劣化ウランが使われた湾岸戦争(1991 )から20年経って パラリンピック水泳選手と歌手

2012-09-06 23:51:22 | 世界
嘉指信雄さんから
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「手足なく生まれ、バグダッドの孤児院の外に捨てられていた赤ちゃんが、いかにして、英雄的なパラリンピック水泳選手に成長したか」(Mail Online,
9月4日)

「(前略)[今回のパラリンピックで]最も感動的な物語の一つは、おそらく、イラク生まれのアーメド・ケリーの物語であろう。アーメドは、手足なしで生まれ、バグダッドの孤児院の前に捨てられていたが、水泳選手である。彼と弟のエマニュエルは、二人とも、重度の四肢障害をもって生まれたが、湾岸戦争で使われた劣化ウラン・有害な化学物質に曝されたことが原因と疑われる。
現在20才のアーメドは、7才の時、弟のエマニュエルとともに、慈善団体Children First
Foundationの人道的活動家モイラ・ケリーに養子として引き取られ、治療を受けるためオーストラリアへと渡った。そして、この感動的なスイマーのキャリアが始まった。小さな少年は、すぐにスポーツに夢中になり、オーストラリアのスポーツ好きな文化に順応し、義肢を使って様々なゲームに参加するようになった。・・・・(以下略)
全文(写真つき)は、http://www.dailymail.co.uk/news/article-2198015/Paralympic-swimmers-incredible-journey-Iraqi-orphanage-London-2012-Australia.html?ito=feeds-newsxml

———なお、弟のエマニュエルの方は、プロのシンガーを目指していて、去年9月、オーストラリアのタレント発掘番組「X
Factor」に出場し、ジョン・レノンの「イマジン」を歌って大変な感動を呼んでいます。その時の映像がYouTube
にアップされていますが、1000万回以上アクセスされています。ぜひご覧になってみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=W86jlvrG54o

いうまでもなく、劣化ウラン弾問題との関連でいえば、「感動の物語」で済ませられませんが、とりあえずご紹介まで。
嘉指信雄、NO DUヒロシマ・プロジェクト
『ウラン兵器なき世界をめざして―ICBUWの挑戦ー』(合同出版、2008)
http://icbuw-hiroshima.org/
Twitter: ICBUW Japan


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