速報 埼玉県平和資料館の展示について、一歩前進/平和資料館を考える会

2007-11-07 22:41:03 | 社会
速報 埼玉県平和資料館の展示について

11月6日平和資料館館長宍戸信敏氏より、平和資料館を考える会運営委員に展示の件について文書連絡がありました。

歴史的事件・事象名称表記について

1)南京大虐殺 変更 「南京事件」・「南京大虐殺」

2)従軍慰安婦 変更 戦時中の「慰安婦」問題

3)三光作戦  変更 中国側から「三光政策」として非難された作戦行動

4)写真 白紙で覆われていた件
 展示を再開する 
キャプション 南京占領から2週間ほどの後の揚子江付近
『私の従軍中国戦線(村瀬守保写真集)』より
この写真は、当時、輸送部隊の兵士であった撮影者(後に埼玉県在住・故人)が、占領の2週間ほど後に南京に入り、下関埠頭で見た場景を撮影したものです。

経過説明
 昨年7月に埼玉県平和資料館の歴史年表が運営協議会にかけられず一方的に変更されていたことが発覚、平和資料館を考える会はこれを公にし、館に抗議、運営協議会でも問題にした。
 埼玉県知事上田清司氏の6月議会発言に呼応して館が行ったと考えれ、内外からこの埼玉県平和資料館が注目された。
 館は当初南京大虐殺の「大」を削除し、写真も削除すると譲らなかったが今回これを復活、写真も元に戻すこととなった。
なお「慰安婦はいても従軍慰安婦はいなかった」と発言した知事の意向を受けてか、「従軍」は館の主張どおり削除、戦時中の「慰安婦」問題と変更してきた。
「従軍」の文言の削除については私たち考える会の主張を尊重せず、運営協議会で出された意見を採用した。他の点では館は譲歩してきた。
平和資料館を考える会としては館の見解をもう一度運営協議会に諮れと主張していた。


市民・県民・韓国・朝鮮人・中国人ほか外国人および全国から抗議、マスコミの報道もあり、今回の結果となった。
皆さんのこれまでのご支援に対し厚く御礼を申し上げます。まだ不十分でありますが一定の前進は認められたと思います。
今後について皆さんのご意見をお待ちしています。
                              平和資料館を考える会 

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http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20071231/p1


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