競馬万事塞翁が馬

中央競馬重賞予想&回顧とPOG馬の応援ブログ

オーロラエンブレム、仕切り直しの一戦で結果出ず

2017-03-20 23:59:22 | POG2016-17
◆日曜中山5レース(未勝利・芝2,000M)
オーロラエンブレム(M.デムーロ):7着(2人気)

東京でのデビュー戦2着の後使った中山でまさかの14着惨敗。
3か月の充電期間を経て、また中山に戻ってきた。
この馬には力の要る中山は合っていないと思うのだが、とりあえず期待。

最内からのスタートながら無理には仕掛けず、他に行かせて中団待機。
道中はゆったりした流れだったが、3コーナー過ぎから急にペースアップ。
オーロラエンブレムには4コーナーで早くも追い鞭が飛んでいた。
直線で外に持ち出し、鞭を入れてジワジワ伸びていたが、前には遠く及ばず。
デムーロも途中から追うのを止めてセーブモードに切り替え、馬の消耗を抑えていた。

勝ったのはここがデビュー戦だったヴィクトワールピサ産駒グローリーハンター。
未出走馬に1秒以上も千切られるというのはちょっと問題。
中山が合っていないのもあるが、距離も長いのかもしれない。
東京まで待ってみる?距離もできればマイルが希望。これでダメなら諦める。

マイティドリーム、もはや様式美の3着

2017-03-20 23:55:50 | POG2016-17
◆土曜中京1レース(未勝利・ダート1,400M)
マイティドリーム(武豊):3着(2人気)

出走馬16頭のうち、前走1秒以上負けが11頭もいるボーナスレース。
初出走の2頭も9番人気、13番人気と大したことがなさそう。
強敵は前走コンマ2秒しか負けていないランバージャックとジュエアトゥー。
負けるとするならばこの2頭しかあり得ない。ということは3着か?

スタートを決め、先に前を伺っていたジュエアトゥーを交わしてハナへ。
掛かるところはなく、マイペースを保って直線へ。
しかししきりに顔が外を向いていて、レースに集中できていない様子。
直線半ばで直後に張り付いていたジュエアトゥーに交わされ、一方的に離されていく。
まあ2着でいいか、というところへランバージャックにサックリ交わされ3着。

4着・4着・4着・3着・3着と大負けはないものの、毎回同じような競馬で進展なし。
前走惨敗でも追い込みの脚があればどこかで嵌って勝つこともあるだろうが、
この馬の場合は毎回前に行って直線で全く伸びず、後ろからの馬に交わされるの繰り返し。
丈夫なことだけは取り柄。今後も怪我せず元気に走り続けてもらいたい。

現時点におけるクラシック戦線整理(第3回)

2017-03-20 23:45:58 | POG2016-17
【牝馬クラシック路線】
アネモネSはフェアリーSで穴を開けたライジングリーズンが4角捲りで貫録勝ち。
重賞を含むマイル戦3勝。普通の年ならば桜花賞でもそこそこ人気を集めても良さそうだが…。
ワンターンの外回りコースだと捲る脚が活かせない。初の長距離輸送になるし、まあ要らんか。

フィリーズレビューはカラクレナイ@デムーロが差し切り勝ち。
レーヌミノル@浜中は直線内に切り込むダーティー騎乗で勝ちに行ったもののラスト交わされ2着。
勝ち時計1分21秒0はここ10年で唯一の21秒台にして最速だが、今の阪神は高速馬場で何とも言えず。
騎手次第だが、カラクレナイのみ人気薄なら3着で買おうかなという程度。

そしてフラワーCはファンディーナが大楽勝。
掛かってないのに行きっぷりが良過ぎて抑えて、4コーナーで早々に行かせてそのまま独走。
岩田はただ跨っていただけで何もしていない。というかオーロラビジョン見てたし。
相手が弱かったのもあるけど、何もしていないのに5馬身差というのもまた事実。
何より先行馬というのもいい。前に付けて毎回上がり最速って競争馬の理想形だよね。
勝ち時計1分48秒7(※)は'06年キストゥヘヴン(次走桜花賞制覇)をコンマ2秒上回るレースレコード。
※'11年トレンドハンターは1分47秒0で勝っているが、この年は阪神での代替開催で参考外。

次は普通に考えれば桜花賞だが、ソウルスターリングというマイルで実績を出している化け物がいる。
スワーヴリチャード、カデナ程度なら軽く捻れそうだし、是非皐月賞へ行ってもらいたい。
皐月賞を使う場合中3週で再輸送になるが、500kgを超えるグラマー体型だし問題ないでしょ。
桜花賞を使うにしてもソウルスターリング、アドマイヤミヤビとやり合ってどうなるのかが興味深い。

我がPOG馬サロニカは完全に生まれた世代が悪かった。
桜花賞はともかくオークスは自信があったのだが、あいつらが揃ってダービーに行ってくれないと無理。
というか行ってくれ、頼む。リスグラシューぐらいなら何とかなる。

【牡馬クラシック戦線】
若葉Sはアダムバローズが渋太く残って皐月賞への優先出走権を獲得。
人気馬喰いが上手い馬で、黄菊賞や若駒Sも1・2番人気を相手に今回と同じような押し切り勝ちだった。
好調ハーツクライ産駒のワンツーだが、2着エフティスパークルはデビュー戦を勝ったばかり。
勝ち時計2分00秒3は決して悪くはないが、相手共々レースレベルに疑問が残る。

スプリングSはウインブライトが重賞初挑戦で初制覇。
俄かに忙しくなった勝負どころで惜しげもなく大外をぶん回し、ひたすらガシガシ追って差し切り。
2着アウトライアーズは内からよく追い上げたが及ばず。3着プラチナヴォイスは初ブリンカーが効いた。

2歳王者サトノアレスはスタート直後に躓き後手を踏み、その後の追い上げも全て後手に回って4着。
次走人気落ちなら買いかもしれないが、絶対的な強さは感じられずあくまで有力馬の一頭に過ぎない。
モンドキャンノは外に壁を作れず掛かってしまい、直線ガス欠でブービー負け。
能力的に距離はこなせても行きたがる気性は誤魔化せない。父キンシャサノキセキの限界。

クラシック戦線を占う上で残すは来週の毎日杯。
きさらぎ賞の鬱憤を晴らしたいサトノアレスに我がPOG馬クリアザトラックが挑む。
シンザン記念で直線おしくら饅頭に遭い、まともに追えなかったアルアインも巻き返しを狙う。
札幌2歳S勝ち馬トラスト、京成杯2着馬ガンサリュート、同コースの新馬戦を快勝しているキセキ、
クリアザトラックが勝った前走で上がり最速をマークしたプラチナムバレットなど脇役達も多彩。