普天間「日米合意」尊重伝える 沖縄県知事選で民主県連・喜納昌吉が岡田幹事長に

2010-10-21 18:11:01 | 沖縄
【東京】11月の県知事選に向け、民主党県連の喜納昌吉代表らは21日午前、国会内で党本部の岡田克也幹事長らと会談した。
喜納代表は独自候補擁立の意向を伝えた上で、米軍普天間飛行場移設について「日米合意を尊重し、再検証して深化させる」との考え方を示した。
岡田幹事長は「検討に値する」などと述べ、引き続き協議する意向を示したという。週明けにも再度、両者が会談し、対応を検討する。
 会談には、県連側からは副代表の玉城デニー、瑞慶覧長敏の両衆院議員と又吉健太郎選対委員長が、党本部からは渡辺周選対委員長が同席した。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-21_11330/

普天間「合意」尊重 喜納・下地氏
【東京】民主党県連の喜納昌吉代表や国民新党の下地幹郎幹事長らは20日夜、都内で会談し、知事選に向けた独自候補擁立をめぐり協議した。
米軍普天間飛行場移設について「日米合意を尊重し、再検証して深化させる」との考え方で一致。
喜納氏が21日に民主党の岡田克也幹事長に伝える。党本部側と折り合えば喜納、下地両氏のいずれかが出馬する意向があることも岡田氏に伝えるという。
 会談には喜納、下地両氏のほか玉城デニー衆院議員、赤嶺昇県議、政党そうぞうの當間盛夫代表、民主党県連の又吉健太郎選対委員長が出席した。
 岡田氏は、5月の日米合意を踏まえる政府方針と異なる場合は推薦しない意向を明確にしている。
下地氏は会談後、記者団に「民主、国民新両党の県連とそうぞうは共通項を持って知事選を戦いたいと(岡田氏に)伝える」と強調。
知事選に向けて「いかなる場合でも統一行動を取る」と述べた。21日は党本部の反応を踏まえ独自候補擁立の可否を最終判断する。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-21_11319/

民主県連の反発必至 普天間合意尊重
11月の県知事選候補者擁立に向け、民主党県連の喜納昌吉代表らが、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「日米合意を尊重し、再検証して深化させる」とすることで国民新党の下地幹郎幹事長と一致したことに民主党県連や県民の反発は必至だ。
同県連は県知事選に向け、辺野古移設は「県民合意が得られず不可能」「日米合意の推進は難しい」との基本方針をまとめており、大幅な転換との見方は避けられない。
 喜納代表らは県連の役員会や常任幹事会の承認を得ずに、県内既存施設への統合を容認してきた下地氏らと合意しており、県連内の手続きを無視したとの指摘も出てきそうだ。
 一方、下地氏擁立に動いてきた「県民主役の知事選挙を実現する会」共同代表の儀間光男浦添市長らのグループ内には、喜納氏の擁立に否定的な立場の議員も多く、候補者擁立の見通しは先行き不透明な情勢。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-21_11322/

[知事と民主県連]どうする?どうしたい?
「姿勢は、はっきりしている」と、当事者は言うだろうが、多くの有権者から聞こえてくるのは「分かりにくい」という疑問の声だ。

 確かに姿勢は、はっきりしている。にもかかわらず有権者から猜疑(さいぎ)の目で見られるのは、本音や真意を疑わせるような言動が見られるからだ。

 知事選への立候補を表明している現職の仲井真弘多知事と、菅内閣を支える立場にある政権与党の民主党県連。米軍普天間飛行場の移設問題に対する両者の姿勢には、奥歯に物が挟まったような言い方が目立つ。一体、真意はどこにあるのか。

 仲井真知事は9月28日、県議会で「政府に県外移設を求めていきたい」と明言した。

議会答弁を受けて知事は、仙谷由人官房長官と前原誠司外相に会い、日米合意の見直しと県外移設を要請した。その限りでは、確かに知事の姿勢は変わった、といえる。

 しかし、その一方で、知事は「県内移設反対」と言うのを意識的に避け、「県内移設を丸ごとノーと言ってしまった時に(普天間飛行場が)固定化される懸念はゼロではない」と県議会で説明した。

 要するに、今後の交渉次第では県内移設を容認することもありうる、ということなのだろうか。そのあたりを明確にしてもらいたい。

 知事周辺には「県外を求めないと選挙で戦えない」との声が根強いが、本末転倒である。政治家は自分の主張に信念を持ち、何を実現したいのかを有権者に分かりやすく説明し、支持を得る努力をすべきである。

 知事選に向けた民主党県連の対応を見ていると、政権交代に託した有権者の期待に応えているとは、とても言い難い。

 普天間問題をめぐる党本部との溝を埋めるのは、確かに容易ではない。県連を取り巻く現状は「針のむしろ」である。

 だが、玉城デニー、瑞慶覧長敏の両議員は「沖縄ビジョン2008」に基づいて県外・国外移設を公約に掲げ当選したのである。最も重要なこの基本姿勢がぶれるようなことがあってはならない。

 「針のむしろ」の上で、なすすべもなく飛び跳ねているだけでは、支持者に失望感を与えるだけである。そもそも辺野古回帰を盛り込んだ5月の日米合意は、地元の頭越しに一方的に決めたものだ。

 おかしいものはおかしい、と言い続ける政治信念が試されている。

 仲井真知事に再度問いたいのは、条件次第では県内移設を受け入れるつもりなのかどうか、ということだ。多くの有権者がそれを知りたがっている。普天間問題に関して、知事はあまりにも言葉が足りない。政治家はもっと言葉を大切にすべきである。

 民主党県連は、菅政権や党本部との主張の違いを今後、どのように整理するのだろうか。参院選で独自候補を擁立することができず、知事選でも「自主投票」になった場合、国会議員を2人も出している意味がどこにあるのか、との批判が渦巻くだろう。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-21_11326/

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新しい沖縄へ。伊波洋一

伊波洋一
http://twitter.com/ihayoichi/status/27990759849スタッフよりブログ更新情報『拡散希望です』:
必見!新型ブログパーツです。
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http://ihayoichi.ti-da.net/e3080940.html


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喜納、下地両氏が普天間「合意」尊重 (辺野古浜通信)
田場祥子です。

辺野古浜通信をお届けします。
喜納昌吉氏と民主党沖縄県連の動きが気になります。

上関、田浦では10時の段階で、四代沖のクレーン台船ですが、
やはり今日も作業を強行しようとしているようです。
祝島の漁船による海上の抗議は今日も継続しています。注目と
抗議を! http://blog.shimabito.net/ より

今朝のタイムス記事をメールの最後に貼り付けておきます。
・・・「日米合意を尊重」とは
辺野古の海を埋め、基地建設をすすめるということであり
・・・立候補するのなら
当選する気はなく、埋め立てを推進する仲井真の為に伊波洋一引きずり落とす役割を買って出るということだ。

これを許すのなら民主党沖縄県連…終わっている。

一応、喜納氏と民主党沖縄県連の連絡先こちらに
ご案内しておきます。どうぞお使いください。

■民主党 沖縄県総支部連合会
〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎1-11-1 あらかきビル3F
098-860-2101、FAX:098-860-2022
e-mail: dpjokinawa@ybb.ne.jp

■喜納昌吉事務所
〒900-0013 那覇市真喜志1-2-1 モルビービル1F
098-866-8844、fax:098-867-9171
hananokai@nirai.ne.jp

普天間「合意」尊重伝える 県知事選で民主党県連の喜納代表
 岡田氏に伝える(10月21日沖縄タイムス)

普天間「合意」尊重 喜納・下地氏/知事選候補擁立 
岡田氏に伝達へ(10月21日沖縄タイムス)

民主党県連の喜納昌吉代表や国民新党の下地幹郎幹事長らは
20日夜、都内で会談し、知事選に向けた独自候補擁立を
めぐり協議した。米軍普天間飛行場移設について「日米合意を
尊重し、再検証して深化させる」との考え方で一致。喜納氏が
21日に民主党の岡田克也幹事長に伝える。党本部側と
折り合えば喜納、下地両氏のいずれかが出馬する意向が
あることも岡田氏に伝えるという。
http://www.okinawatimes.co.jp/category/%E6%94%BF%E6%B2%BB/1/

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揺れる民主党沖縄県連/海鳴りの島から
11月28日の県知事選挙まで40日を切り、伊波洋一前宜野湾市長と現職の仲井真弘多知事がすでに出馬を表明している中で、民主党沖縄県連が大揺れに揺れている。喜納昌吉県連代表が国民新党の下地幹郎衆院議員と連携し、独自候補擁立の動きを進めていることに反発し、山内末子県議が県連に離党届を提出した。山内県議は伊波洋一前宜野湾市長を応援することを表明している。
 事態はそのあとさらに進んで、今日21日付の沖縄タイムスは以下のように報じている。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-21_11319/
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-21_11330/


 下地幹郎議員と昵懇の中である儀間光男浦添市長らが進めてきた第三極の候補者を擁立する動きは、翁長雄志那覇市長が要請を断って仲井真知事の支持を表明した時点で実質的に終わっている。仮にこれから下地議員や喜納代表が「日米合意を尊重」して出馬したところで、当選する可能性は極めて低い。
 下地議員が主張してきた普天間基地の嘉手納基地統合案やキャンプ・シュワブ陸上案は、県民からまったく支持されていない。仲井真知事でさえ選挙前になって「県外移設」を打ち出さざるを得なくなったのが沖縄の現状であり、「県内移設」という持論や「日米合意尊重」を唱えて知事選をたたかえば惨敗が必至であることは、下地議員自身がよく分かっているはずだ。だからこそ儀間市長らの出馬要請に対して、党幹部としての役割や国会議員としての職務を強調して逃げてきた。
 そういう下地議員が、落選が分かりきっているのに衆議院のイスを捨てて出馬するとは思えない。儀間氏らを中心とした第三極の候補者擁立が失敗に終わり、自分に責任が回ってくるのを回避するために、喜納代表を焚きつけて出馬させようということだろう。伊波よりはまだ仲井真の方がまし、と考えている菅政権・民主党本部に対して、伊波氏の票を割って落とすために喜納代表を推す、ことを裏では働きかけているのではなかろうか。
 菅政権からすれば、辺野古V字型計画の修正を求めていた仲井真知事なら、今は県民世論に対応して「県外移設」を唱えていても、当選後に話し合いの余地がある。社民党・社大党・共産党が推薦し、「県内移設」反対の旗幟を鮮明にしている伊波氏を落とすことが、当面の最大の課題となる。
 与党・国民新党の下地議員も考えは同じである。普天間基地の「県内移設」を主張してきた下地議員と伊波氏の主張は真っ向から対立している。それだけではない。下地議員はかねてから先島地域への自衛隊配備・強化を主張してきた。中国漁船の衝突事件を契機に尖閣諸島問題が大きな焦点となり、それを利用して政府・防衛省は与那国島・石垣島・宮古島への大規模な自衛隊配備計画を進めている。
 下地議員からすれば願ったり適ったりだ。自衛隊基地建設に伴う工事だけでも巨額の金が動く。宮古島出身で大米建設と繋がる下地議員にとって、おいしい話が目の前にぶら下がっている。辺野古と先島の二つの大きな基地・防衛利権を手中にするためには、普天間基地の「県内移設」に反対し、先島への自衛隊配備にも反対している伊波氏を何としても落とさなければならない。
 今日午前中に行われた喜納代表と岡田幹事長の対談では、独自候補擁立に向けての議論は継続することになったようだ。喜納代表を中心とした民主党県連の動きを見ながら、普天間基地の「県内移設」と自衛隊強化という笛を吹き鳴らす男はほくそ笑んでいるだろう。だが、その思惑通りにいくだろうか。
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/5de9b0607c68ac9e38a0076f0819b941


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1 コメント

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このエントリー重要ですね!!! (バッジ@激怒モード)
2014-09-26 17:38:47
もう4年も前の前回知事選の時のものだけど、さすが猫さん、先見の明があった(泣笑)

今回選挙での翁長候補に対する喜納のイチャモンも、しょせんは選挙目当ての陰謀(=反基地勢力の分裂)ですよ。
山本や三宅や植草たちも、もう少しものを知ってから能書き垂れて欲しいねwww
喜納昌は、辺野古移転容認政治屋なんです!
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