そのとき、本誌『顔認証システム』取材は国交省に妨害された/週刊プレイボーイ

2006-05-28 17:03:59 | 社会
5月1日にスタートした霞ケ関駅・顔認証システム実験ですが、当初予定していた最終日19日が過ぎ、当初の計画が終了しました。実験は平日の午後2~3時まで実施され、わたしはスケジュールの許す限り、霞ケ関の実験現場に足を運び、どのような実験がおこなわれたのか記録にとどめることとしました。具体的な実験内容を分析することで、実験にかかる開発ないしは検証の目的がより明確にみえてくる可能性があるからです。

             ■

うち5月2日の取材の顛末は、元公安調査庁・野田敬生氏の
メルマガ
《ESPIO!》 霞ヶ関駅監視カメラ・顔認証実験の秘密主義
5月1日にスタートした霞ケ関駅・顔認証システム実験ですが、当
初予定していた
最終日19日が過ぎ、当初の計画が終了しました。

実験は平日の午後2~3時まで実施され、わたしはスケジュールの許す
限り、
霞ケ関の実験現場に足を運び、どのような実験がおこなわれたのか
記録にとどめることとしました。

具体的な実験内容を分析することで、実験にかかる開発ないしは検証の
目的が
より明確にみえてくる可能性があるからです。

             ■

うち5月2日の取材の顛末は、元公安調査庁・野田敬生氏の
メルマガ
《ESPIO!》 霞ヶ関駅監視カメラ・顔認証実験の秘密主義
http://www.emaga.com/bn/?2006050007934049002867.xp010617

にあるとおりですが、この実験は、ドタバタ続きだったのが印象に残り
ました。

GWを挟んで実験3日目にあたる5月8日には、(おそらく私
の取材活動に気を取られてか)
一般の地下鉄利用者が、どういうわけか実験エキストラの列にならんで
しまい、なのに、
係員の誰一人も気がつかず「顔認証改札」を通してしまうハプニングも。
これでは、ロープを張り係員をおいた意味なんてナシ。

これも、わたしが「これって問題じゃないんですか」と通過した一般人を
指さして、はじめて事の重大さに気がつくありさま。

             ■

18日には、「朝日新聞」19日付社会面にも報じられた、弁護士・
学者らによる
仮装パフォーマンス集団が実験現場あらわれます。

要するに、仮装した法律家・学者らが実験現場で「この改札を通らせて
くれ」と
アピールすることで、管理社会反対の意思表明をするというもの。

この日、彼らの事前連絡を受け、国交省記者クラブの面々がおのおの取
材にきていたが、
これに対して、NTTコミュニケーションズ秋吉勇氏が「撮影禁
止・取材中止」を申し入れ
記者らと一悶着する場面も。

この日は、こんなアクシデントというかトラブルが続き、実験は中止に
追いやられます。

のみならず、警察(警視庁丸の内警察署)まで現場に出動・・・

             ■

と、ここから先は、週明け月曜日(5/29)発売の週刊「プレイ
ボーイ」(集英社)No.24
[特別定価340円]に掲載の

「NHKを巻き込み、警察まで出動。霞ケ関駅改札口で起こった事
件の一部始終を全部書く!
そのとき、本誌『顔認証システム』取材は国交省に妨害された

という、テレビの2時間サスペンス・ドラマばりに長いタイトルがつい
た記事に譲ります。

             ■

なお実験は、翌19日の実験最終日も、前日の余波か中止に追い込
まれたうえ、
当初、予備日として準備していた6月下旬の追加実験も行わない
とのこと。

彼らが思っていた以上に国民からの反発が多く、実験なぞままならなく
なった
ということでしょうね。

※この週プレNo.34では、別に6/1スタート「駐車監視員」
にからんで
駐車違反関係の特集記事も執筆しております。こちらもよろしく
お願いいたします。

06.05.28.
小谷洋之
qzf07247@nifty.ne.jp
http://members.aol.com/kota2hiroyuki/


にあるとおりですが、この実験は、ドタバタ続きだったのが印象に残り
ました。

GWを挟んで実験3日目にあたる5月8日には、(おそらく私
の取材活動に気を取られてか)
一般の地下鉄利用者が、どういうわけか実験エキストラの列にならんで
しまい、なのに、
係員の誰一人も気がつかず「顔認証改札」を通してしまうハプニングも。
これでは、ロープを張り係員をおいた意味なんてナシ。

これも、わたしが「これって問題じゃないんですか」と通過した一般人を
指さして、はじめて事の重大さに気がつくありさま。

             ■

18日には、「朝日新聞」19日付社会面にも報じられた、弁護士・
学者らによる
仮装パフォーマンス集団が実験現場あらわれます。

要するに、仮装した法律家・学者らが実験現場で「この改札を通らせて
くれ」と
アピールすることで、管理社会反対の意思表明をするというもの。

この日、彼らの事前連絡を受け、国交省記者クラブの面々がおのおの取
材にきていたが、
これに対して、NTTコミュニケーションズ秋吉勇氏が「撮影禁
止・取材中止」を申し入れ
記者らと一悶着する場面も。

この日は、こんなアクシデントというかトラブルが続き、実験は中止に
追いやられます。

のみならず、警察(警視庁丸の内警察署)まで現場に出動・・・

             ■

と、ここから先は、週明け月曜日(5/29)発売の週刊「プレイ
ボーイ」(集英社)No.24
[特別定価340円]に掲載の

「NHKを巻き込み、警察まで出動。霞ケ関駅改札口で起こった事
件の一部始終を全部書く!
そのとき、本誌『顔認証システム』取材は国交省に妨害された

という、テレビの2時間サスペンス・ドラマばりに長いタイトルがつい
た記事に譲ります。

             ■

なお実験は、翌19日の実験最終日も、前日の余波か中止に追い込
まれたうえ、
当初、予備日として準備していた6月下旬の追加実験も行わない
とのこと。

彼らが思っていた以上に国民からの反発が多く、実験なぞままならなく
なった
ということでしょうね。

※この週プレNo.34では、別に6/1スタート「駐車監視員」
にからんで
駐車違反関係の特集記事も執筆しております。こちらもよろしく
お願いいたします。

06.05.28.
小谷洋之
qzf07247@nifty.ne.jp
http://members.aol.com/kota2hiroyuki/


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