西日本入国管理センターに収容されている方の仮放免を求める「第二次署名」にご協力を

2010-01-02 20:33:38 | 社会
2009年7月ごろから、
西日本入管センターでは
仮放免の準備ができている人に対して仮放免許可が出ず、
難民申請者も含め長期収容状態になっています。
密閉状態で時間的・空間的感覚を奪われつつあり、苦痛を与え続けている状態からぜひ解放させてあげてと署名活動を開始しました。

昨年12月22日、「西日本入管一斉面会」の申し入れ時に第1次集約で署名いただいた740筆を西日本入管に提出することができました。
ご協力ありがとうございました。
しかし入管の態度はあまり仮放免に前向きな態度ではなく、
私たちは更に怒りを覚えました。

私たちは2月21日(日)にこの問題を社会にもっと表面化するために集会を持ち、デモを行う企画を検討しています。
署名もその後に提出する予定です。

第1次署名で署名していただいた皆様も、ぜひ周りの方に声をおかけください。
メールを転送してください。

さらなるみなさんのご協力が必要です。
よろしくお願いします。


 第2次集約日:2010年2月21日(日)
 署名提出日:2010年3月初旬を予定


 ・「12/22西日本入管一斉面会」
  http://rafiq.jp/event/091222isseimenkai.html

 ・入管長期収容者仮放免申し入れ 難民支援の団体 (09/12/23毎日新聞)
  http://rafiq.jp/siryou/091223mai.html

 ・12/22一斉面会後の記者会見資料等
  http://rafiq.jp/siryou/091222kishakaiken.html

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…西日本入国管理センターに収容されている方の仮放免を求める署名にご協力を…


私たちは、
「長期収容は人権侵害である」との立場から
西日本入国管理センター(大阪府茨木市)の被収容者について、
以前より以下の方の早急な仮放免を求め、活動してきました。
しかし、今年の夏ごろから、これまでなら仮放免となるケースでも仮放免申請
が不許可となり、誰一人として仮放免がなされていません。
このままでは、収
容1年、2年は当たり前という5,6年前の悲惨な収容所に逆戻りしてしまい
ます。
私たちは特に以下の方についての仮放免を要請し、
外界と遮断され密閉の中で時間的・空間的感覚を失い、苦痛を与えている状態から解放してほしい
と申し入れたいと行動します。
この現状をどうぞ理解していただき、ご協力よろしくお願いいたします。

私たちは西日本入国管理センターで次の状態にある被収容者の仮放免を要請します。

1> 難民申請者及び訴訟を起こしている方
2009年9月現在、全国の入国管理センターに150名以上の難民申請者が収容されています。
法務省は、
難民申請者の陳述書を翻訳がないからとして受け付けないなど、およそ認定機関の体をなさない貧困な難民制度を強要する一方で、
国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)の「庇護希望者の拘禁は例外的措置にとどめるべき」との勧告や国会での2004年の付帯決議に反して、
懲罰的、報復的収容あるいは難民としての立証を妨害するための収容を続けています。
また退去強制取り消しの裁判を起している被収容者については、
劣悪な収容施設での収容が長期化し、拘禁症状が現れ、心身ともに悪化しています。

2> 日本人の配偶者及び在留資格(定住、永住)のある外国人の配偶者
家族の結合と保護は万人の権利です。
人権規約でも「家族の結合権」は保障されています。
しかし、真摯な結婚であるにもかかわらず、入国管理局は、保護すべき価値を否定し、「偽装結婚」として、多くの外国人配偶者を長期に収容されています。

3> 収容継続のままでは適切な治療ができない罹病者、及び収容設備では腰痛など身体に支障がでる者

西日本入国管理センターには、内科医1名のみが勤務しています。
収容が3ヶ月を過ぎると多くの方が心身の疼痛を訴えています。その中には内科医のみでは対応できない「病気」の方もいます。
収容が3ヶ月を過ぎると多くの方が心身の疼痛を訴えています。
その中には高血圧症、胆石、子宮障害、脂肪種等の持病をもつ方がおり、収容所では適切な治療が受けられません。
また足や腰に痛みのある方は入国管理センターの畳の部屋での行動が苦痛を伴っています。


2009年11月

入管問題かんさい支援ネットワーク(かんさいネット)
 RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
 (社)アムネスティ・インターナショナル大阪難民チーム
 西日本入管センターを考える会
 TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)
 日中友好雄鷹会大阪府本部
 日本ビルマ救援センター

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第2次集約日:2010年2月21日(日)
    当日は「集会とデモ」を予定しています。

署名送付先:RAFIQ  (FAX可)
      〒569-0078 高槻市大手町6-24  FAX:072-684-0231

第2次署名提出日:2010年3月初旬を予定しています。

◆ 署名用紙をダウンロードしてください ◆
 (署名用紙のファイル名を変更しています。ご注意ください)

  署名の案内         http://rafiq.jp/event/09west_shomei.html
  署名呼び掛け(pdf)    http://rafiq.jp/event/0911west_yobikake.pdf
  署名用紙5名連記用(pdf版) http://rafiq.jp/event/1003west_shomei.pdf
         (MS-Word版)http://rafiq.jp/event/1003west_shomei.doc

メール署名ここから-------------------------------------

要 請 書

                             2010年 3月

法務大臣殿
西日本入国管理センター殿

2001年、当時の森山法務大臣は、
長期被収容者について
「仮放免を弾力的に運用するというようなやり方で柔軟に対応いたしております」と国会で答弁しています。
しかし、貴センターは、この間、難民申請者、日本人や在留資格のある外国人配偶者、さらには退去強制処分を不服として係争中の者などの仮放免申請を次々と不許可にし、多くの長期被収容者を生み出しています。
森山発言の背景には、長期収容は精神的、肉体的苦痛を被収容者に強いるものであり、「長期収容は人権侵害である」という批判が、日本社会において、また国際的にも高まったことがありました。
私達は、長期収容の常態化というあの忌まわしい過去へ歴史を逆戻りさせることを容認することはできません。

私たちは、外界と遮断された密閉施設への長期拘禁は、人間の時間的、空間的感覚を奪い、大変な苦痛を伴うものであり、人道に反するという観点から、西日本入国管理センターに収容されている以下の方の仮放免を求めます。

1> 難民申請者及び退去強制処分を不服として訴訟を起こしている者
2> 日本人の配偶者及び在留資格(定住、永住)のある外国人の配偶者
3> 収容継続のままでは適切な治療ができない罹病者、及び貴センター収容
設備では腰痛など身体に支障がでる者

入管問題かんさい支援ネットワーク
 RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
 (社)アムネスティ・インターナショナル大阪難民チーム
 西日本入管センターを考える会
 TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)
 日中友好雄鷹会大阪府本部
 日本ビルマ救援センター

*********************************

 お名前:

 ご住所:


メール署名ここまで-------------------------------------

◆ メール署名のご案内 ◆

http://rafiq.jp/event/09west_shomei.html#mail

○メール送付先:rafiqtomodati@yahoo.co.jp (RAFIQ)
   件名:「西日本入管被収容者仮放免を求める署名」としてください。
       それ以外は受け付けられません。

○第2次締め切り:2010年2月21日着

メール編集画面に上記をコピーアンドペーストし、お名前・ご住所をご記入し
送信してください。

※ メールでご署名いただいたお名前・ご住所は署名提出のみに利用させてい
 ただき、メールアドレスも含めて重複署名でないことの確認作業や直接お問
 い合わせのために利用させていただきます。
※ 署名はプリントアウトし、西日本入管センター以外の第三者には提出いた
 しません。
※ 個人情報はRAFIQが管理し、署名提出がすべて完了した時点で削除致しま
す。


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入管問題かんさい支援ネットワーク(かんさいネット)
 RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
 (社)アムネスティ・インターナショナル大阪難民チーム
 西日本入管センターを考える会
 TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)
 日中友好雄鷹会大阪府本部
 日本ビルマ救援センター

連絡先:RAFIQ
  rafiqtomodati@yahoo.co.jp

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