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中央競馬重賞予想&回顧とPOG馬の応援ブログ

第61回大阪杯

2017-04-02 01:27:11 | 競馬予想
今年からGIに昇格されるため、傾向分析は基本的に割愛。

なお、過去10年においてはサンデーサイレンス系産駒が圧倒的に強く、現在3連勝中。
特にディープインパクト産駒は3連勝中(キズナ、ラキシス、アンビシャス)。
5歳以下のサンデーサイレンス系産駒は延べ30頭が出走して【8・5・2・15】(43.3%)。

控えることを知らない生粋の逃げ馬マルターズアポジーがハナ。
キタサンブラックは内枠を活かして2番手。ロードヴァンドールも前に行く。
これら3頭から少し離れてサトノクラウン、スタートが決まればミッキーロケットが続く。
マカヒキは中団待機。1,000M通過58秒台後半~59秒とやや速い流れで隊列は縦長を想定。
4コーナーで馬群が密集、直線内ピタで押し切りを図るキタサンブラックに差し馬が迫る構図。

◎マカヒキ
京都記念(3着)はイマイチだったが、良馬場なら常に上がり3ハロン33秒台をマーク。
皐月賞(2着)のようにハイペース差しにも対応している。
栗東坂路で2週続けて4ハロン51秒台をマークするなど追い切りの時計が目に見えて良化。
ディープインパクト産駒のGI馬が叩き二戦目で復活を遂げるとみた。

○キタサンブラック
実績はメンバー最上位、内ピタ先行だと相当渋太い。
ただこの馬の成績を今一度見直してみると、直線急坂のある阪神や中山だと勝ち切れていない。
また、この馬が昨年勝ったレースはいずれも1,000M通過61秒後半~62秒とゆったりペース。
阪神でそこそこ流れそうな今回、この馬が勝つイメージが湧かない。2~3着は濃厚だが…。

▲アンビシャス
昨年はキタサンブラックの単騎逃げを直後で徹底マークし、瞬発力勝負に持ち込んで辛勝。
今年初戦の中山記念はスローにどっぷり嵌り、後ろから行って詰め切れず4着。
今回はディープインパクトの庭。ある程度流れそうなここは巻き返しのチャンス。
一昨年のラジオNIKKEI賞でマルターズアポジーの逃げを捲って楽勝しており、ハイペースもOK。

△ステファノス
レコード決着となった昨年の鳴尾記念で差し込んでサトノノブレスとクビ差の2着。
2,000Mは未勝利だが、香港で2~3着、天皇賞秋で2年連続で馬券に絡むなどGIでも通用している。
叩き2戦目【2・2・1・1】で使って良くなるタイプでもあり、しっかり着は拾ってくるとみる。
一か八か、後方一気に賭けて突き抜けるシーンも。

△ミッキーロケット
日経新春杯でシャケトラ(次走日経賞勝ち)を並んで競り落とした脚力を再評価。
京都記念は出遅れが最後まで響き、直線上がり最速の脚で迫ったが届かず4着。
追い切りは相変わらず絶好調で、後はレースで結果を出すだけ。
スタートを決め、キタサンブラックの直後で内ピタに徹すれば直線でいいことがありそう。

△サトノクラウン
香港ヴァーズはモレイラの手腕で勝ったようなもの。ハイランドリールの油断もあった。
湿った馬場の京都記念も相対的にこの馬に有利に働いた。
何よりも良馬場の時計勝負になった天皇賞秋で2年連続で惨敗しているのがどうしても気になる。
人気ほどの信頼性はない。予想的には消しだが、デムーロなので仕方なく抑える。

◎マカヒキ
○キタサンブラック
▲アンビシャス
△ステファノス、ミッキーロケット、サトノクラウン
3連単F◎→○⇔▲△△△(8点)、3連複◎○2頭軸流し(4点)