空自セクハラ訴訟:わいせつ行為の3曹 書類送検 公表せず/毎日新聞

2007-08-28 21:25:56 | 社会
 航空自衛隊北部航空警戒管制団(司令部・青森県三沢市)の道内基地に勤務する女性空士長(21)が、同僚の男性3曹(32)からわいせつ行為を受け、上司に退職を強要されとして起こした国家賠償訴訟に絡み、航空自衛隊千歳地方警務隊が、3曹を強制わいせつ容疑で札幌地検に書類送検していたことが分かった。航空自衛隊はこの事実を公表していなかった。

 基地の広報担当者によると、送検は5月22日付だが、容疑事実は「公表できない」としている。また、事件を公表するかどうかは防衛省航空幕僚監部が個別の事件ごとに判断。「今回のケースは(強制わいせつという)事件の性質上、公表を控えた。裁判(が起こされているということ)とは無関係」と話した。

 訴えによると、空士長は06年9月9日未明、女子隊員寮で就寝していたところを泥酔した3曹に呼び出され、胸などを触られたと主張。今年2月、同警務隊に被害届を提出した。

 一方、この訴訟の第2回口頭弁論が27日、札幌地裁(斎藤紀子裁判官)であり、国側はわいせつ事件の認否を「不知(知らない)」と答えた。【芳賀竜也】

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/news/20070828hog00m040006000c.html

「同僚がわいせつ」女性提訴 空自が男性書類送検 警務隊
(北海道新聞 2007年8月28日)

 道内の航空自衛隊基地の女性隊員(21)が、同僚の男性隊員(32)からわい
せつな行為を受け、被害を相談した上司から逆に退職を強要されたとして、国に
損害賠償を求めて提訴した問題で、航空自衛隊千歳地方警務隊が二十八日ま
でに、強制わいせつの疑いで、この男性隊員を書類送検していたことが分かった。

 航空自衛隊北部航空警戒管制団(青森県三沢市)によると、送検は五月二十
二日付で、公表はされなかった。同管制団は「送検の事実と日付の連絡は受け
ているが、公表は通常ではされないケース」、航空自衛隊千歳基地の広報担当
者も「把握していない。何もコメントできない」としている。

 訴えによると、女性隊員は昨年九月、基地内で男性隊員から無理やり体を触
られるなどし、上司に相談したが「退職願に(印鑑を)押せ」などと逆に嫌がらせ
を受けた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/46044.html?_nva=29

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http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/8e83da207f471ee0770aab380a4aadfa


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