この、車内に貼られた誇らしげなエンブレム、
中部国際空港（セントレア）へのアクセスに使われている、
名鉄空港特急「ミュースカイ」のもの。
セントレアの開港と同時にデビューした、名鉄の新型車両で、
空港から名古屋を経由し、岐阜方面と新鵜沼・新可児方面行きの専用車両。
もちろん、ミュースカイのほかに、特急や急行、普通車も走ってますが、
これだと、名古屋－空港間がわずか３０分弱と、なかなか便利なんですね。
名鉄の特急車には、普通運賃で乗れる「一般車」と、
「ミューチケット」といわれる特別車両券を購入して乗る「特別車」が、
いっしょにくっついて走っているものがあるんですが、
こちらの「ミュースカイ」は、全車両特別車の編成になっています。
１乗車３５０円で座席指定できるので、長い区間乗れば乗るほどお得。
白と青を基調とした車体に合わせ、シートも青色で統一。
リクライニングすると、座面もいっしょにスライドしてくれるので、
なかなか座り心地がいいです。
車両内にあった文字情報などの案内ディスプレイが、
走行中、前方の様子を見ることができる展望カメラになったときにはビックリ！
この車両、最高速で１２０ｋｍ／ｈ出るんですが、
リアルタイムに速度も出るので、なかなか迫力あります。
途中、ＪＲ東海道線との併走なんかも楽しめました。
そんな、ミュースカイとは、向かって左手の車両。
名鉄の歴史を支えてきた、初代パノラマカーとのツーショットです。
と、ここまでミュースカイを紹介してきましたけど、
右と左、どっちに乗りたい？？
って聞かれたら、間違いなく右側のパノラマカーに軍配（笑）。
昭和３０年代後半に新造されたこの車両は、
洗練された現代の鉄道車両、といった感じのミュースカイに比べれば、
はるかに無骨な造りではありますが、
この、ニクメナイ表情に、どこか温かさを感じてしまうのです。
過去には花形として活躍するも、
いまでは普通列車へ格下げとなってしまったパノラマくん、
その分、乗車する機会も増えて、逆にうれしい限り。
新しく生まれた特急車両とともに、少しでも永く、活躍してほしいものです。
「その４」へつづく～♪
プラレールでも欲しくて欲しくてダダをこねていたらしいです。
まだ、実物には乗ったことありません。
というより、名鉄には全く乗ったことないんです。
こんなことではいけないですね！
もちろん新しい特急は乗り心地もいいし、トイレも綺麗だったりしますが、古い電車の無骨な雰囲気とレトロ風ではなく本当に古くても当時の最新鋭というのがいいです。
私も乗った事ないんですが、一度は乗ってみたい車両です。でも、普通列車で運転されてるんですね。知らなかった…。
飛行機のことは機材といいますが、女性でそのように言われるのは飛行機会社でも勤めていない限り、そうはいないと思いますよ。
それはそうと、名鉄の新型車両ですが、今はこういうタイプが流行りなのですかね。最初に見たときに成田エクスプレスを思いました。
特別な電車の先頭車両の前の部分は突き出ていて欲しいと思います。突き出ていないと特急と思わないのは古いのかも知れませんが、前の車両のほうが僕も好きです。普通に乗れるとしたら得をした気分になりますね。
とはいえ、ミュースカイもミュージックホーンとか前面展望を画面に流したりとかで、しっかりパノラマカーの伝統を受け継いでいますね。
元祖のパノラマカーはあと３年くらいだったと思います。なくなる前にもう１度展望席からの眺めを堪能したいものですね。
ただ、このパノラマカーも、あと数年で引退するので、
乗るなら早い方がいいかも…（煽ってどうする？？
特急車両だけでなく、名鉄は独特のフォルムの車両が多いですよね。
見てても乗っても、楽しいパノラマカーです♪
右を選んでくれてうれしいです
このパノラマカー、ほんとに当時としては斬新なデザインですよね。
確かに時代を感じさせるものの、見た目は未だひけを取らないし、
日本の名車のひとつと思っています。
もうね、ホームで待っててパノラマが来ると、
なぜか全員、いちばん前の車両までダッシュしてます（そんなヤツらばっか（笑））。
たぶん急行とかでも使われてるかもしれないですけど、
普通に普通列車の運用に入ってたりするので、
鈍行でのんびり走ってても、ちっとも苦になりません（笑）。
影響しているのかもしれないですね。
確かに、一般的ではない女であることは間違いないです（笑）。
パノラマカーのフォルムって、しゃちほこに似てないですか？？
名古屋へ行って見るたびに、絶対しゃちほこだっ！って思ってしまいます。
運転台が２階にあり、前方が完全に展望できる車両は、
他にはそうないので、まだまだ長く活躍してほしいですよね～。