転載:「告発 女性米兵の三分の一が性被害に 殺人事件まで」(アン・ライト)

2008-08-21 19:39:08 | アメリカ
アメリカ陸軍で26年間(最終階級、大佐)、国務省の上級外交官を16年間務め、2003年にブッシュ政権
のイラク侵攻の誤りを批判して外交官を辞任し、いまは平和運動家として知られるアン・ライトさんが
「告発 女性米兵の三分の一が性被害に 殺人事件まで」という衝撃的なレポートをこの2008年8月に
発表しました。

下記にそのアン・ライトさんの衝撃的なレポートを紹介させていただこうと思います。パンフレット『怒れ!
自由の女神よ。』(「憲法9条・メッセージ・プロジェクト」発行)からの転載です。

以前にあるMLで沖縄の米兵の女性暴行事件に関連してヨーロッパの米軍基地と日本の米軍基地の
性犯罪の発生率の違い(在欧米軍に比して在日米軍の性犯罪率がきわめて高いこと)が問題になった
ことがありますが、そのときの私たちの問題意識は、米軍兵士による基地周辺住民に対する性犯罪に
ついてのものでした。

参考:
・毎日新聞「発信箱」(2008年2月18日付):欧州からみた米兵事件=町田幸彦(欧州総局)」
・毎日新聞「発信箱」(2008年2月25日付):欧州の米兵事件=町田幸彦(欧州総局)」
・赤旗(2001年7月12日付):「日本記者クラブ主催 7党首討論会での志位委員長の発言」第2部
「日米地位協定」の項(http://www.shii.gr.jp/pol/2001/2001_07/2001_0711.html

が、今回のアン・ライトレポートは、米軍基地内におけるレイプ事件、レイプ殺人事件の凄まじさについ
てのものです。その凄まじさには唖然とするばかりです。戦争というものが人間と人間の組織の精神を
いかに荒廃させるか。アン・ライトでなくとも怒りがこみ上げてきます。

必見のレポートです。

東本高志@大分
taka.h77@basil.ocn.ne.jp

……………………………………………
■告発 女性米兵の三分の一が性被害に 殺人事件まで
米軍基地内で頻発している
女性兵士へのレイプと殺人事件・・・
           軍の隠蔽工作と疑惑の数かず
                                             アン・ライト

・女性兵士の三人に一人が性的暴行の被害者

 隠しきれずに、しぶしぶ公表されるアメリカ国防省の統計は、つねに「氷山の一角」にすぎません。
 しかし、これは「ただごとではない事実」なのです。
 「軍隊では、三人に一人の女性が性的暴行を受けています!」と、アメリカ政府は「兵士募集セン
ター」のドアに大書して、入隊してくる女性に警告すべきです。
 軍隊では、入隊する以前ですら、女性や弱者への暴行が日常茶飯のように行われているのです
から。

・殺害・・・? レイプの後に・・・

 しかし今では、「もっとただならぬこと」が起こっています。
 イラクでも、アメリカ国内でも、女性兵士が次々と死んでいるのです。それも戦死ではなく、しかも、
レイプされたあとに――。
 軍の発表用語は、独特の奇妙な表現を使います。「彼女は性的暴行を受けたあと、『戦闘とは無
関係の負傷』で、自殺した・・・」などと表現されるのが普通です。
 いま、「お宅の娘が自殺した・・・」という軍からの通知を受けた多くの家族たちが、この結論に対し、
強い疑いを抱いて、「娘の死を、さらに調査してほしい!」と、軍に求めています。
 イラクの特殊部隊と特定の米軍事基地は、「戦闘と無関係の負傷で死んだ(何人かは自殺)」か
なりの数の女性兵士をかかえています。
 私が知る限りでも、すでに九十四人の女性兵士が「イラク戦争」で死に、十二人の民間人米女性
が死んだのです。
 「アフガニスタン戦争」でも、十三人の女性兵士が死亡し、十二人の民間人米女性が死んでいま
す。

・「戦闘と無関係の負傷」?

 軍の発表によると、「イラク戦争で死んだ九十四人のうち三十六人」は、「戦闘と無関係の負傷」
で(車両事故、病気、自然死、自分で引き金を引いた拳銃暴発、自殺を含む)死亡したといいます。
 バーレーンで死んだ複数の海軍女性兵士の死は、「水兵によって殺された・・・」と、軍発表ははっ
きりと認めています。
 さらには五人は自殺。十五人は「疑問を持たれる状況」で死んだ、とのことです。

 テキサス州フォートフード出身の八人の女性兵士は、タジ基地で、「戦闘ではない負傷」で死に、
三人が、死ぬ前にレイプされていました。二人が死の直前にレイプされ、イラク到着以前にレイプ
された女性もいるのです。

 バラド基地の三人の女性兵士は、「戦闘と無関係の負傷」(疑わしい状況)で死に、一人は死ぬ
前にレイプされていました。
 これら四人の女性の死を、軍は「自殺」と特定しました。

・ラヴィーナ(19歳)の場合

 十九歳のラヴィーナ・ジョンソンさんは、二〇〇五年、イラクのバラドで、死体で発見されました。
が、軍によってM16(最新鋭・高性能ライフル銃)による自殺と特定されました。
 二〇〇八年に、ジョンソン兵士の両親のジョンソン医師夫妻は、下院議員に会うために、セント
ルイスを発ったのです。
 ワシントンの下院の公聴会でも、「彼女は殺された」という多数の証拠があるのに、「自殺」と判
断されたのです。

 ご両親は、娘の遺体が届いたときから、「死因は自殺」とする米軍の判断を、ずっと疑ってきま
した。
 通信施設で勤務するラヴィーナは、毎日、実家に電話することができました。
 「これらの電話では、彼女は感情的になったり、混乱したりすることはまったくなかった」と家族
は話しています。
 ラヴィーナの上司も、両親に宛てて、「お嬢さんは幸せいっぱいで、心身ともに健康です」という
手紙を書いていました。

 実家での葬式のときに、娘の遺体を見て、父のジョンソン医師は、愛娘の顔に不自然な「あざ」
があるのが気になりました。「銃を撃ち込まれた箇所」について書かれた解剖報告書と食い違っ
ている! このことが、彼は気がかりでした。
 退役軍人であり、また退役軍人のカウンセリングを二十五年間やってきた「軍の民間要員」と
して、「M16の傷ならば、もっと小さいはずだ・・・」と思ったそうです。
 ラヴィーナの頭に残る無残な穴は、M16の穴というより、「普通のピストルの穴」のようだったの
です。それに、「娘は右利きなのに、頭の穴が、左にあいているのはどうしてだろう?」と疑問に
思ったのです。
 しかし、片手のやけどを隠すかのように、軍の制服の手袋を糊で貼り付けてあったことにより、
「娘の死の捜査に、何か手抜かりがあるのではないか?」というジョンソン医師の疑念は、ます
ます深まっていったのでした。

 娘の死後、二年半をかけてジョンソン夫妻と家族と友人たちは、「情報公開法」と、下院議員の
事務所を頼りに、陸軍に対して「娘の死に関する文書」を公開するように・・・と粘り強く要求しま
した。
 軍がその要求にしぶしぶ返答するうちに、娘の死に関する「ある情報(新証拠)」が現れてきま
した。

 軍の犯罪捜査官が描いた「娘の死についての初めの文書」には、「M16は、彼女の遺体と完
全に平行に見つかった・・・」とありました。
 捜査官の書いた見取り図では、彼女の遺体は「燃えるテントの中の、エアゾール缶が近くにあ
る木のベンチの下に」あった・・・とあります。
 目撃者は、「銃の発射音がして、駆けつけてみると、テントが燃えていて、中に死体があった・
・・」と述べています。
 軍の「公的な報告書」には、火事のことも、遺体が燃えたことも、何も書いてはいません。

 軍に文書公開を要求してから二年がたって、ようやく一連の文書を手渡されましたが、その中
に、一枚のCDのコピーがありました。
 「コピーではなく、元のCDそのものがほしい!」と要求すると、地域の下院議員の援助もあり、
ついに軍が折れました。
 捜査官が撮った写真のラヴィーナは、テントの中で発見されたときのものと、捜査中に裸にさ
れた姿があったが、それを見たとき、ジョンソン氏は大きな衝撃を受けました。

 写真では、身長も小さく、小柄なラヴィーナは、棍棒のような物で殴られ、鼻は折れ、、歯は後
ろ向きにつぶれていたのです。肘は膨れ上がっていました。
 衣服の背中の部分は、あちこちへ引きずられたのでしょうか、ボロ切れのようにすり切れてい
ました。
 彼女の全裸の体はあざだらけで、ひっかき傷がいくつもあり、上体には歯型がついていました。
 背中の右側は、彼女の右手と同じように、明らかに燃えやすい液体をかけられて火がつけら
れ、焼かれていました。
 性器のあたりの写真は、いくつものあざと、無惨な裂傷が見られました。腐食剤が、性器のあ
たりに撒かれているのは、恐らく「暴行の証拠となるDNA」を消すためでしょう。
 遺体についた無数のあざ、ひっかき傷、歯型、火傷にもかかわらず、ラヴィーナは、「テントの
中で、きちんと衣服を着たままで発見された」のです。
 死体を引きずった血の跡が、テントの外から中へ向かってついていました。
 犯人は、暴行のあと、彼女に服を着せ、テントに運んで火をつけたのは明らかです。

 同僚は、「彼女は『友人と基地の反対側までジョギングに行ってくる』と言っていた」と証言して
います。
 彼女は同僚と一緒に、基地内の売店に行ってソーダを買いました。それから一人になり、トレ
ーニング・ウェア姿で、ジョギングを続けながら、友人のところへ寄りました。
 同僚は、「あの時の彼女は、元気で、何も問題を抱えている兆候はなかった・・・」と証言してい
ます。

 軍の捜査官は、初めは「これは殺人事件である」と書いていたのです。
 ところが捜査が始まるとすぐ、なぜか軍上層部は「殺人としての調査」を中止し、「自殺だと確
定する」と方針を切り替えたのです。
 その結果、(捜査官にとっては殺人事件とする強力な証拠があるにもかかわらず)捜査は中
止されてしまいました。

・ティナ(20歳)の場合

 「イラクで、娘が自殺したことを信じない家族」が、私の知人で、もう一組います。
 ティナ・プリースト(二十歳、テキサス州)の家族です。
 この若い娘は、二〇〇六年、タジ・キャンプという米軍基地で、同僚にレイプされました。
 軍は、「ティナが二〇〇六年三月に、自室で死んでいるのが発見された。レイプされてから十
一日たって、M16で自殺した・・・」と発表しました。
 母親のジョイは、軍のこの調査に疑いを持っています。
 彼女はレイプ事件のあとも、何度も娘と話しており、「とても興奮してたけど、自殺するような
状態じゃなかったわ」と主張しています。
 母親は八〇〇ページにわたる捜査結果に対し、たった「一つの質問で異議を申し立て」てい
ます。
 「あんな小柄な(五フィート)娘が、どうやって、その短い腕で、M16でを自分に命中させる角
度で引き金を引けるのでしょうか?」
 軍側は、「ティナは、つま先を使ってM16の引き金を引いた」と回答。軍はティナの死を「殺
人として捜査したことはなく、自殺」とだけ断定したのです。

 彼女のバッグに自分の精液をなすりつけた兵士は、彼女の死後、数週間で容疑を取り下げ
られ、「命令不服従」の罪で有罪となり、「二ヵ月七一四ドルの罰金」と「三十日間の外出禁止」
と「四十五日間の労働」が課せられただけでした。

 同じタジ・キャンプでは、「ティナの事件」から十日後の二〇〇六年五月、今度は十九歳の女
性兵士が死にました。
 軍は、これも「自殺と断定」しました。彼女の死体があった自室で、捜査官は、彼女の日記が
開かれたままになっていて、そこには「デート中に、薬を知らない間に飲まされ、レイプされた
・・・」と書いてあった、としています。
 日記に「犯人」として名前が書かれていた男は、その後、軍により「強姦罪」のみで告発され
ました。
 しかし彼女を知る人は、誰も彼女の「自殺」を信じていません。しかし、その後も軍が「殺人と
して捜査」した形跡はないのです。

・ハンナ(20歳)の場合

 二〇〇六年四月。またも、「タジ・キャンプ」で、二十歳の女性兵士ハンナ・マッキニーが殺さ
れました。
 彼女の死亡は、軍の捜査で、初めは「監視塔から簡易トイレに行く途中、道を横切るときに
軍用車両に轢かれた・・・」としていたのですが、あとで「彼女が自分で転んだか、前に倒れるか
して轢かれた・・・」ことにされました。
 その車両を運転していたのは、「酔っぱらった軍曹」で、彼女に性的暴行を加えていました。
 彼は「戦闘地域で飲酒運転をした」こと、「合意によって未成年に酒を飲ませ、無抵抗にし、
性行為を行った」かどで、有罪になりました。
 軍事法廷の判事は、「マッキニーは事故により死亡と判定」し、「軍曹を十三ヵ月の刑とし、
降格」させましたが、いまだに軍の正規兵として解雇していません。

・さらに深刻な「疑惑」も・・・

 米軍の発表による「戦闘とは無関係な負傷」による死とは、つねに疑わしいのですが、また
また生じた新たな五人の兵士の死にも、「同じ判定」が下されました。
 「自殺」とはされていませんが、彼女らの死には、もっと深刻な問題があり、多くの疑惑がつ
きまとっていますので、さらに詳しい捜査が行われるべきです。

 軍当局はまた、別の四人の兵士の死も「自殺」としました。
 二〇〇六年には、三ヵ月の間に三人の軍人(クウェートの後方支援部隊の)が自殺した。
うち二人は女性兵士です。
 男性兵士のマーシャル・グティレッツは、クウェートのレストランで逮捕され、「軍の洗濯屋か
ら三四〇〇ドルを恐喝した」として起訴されました。その後、彼は自分の部隊に戻って死んで
いました。「睡眠薬のびんが空っぽになっていた」そうです。

 女性兵士グローリア・デイビス(47歳、軍用装置を外国に売るセールスを担当)は、「二〇〇
六年、バクダッドで自殺した」と伝えられています。
 その日、「自殺」する前に、彼女は「アメリカ軍の受注契約業者から、二二万五千ドルのワイ
ロを受け取った」ことを、軍の捜査で認めていたそうです。
 デイビスには、娘、息子と孫がいました。彼女は元は警察官でしたが、奉仕団体『女性のシ
ェルター』のボランティアをしたり、恵まれない黒人の学生をROTC(予備役将校訓練部隊)に
参加させたりする活動もしていました。

 ニューヨーク出身のデニス・ラナマン(46歳)は、クウェートの軍事基地「アリフィアン・キャン
プ」で物資調達課にいて、数百万ドルの物資購入を扱っていました。
 彼女は優秀な仕事ぶりで高い評価を受けていましたが、上司は、「彼女が資金の三六パー
セントを悪用した」という証拠を挙げました。
 二〇〇六年十月、彼女は、ある高官から、先の「グティレッツの死」について聞かれ、「不名
誉な理由で軍を去ることになるぞ、と言われたの・・・」と、友人につぶやいた、と伝えられてい
ます。
 その日遅く、ジープの中で銃を発砲させて死んでいる彼女が発見されました。
 家族が「何度も自殺の経験がある・・・」と言ったのを根拠に、軍当局は、彼女の死因につい
ての詳しい捜査をしなかったのです。

・アリッサ(27歳)の場合

 アリッサ・ピーターソン(二十七歳)は、アラビア語の言語学者で、理知的な女性です。それ
だけに、米軍の「囚人の尋問のやり方」に、強い懸念を持っていました。
 彼女は二〇〇三年、突如、イラクのタルアファーで死体で発見されました。頭を銃で撃ち抜
き、「戦闘ではない発砲による負傷、または自殺」と軍当局は説明しました。
 ピーターソンは「囚人に対する尋問のやり方」に反対で、「ケージ(檻)」として知られる部隊
で二晩働いたあとは、参加を拒みました。
 彼女の隊のメンバーは、「ピーターソンが反対した『尋問の方法』がどんなものであるか」に
ついて、誰も説明するのを拒否しました。軍は、「現在は、もうそんなやり方はしていない・・・」
と言っています。
 尋問に応じることを拒否したあと、彼女は基地のゲートの警護につき、イラク人警備員の監
視をしていました。
 彼女は「自殺防止のトレーニング」まで受けていました。
 それなのに、二〇〇三年九月、「彼女は自分のライフル銃で自殺した」と判定されたのです。
 家族はこれに強く「異議」を申し立てています。

・アフガニスタンでも同様

 軍人女性の「戦闘によらない死亡」が、アフガニスタンでも多数起きています。そのどれもが
「疑わしい死に方」なのです。
 バーレンにおいても、二十七歳の女性が死に、「自殺」とされました。ほかにも、数かずの疑
惑の事件が続発しています。
 これらの「死亡」をとりまく状況に、私は我慢がならない。
 私は強く要求します。「軍当局は責任を持って、もっと詳しく調査しないといえけない」と。
 そして「議会は、軍当局に対し、これらの事件を再度調査させる強制力を持っているはずだ。
主権者に選ばれた議員たちは、その使命を行使せよ!」と。
 私は、これらの女性たちの死と背景を、そしてこんな恥ずべき「事件」が相次いでいる米軍
の体質と実態について、さらに深く捜査し、「真実」を明らかにすることを、議会に強く求めます。  
……………………………………………
~『怒れ! 自由の女神よ。』(元・アメリカ陸軍大佐・上級外交官 アン・ライト著、2008年8月、
憲法9条・メッセージ・プロジェクト発行、パンフレットP17~23)より~




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5 コメント

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寧ろ (ドチラかと言えば)
2008-08-23 18:53:49
こういう事が起きない方が不思議だという気がしますが?
W.W.Ⅱの日本軍やベトナム戦争時の米軍といった、占領軍の過去の行動を鑑みれば。
元々、軍隊の本質はそういうものであり、だからこそ統制が取れて暴力行為を行わない軍隊が希少価値として、極々稀に現れては珍しがられて称えられる。
だから、侵略戦争をしなければよかったのに!ソレは必ずや付き物だから。
人間性など最低な所にまで壊れて仕舞う。
ソノ事実を明るみに出す運動は、ソレはソレは非常に大事だが。
しかし、米軍なんて!ロクでもないよ!タガーナイフも米軍の思想でないと作り得なかった特殊なナイフだし。
イラク人にはもっともっと酷い事がなされている筈出し、実際に行われている話は聞くし…。
返信する
ひどい! (Unknown)
2008-09-27 02:21:02
これは、本当に酷すぎる事件ですね!

このレポートを読んでいて本当に腹が立ちました!

犠牲になるのは常に弱者だし、弱い立場の人間を暴力で捩じ伏せるなんて、脳ミソがない大バカ者がやる事だと思う。

ようするに『戦争』は、何の罪もない人々が大勢犠牲になってしまう悪行だ。

そこには、憎しみと悲しみしか生まれない。

この事件の被害者となってしまった彼女達も、ある意味、戦争の被害者と言えるかもしれない。

本当に、同じ女性として、虫酸が走る思いである。

軍は男性兵士のメンタルトレーニングや道徳観や倫理観を養うトレーニングも行うべきではないでしょうか?

彼らには、あまりにも人間性が欠けていると思う。
返信する
メンタル・トレーニングをしても (戦争をし続ける限り、無くならない。)
2008-09-28 15:50:35
それが戦争の本質だから。
もし仮に「男女を厳しく分ける」イスラム方式を導入したとしても、同性間で同じ事が起こるだけ。
軍隊のトレーニングは、人間性を如何に殺ぎ落とすか?であって、成功しない場合は精神病の発症で本国送還の道しか無く、しばしば帰国後の自殺も出てる。
知ってる?
日本も敗戦直後沢山精神病院を建てて、閉じ込めたんだってさ!
今尚歴史の闇の部分だけどね…。
返信する
全く同感です。 (Unknown)
2008-10-06 00:33:08
9/27にコメントをさせていただいた者ですが、↓の方の意見に同感です。

確かに戦争とはそうゆうものだし、彼らに人間性のかけらが少しでもあるのなら、人殺しなんて出来るわけありませんよね。

「戦争」―それは人の心を狂わせるのだと思います。

確かに軍隊での訓練は、敵をいかに殺すか、が主であり、その中で道徳心や倫理観が生まれるはずがありません。

もし、そのようなものに苦しむ者がいるとすれば、良心の呵責に悩み苦しみ、やがて精神病になり、自殺の道を辿る者が出るのも理解出来るような気がします。

戦争は人が人らしくいられない、心も精神も狂わせるものなんだと思う。

だから様々な事件が絶えないんですね、悲しい事だけど…

だからどんな理由にせよ、戦争は絶対にしてはいけない事なんです。

戦争を止めれば、自ずと軍隊での趣旨も変わってくるだろうから、戦争をするための軍隊ではなくなるはず。

本当は軍隊なんてもの自体、完全に無くしたらいいと思うんですけどね…

そしたら、このような悲惨な事件も起こらないでしょう。
返信する
知るということ (mako)
2011-03-08 14:01:15
 軍隊という構造的な暴力が内部の人間関係、組織内の問題に対処する際、どういう問題を生むのか・・悲惨なケースの連続ですね。

 世界100カ国に軍隊を置く米軍。
経済的にも、政治的にも、文化的にも、こういう組織問題を放置するかぎり帝国の崩壊、衰退につながっていくことでしょう。

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