埼玉県知事上田清司は、日本軍慰安婦被害者李容洙(イヨンス)さんに正式に謝罪せよ

2007-03-06 20:47:04 | 社会
埼玉県知事 上田清司 殿
『元日本軍「強制慰安婦」イ・ヨンスさんのお話を聞く会』実行委員会
上田知事の歴史認識を問う県民連絡会

知事は日本軍慰安婦被害者李容洙(イヨンス)さんに正式に謝罪せよ

 知事は日本軍慰安婦被害者李容洙さんと3月1日午後2時10分知事室で面談を
行いました。
面談の際、李容洙さんは「私は16歳の時日本軍に口を塞がれ連れて行かれ(拉
致され)台湾の新竹にあった慰安所で日本兵の相手をさせられました」と証言されま
した。
 その後李容洙さんが知事に「私が被害者に見えますか」と質問しました。その質
問に対し知事は深くうなずいて「お気のどくです」と答えました。
被害者の前で事実を認めたのに拘わらず、知事は「慰安婦がいたが従軍慰安婦はい
なかった」という発言を撤回していません。また「お気のどく」とは第3者が被害者
にいう言葉です。あなたは日本軍慰安婦被害者を傷つけた当事者です。正式に謝罪す
るのが誠意ある態度ではありませんか。
 「慰安婦がいたが従軍慰安婦はいなかった」というのは詭弁です。慰安婦と言え
ば戦争中、日本軍に強制的に従わされた「従軍慰安婦」と、軍に関係ない、私娼・公
娼しか存在しません。日本軍に連れさられた李容洙さんは私娼だったのではありませ
ん。
 市民の入室を禁止した知事単独の記者会見で、知事は「軍が直接徴用した証拠、
文献はないとされているが、異常な戦争下ではあり得るかもしれない」「従軍という
言葉は英霊に失礼だ。ふさわしくない。安易に使ってはいけない」「慰安婦はいない
と言ったのではない。ぞろぞろと行軍するような慰安婦はいないという意味だった」
と述べています。(3月2日埼玉新聞)
 被害者李容洙さんに謝罪もせず、このようなことを記者会見で発言されることは
どんなに再び李容洙さんを傷つけているか、あなたは考えないのでしょうか。
「英霊に失礼だ」などとはあの侵略戦争を反省していない証左であります。
宮沢元首相、村山元首相はもとより、小泉前首相までお詫び(謝罪)の談話を発表
しています。
 米国の議会でも「日本軍『慰安婦』問題で日本政府に公式な謝罪を求める決議案
(米国下院決議案121)が提案されました。知事の態度は国際的な流れにも反しま
す。
 「従軍慰安婦はいなかった」発言の撤回と李容洙さんへの謝罪をここに強く再度
要求致します。

賛同人・賛同団体
子どもサポートネット埼玉・働く女性の会、新座はんさむウーマンネットワー
ク、平和懇談会はんのう・いるま、埼玉県平和資料館を考える会、朝鮮女性と連帯す
る埼玉女性の会、撫順の奇蹟を受け継ぐ会埼玉支部、ステップワン、埼玉9条連、石
田甚太郎、埼玉コリア21、埼玉ベアテの会、JR総連埼玉県協議会、埼玉教育フォー
ラム


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