参考・北朝鮮『労働新聞・論説』が こんなことを・・・「日本にもたらすものは破滅だけだ」

2013-04-14 19:35:10 | 北朝鮮
(朝鮮民主主義人民共和国 労働新聞・論説 2013年4月10日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=gisa2&no=68255#first

対朝鮮敵対視-策動が、日本にもたらすものは破滅だけだ


●「日本列島至る所を、米帝の朝鮮侵略基地として提供している日本は、米国の対朝鮮強硬政策と軍事的圧殺政策に協力し、便乗している」

●米国と日本が、戦争の火を付ければ、日本列島全体が戦場と化すであろう。日本は、我々の報復打撃対象となる事を避ける事は出来ない」(本文から)

アメリカ帝国主義の無謀な北侵略戦争挑発策動で、朝鮮半島は今日や明日にでも、火と火が行き交う危険な事態に直面している。ここで日本の反動達まで、力を合わせ進み出ることで、情勢は更に悪化されている。

日本の現政権は、米国の対朝鮮強硬政策と軍事的圧殺政策に便乗し、反共和国敵対視政策を強化し軍事的冒険の道に出ようとしている。

まず、(日本は)日本領土を米帝の朝鮮侵略基地として提供している。

過去、朝鮮戦争(1950~1953年)時期、日本は自分の領土を、米帝の攻撃基地、補給基地、修理基地として明け渡し、我が共和国を廃墟にするのに、加担協力し、≪黄金の夕立≫を迎え、腹を膨らましていた。(訳注―朝鮮人の膨大な犠牲の上に、戦争特需で利益を享受した事を指す)

新たな朝鮮戦争でも、日本は自分の領土を根こそぎ米軍の侵略基地として委ね様としている。

日本≪自衛隊≫の基地と施設は、2800余個所に達する。

日本は、朝鮮で戦争が起きる場合、駐日米軍基地と≪自衛隊≫基地だけではなく、民用港口と民用飛行場まで米軍に提供する事を既に決定した。(訳注―1999年・周辺事態法、2003年・武力攻撃事態法、  2004年・国民保護法 米軍行動円滑法 日米物品役務相互提供協定改正案 特定公共施設利用法 海上輸送規正法 など、官民問わず、日本全土の戦時体制を準備する、憲法を蹂躙する諸法規が既に存在する)

今日本は、新しい朝鮮戦争に備えた準備をせき立てている。

過去朝鮮戦争時、日本の武力は、補助武力として米軍の軍服を着て秘密裡に参加していた。

新たな朝鮮戦争では、日本≪自衛隊≫が≪日章旗≫を靡かせ、公然と前面に、主力部隊として、突撃隊として乗り出そうとしている。

日本反動らは、≪自衛隊≫を朝鮮と近い西部日本地域に集中配置し、朝鮮侵攻を仮想した実践演習を猛烈にくりひろげている。

米帝が北侵戦争を挑発しようと、あがいて策動している今、日本反動らは、朝鮮再侵略の機会をのがすまいとしている。米国の対朝鮮軍事的圧殺策動に便乗し、朝鮮再侵略企図を実現しようと言うのが日本反動らの目的だ。彼等が朝鮮再侵略に乗り出すのは、目前の現実となっている。

我々は日本反動らに、朝鮮再侵略騒動に狂奔しては懲らしめを受けると言うことに、一二度しか警告しなかった。日本は、我々の警告を無頓着に向かいあってはならないはずだ。

ところが、日本は尋常でない軍事的動きを露骨に曝け出している。今の様に、日本反動らが無謀に動き回っては、どんな事が起きるか分からない。

偉大な首領キム・イルソン同志は次の様に教示した。

≪朝鮮半島の情勢が悪化され不意の事態が醸成されれば、日本にも良い事がない≫

日本の朝鮮再侵略は、滅亡の道だ。

日本の或る軍事専門家は、≪日本は、再び戦争をするのか≫と言う著で、≪日本の原油事情、食料事情などを詳しく見回して見れば、戦争のようなものはする事は出来ないのであり、万一戦争を引き起こせば、惨憺たる情況を迎えなければならないと言う事を理解することとなるだろう≫と書いた。

日本の領土は、四つの互いに離れた島々でなっている。その長さは凡そ数千kmに達する。日本の領土は、このように狭小で、縦深が深くない。

一方で日本は、我が国と近いところに位置している。

中長距離打撃を重視する現代戦で、縦深が深くない日本の全領土は、我々の報復打撃対象となる事を避ける事は出来ない。

日本は海に囲まれた海洋国であり、海上交通運輸に最も大きく依存している国だ。そのため、≪有事時≫の海上交通運輸に危険な事態が醸成される場合、日本経済は混乱にはまり込み、破産する事となる。

日本の社会的条件を見てもそうだ。都市人口密度が稠密で、工業があちこちに集中配置されている。日本の主要都市である東京、大阪、横浜、名古屋、京都には、日本の人口の3分の1以上が住んでいるだけではなく、基幹工業が集中されている。東京だけでも、300m間隔ごとに揮発油工業所(ガソリンスタンド)がある。

こんな条件は、日本の戦争持続能力が、一撃で消滅される可能性を抱かえていることをしめす。

こんにちの戦争は、過去の戦争とは違うのだ。

現代戦では、いろんな新しい科学技術が投入された戦争手段が、多く利用される。現代戦は立体的だ。だから前線と後方(銃後)違いがない。日本が戦争の火を付ければ、島国全体が戦場と化すであろう。

或る世論調査によれば、日本人の60%以上が、戦争が起きれば逃げるだろうと言ったと言う。実際上、諸都市が不意に打撃を受ければ、一帯修羅場となり、すべての道路が塞がれ、どうしようもなくなるだろう。不意の打撃が加えられれば、全てが火の海、死の地帯となり、生きのこった人も正気でないだろう。

過去朝鮮戦争時、我々は日本にある侵略基地を報復攻撃する能力がなかった。

しかし今、我が人民軍隊は、日本は無論、アジア太平洋地域の米帝侵略軍基地まで撃破してしまう、報復能力を十分に保有している。

日本の土地には、数多い米軍の核基地と、原子力関連施設、軍事施設などが至る所にある。

日本は、20世紀40年台に負った核惨禍とは対比出来ない、重大な災難をうけるのを避ける事は出来ない。

時代は変わった。言葉で話した時も過ぎた。

日本反動らが、今日の現実を真っ直ぐ見ずに、米帝の無謀な北侵戦争策動に加担すれば、それは、かれらの終末を持ってくるものとなるだろう。

日本は、(新たな)朝鮮戦争に加担する失策がもたらす悪い結果から考えてみて、分別あるように身を処すのが良いだろう。


(訳 柴野貞夫 2013年4月12日)

http://www.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_384.html
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・・・・・。 


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1 コメント

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Unknown (サン)
2013-04-14 23:22:28
このような物の言い方が、日本国憲法で禁じられている
「武力による威嚇」ですね。典型的だとおもいます。
左翼は問題にしないのでしょうか?日本には禁じられていても、北朝鮮は「武力による威嚇」をしてもいいのですか?左翼のダブルスタンダードが炸裂していますね。


ところで、朝鮮戦争について、

日本は北朝鮮を廃墟にするのに協力し
腹を膨らましていた

との認識ですが、実際は、日本は北朝鮮からの韓国侵略に対し、国連軍の後背地としての役割を果たし、韓国を救ってやったという立場にあります。少なくとも韓国人民からは感謝されていい立場にありますね。北朝鮮指導部にも正しい歴史認識をもっていただきたいものです。
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