「嘘をついたけど、信じる方が悪い」…と? 東電、開き直りの主張。米海軍兵士、放射線被ばく訴訟で

2014-05-08 13:11:23 | 世界
★ ピープルズ・プラン研究所 さんから:
ーー【APA‐Jフラッシュ No.262】ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「嘘をついたけど、信じる方が悪い」…と? 東電、開き直りの主張。(M)
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米海軍兵士、放射線被ばくをめぐり東京電力に10億ドルを求める訴訟
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サンディエゴ─80名近くの米海軍兵士が、福島第一原子力発電所を運転して
いた東京電力を相手取り、10億ドルの賠償を求める訴訟を起こした。3年前
の津波による被害の救援活動を行っていた際に、東電が現地の高い放射線レベ
ルを偽っていたというものである。津波によって原発事故が引き起こされた。

7日のオレンジ・カウンティ・レジスター紙の報道では、サンディエゴの連邦
裁判所への告訴状によれば、乗組員には危険がないと東電は繰り返し述べてい
たが、実際には乗組員は放射線を浴び、その結果、数十名が癌になり、その後
生まれた子ども一名に先天性異常が生じたという。

東電は、軍司令部が東電からの安全情報に頼るというのは「全くもって信じが
たい」とコメントしている。

同紙によると、米海軍兵士が東電を告訴したのは二度目。

2012年には東京電力の株主である日本政府を訴えたが、米国の裁判所の管
轄外であるとして却下された。再告訴では、2011年3月にメルトダウンを
起こして爆発し、放射線を撒き散らした原子炉3基を運転していた東電だけを
訴えている。

79名の米海軍兵士は、米空母ロナルド・レーガン(母港サンディエゴ)に乗
務しており、同空母は、地震が起こってまもなく仙台市へ食料と水を輸送して
いた。この地震によって津波が起こった。

東電は訴えの却下を求め、空母の司令官らが兵士の安全を確認する際に東電の
判断に頼ることはあり得ないと主張した。

東電は、「数千名もの人員を統括し、世界最新鋭の装備を持つ軍の司令官が、
外国の電力会社のプレスリリースや公式声明だけに頼るというのは、全くもっ
て信じがたいことです」としている。
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出典:AP通信(2014年4月8日)
翻訳:T.M.(APA‐J翻訳チーム)
翻訳チェック:岩川保久 監修:APA‐Jデスクチーム
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