停止操作中に浜岡5号で海水流入・・・・

2011-05-16 07:52:25 | 社会
昨日、津波も来ていないのに、浜岡原発5号機で停止操作中に復水器に海水
が400トンも流入し、原子炉にまで回っていたことが、今日になって報道され
ています。
 実際の海水流入が起きたのは、昨日の停止操作が始まってからすぐの午後4
時半ごろだと言われています。復水器の中には蒸気が入ってきますが、これを
海水で冷やしています。そのための細管が大量に復水器にあります。400トン
という異常に大量の海水流入であったということから、3万本以上ある細管の、
かなりの数が破断したのでは無いかと思われます。
 停止操作はECCSを使って行われたと言うことですが、緊急冷却装置が作動し
なかったらどうなったのか、非常に危うい運転状態にあったと思われます。

 このニュース、テレビではテレビ朝日とNHKくらいしか

山崎久隆
-------------------------------

日本経済新聞
浜岡5号機が冷温停止、冷却水異常で一時作業中断も

2011/5/15 21:35

 中部電力は15日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)5号機が同日正午す
ぎ、原子炉内部の温度が100度未満の「冷温停止」と呼ばれる安定状態になっ
たことを明らかにした。政府の停止要請を受けた浜岡原発の停止作業がすべて
終了した。

 5号機は14日午後1時に運転を停止。その後、冷温停止に向けた作業中に、
タービンを回し終えた蒸気を水に戻す「主復水器」の水の純度を示す数値が異
常となったため、一時作業を中断した。放射性物質の漏えいはなく、作業を再
開し、冷温停止状態となった。

 中部電によると、冷却水に約400トンの海水が混ざった可能性があるが、原
子炉の損傷はないとしている。

 浜岡原発にある3~5号機の3基の原子炉のうち、営業運転中だった4号機
は13日午後2時ごろに運転を停止し、同日午後11時45分に冷温停止状態になっ
た。3号機は定期検査で運転を停止している。


ブログ内・関連記事

よろしければ、下のマークをクリックして!


よろしければ、もう一回!
人気ブログランキングへ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。