世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

ホリデイ

2007年07月14日 23時55分17秒 | Weblog
こっちに戻ってようやくの週末となり、
ほっとするのもぐったりするのもあり。
今日の昼、パスタを食べていたら父からメール。
さて、ここで突然ですが、
実父に「習い始めようかな」と告白されて困るものはなんでしょう。
英会話。なら、がんばれ父。娘は応援する。
ボクシング。社交ダンス。なら、若いな父。娘は温かく見守る。
楽器・絵画。なら、それはゲージツより実用主義のウチの父にはあり得ない話だが、娘は驚きながらも喜ぶ。
が、そんな甘っちょろいもんじゃねえよ、ウチの父は。
以下、メール文を全文載せます。

「唐突ですが、9月からパントマイムを習おうかと思っています。」

はい。
さて、
どうだー!!
どこから突っこんでいこうか、もう、この一文に全てがつまってい過ぎて娘はなにがなんだか。
なぜパントマイムなのか。なぜ9月からなのか。娘に何を期待しているのか。していないのか。これは父の仕組んだ壮大なジョークなのか。そしてなぜ、今、ホントに「唐突」にこのメールなのか。
意味がわかりません。

時間が空いたので、献血して暇をつぶす。
今日は成分献血で、リクライニングチェアーに一時間、
映画「世界で一番パパが好き」を鑑賞しながら血を抜かれる。
ごっそり抜かれた感あり。
献血前の問診をしてくれる医者先生が電話ボックスみたいなとこに入っていて、
問診する時にそのボックスにこっちが入って行くのだが、
なんだか電話ボックスでおじいちゃん先生と二人向かい合って座っているのが楽しくて、
血圧が以上にあがって測りなおし。

職場の同僚で、こないだ「げんこつ団」を教えてくれた人が、
また新たな劇団を教えてくれたので、中野まで見に行く。
「くろいぬパレード」というとこだ。
きちんとした舞台で、文句のつけようがなかった。
こういう実直ないい仕事をしている劇団が数多く存在しているとこが東京なのだろうと思う。
今年で10年目だという。
いい仕事と、長い実績。
ポツドールも五反田団も阿佐ヶ谷スパイダーズも10年だ。
注目度はおそらく少ないが、こういうのが一番むずかしいしエライ。
閉演後、どっちも同僚の知り合いの演出の方と客演の女優さんにごあいさつ。
どちらもにこにこ答えてくれた。

台風が明日に来るという。
わあ大変だ大変だと言ってはいるが、全然心に思ってはいない。