏が掲げる「小学校の校庭の芝生化」をアピールするために、小学校で子供と遊ぶ場面を演出するなど、マスコミが取り上げやすいような構図にこだわった。

■「映像がどうなのかということをよく研究していた」


  「橋下について、当初は『信じられない』『ホンマかいな』といった空気があったのはご存知かとおもいますが、有権者の方にご理解いただくために、17の基本政策を掲げてから、芝生のある小学校や介護施設に行ったりして、言葉で語るより、写真などで見てご理解いただこうと思いました」

 劉氏はJ-CASTニュースに対してこのように話している。さらに、府知事選に勝った要因について質問すると、

  「橋下がやりたかった、より多くの有権者に聞いていただくという説明ができた。また自民・公明党に地道な票集めを引き受けていただいた。エキスパートの力が最大限発揮された」

という答えが返ってきた。

 自民党大阪府連会長を勤める中山太郎衆院議員は、2008年1月29日放送のテレビ朝日系番組のなかで、

  「彼(劉氏)はいつもニュースの時間を絶えず気にしていた。プロだねやっぱり。映像がどうなのかということをよく研究していたでしょ。私は、一切口を出さなかったです」
  「我々にしてみたら初めての経験でした」
  「勉強します。改めて」

と述べている。
 橋下氏は当選翌日の1月28日には、早朝から深夜にわたってテレビ・ラジオ約30番組に出演した。橋下氏の巧みな「メディア戦略」は府政にどう発揮されるのだろうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080129-00000002-jct-soci


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1 コメント

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「憲法を勉強しろ!」って (自分にイタい発言だろが。)
2008-02-03 18:03:22
手前が憲法を勉強しろよ!って意味の事を、井原さんが上品な表現で言ったらもう十分、レスポンスになってんじゃん。
やっぱ、右翼って頭が弱いな、と思うのはこんな時。
ま、アイフルの子会社のシティズで顧問弁護士について、自民の森派に見出される程「頭角を現し」た、つっても先が見えてるワな。
「勝ち馬に乗る」のが主義なのは判るけど、ハッと気付いても降りれない内に馬がね…。
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