世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

わっしょい終わる

2011年05月30日 01時24分45秒 | Weblog
わっしょいハウスの公演終わる。
私だけかもしれないが楽しく打ち上がる。
帰り、もよ(スワヒリ語で心)と帰る。
初対面だがもよ、好き。おでこがいい。
わきわき話してたら電車でおっさんにナンパされる。
サルサのサークルを主宰してるんだって。
初対面3人で楽しく電車に乗る。
電車から降りて帰ってきた。
犬飼くん、浅井くん、さらに好きになった今日。

おかめが見る

2011年05月29日 10時09分22秒 | Weblog
引き続きわっしょいハウスの手伝い。
ほぼくっちゃべっている。
昨日からみるみる体力をすり減らしているわっしょいハウス陣とは
正反対に私はみるみる元気になっていく。
悪い気もするが
反対の立場の時もあるのでまあしょうがない。
昨日は帰りに宮部さんとデニーズに行って楽しかった。

メモ

2011年05月28日 09時51分01秒 | Weblog
読みたい本メモ書き。
紹介コメントは川上弘美「大好きな本」からの引用。

笙野頼子「太陽の巫女」。小説。体感が押し寄せる。
同「金毘羅」。小説。
佐野洋子「あれも嫌いこれも好き」。
同「わたし いる」。子ども。
松山巌「日光」。小説。とりとめがない。
同「くるーりくるくる」。小説。やわらかで自在。
堀江敏幸「おぱらぱん」。短編集。噛み切れない不思議な話。
ミック・ジャクソン「穴掘り公爵」。小説。じつに面白い。
吉田知子「箱の夫」。
河野多惠子「後日の話」。鼻を噛み切られた女の話。
ちくま日本文学全集20「尾崎翠」。小説。途中で中断しがたい。
芦原すなお「オカメインコに雨坊主」。小説。素直。
エリック・マコーマック「隠し部屋を査察して」。短編集。奇妙。
薄井ゆうじ「満月物語」。小説。根も葉もない実話。
大道珠貴「背く子」。小説。いやあな感じが上手。
辻原登「約束よ」。短編集。おそろしい。
倉橋由美子「老人のための残酷童話」。
シャルル=ルイ・フィリップ「小さな町で」。短編集。できたコント。
ニコルソン・ベイカー 岸本佐知子訳「ノリーのおわらない物語」。わかったようなことは書かない。
平田俊子「二人乗り」。連作集。

荒川洋治「荒川洋治全詩集 1971-2000」。
池田澄子「句集 たましいの話」。
井川博年「幸福」。詩集。

花井哲郎「カイミジンコに聞いたこと」。随筆。
永井均「マンガは哲学する」。
酒井順子「枕草子REMIX」。



フランスのお土産

2011年05月28日 07時07分03秒 | Weblog
わっしょいハウスの手伝いに行く。
宮部さんがいてフランスのお土産をくれた。
赤い太っといクレヨンみたいなのとおしゃれなカンカンに入った飴だった。
赤いクレヨンみたいなのは一本で紙にくるくる巻かれていて
その紙をくるくる解いていくときのうれしさがおもしろかった。
カンカンの飴は小さいんだけどカンカンがまあかわいくて、
かわいいって言ってもなんかキャラのついたかわいさとかではなくて、
レトロな感じのぷっくりした丸い形や、
ぐるりと描かれた植物的なのの絵とか、裏面の風景だとか色使いとか手書きっぽい文字とかが
女子のかわいい脳をぐいぐい押してくるやつだった。
それでもカンカンのまわりに貼られたセロテープみたいなのは
ぜんぜん質がよくないやつで、結構ぞんざいに貼ってある上に剥がそうとしてもべったりくっついちゃうし、もちろん日本みたいな「ここから剥がしやすいですよサイン」なんてものはない。
明け方の部屋、爪でしぶといのをかっかと取りながら
きっとフランスの美意識はこういうとこではないとこで勝負してんだろうなと思った。
日本ならカンカンの裏には飴の中に入ってる成分の詳しい表示がされている。
カンカン自体の美しさはそのせいでおそらく半減するけれど
日本は美しさがあっても安心がセットでないと商品にはならない。
それをフランスでは街並みを描いた青い絵が占領している。
ディズニーランドとかで売ってるお菓子のカンカンは
きっと中のものを食べ終わっても何かの入れ物として使いたくなるようにデザイン性の高いものを作ってると思うんだけど、
それで成分表示とかも剥がしやすいシールになってるんだと思うんだけど、
じゃあ今度のお土産のカンカンもそれと一緒の感じでそうなってるのかといえば多分違うと思う。
てか順番から言ったらランドがこういうのを真似してんだろうな。きっと。
フランスに売ってるような食べ終わった後も何かの入れ物にしたくなるおしゃれなカンカンデザインにしようって。
紙でくるくる巻いてあるクレヨンもそうだけど、
コンビニで単品買ったらちょってつけられるテープでいいじゃん、というのをあえて、
そしたら中身見えないじゃんとか、いちいち取り出すのに時間かかるじゃんとかいう紙のくるくるにしてお客に渡すとか、
成分表示を差し置いても裏面までびっちり気を抜かない飴のカンカンとか、
別にテーマパークでないのにこの完全無欠な美意識というかプライドというか頑固さというか。
でもそれで中の飴をビニールで包んでカンカンの内側に飴のカスがつかないようにとかは思わないんだな。
偏屈な美女をもらった気分。

わっしょいハウスの芝居はおもしろかった。
浅井君はやっぱうまいなあ。
しなやかなんだろうなあ。

今日は坊薗さんとなかよしになれてよかった。


知識はあるが未体験の多くのことについて

2011年05月17日 22時34分38秒 | Weblog
職場でもうじき子どもを産むスタッフがいて、
産休に入るのでさよならをした。
スタッフみんなで寄せ書きなぞして、
「お世話になりました」と小袋の入浴剤なぞもらい、
こういう状況に置かれるのは初めてだが、
もう既に何度か経験してきたような別れ方をした。
が、
子どもが生まれるという不思議についてはなかなか思うところが多かった。
保育所という場所で働いているせいか、
「子どもが生まれる」とか「子どもを産む」というのは
ごくごく自然のことのように思う反面、
子どもは最初からそこに「いる」ものという意識が強くて、
あるお母さんに第2子が宿ってみるみるお腹が大きくなったり、
スタッフで最近太ったなあとか居眠りばかりだなあと思っていた人からある日「実は妊娠してて」と発表されたりということには
なぜか驚かされる。
なんか自分が「人間は人のお腹から生まれてくるんだよ」という事実を忘れていたみたいな気になる。
普段は知識があるからわかった気になってはいるんだけど、
実際目の当たりにすると知識だけのときには揺れ動かなかった感情が、ちょっとびっくりするくらい揺れ動いたりして、
既に知ってるはずなのに感情が動くことに驚く。
それで、「ああ本当に人間はお腹の中で育つんだなあ」と感慨深げに思ったりする。
で、じゃあそれは知識と結局は同じ結論に至るわけで、
意味がないじゃないかとか二度手間とかだから耳年増はとか頭でっかちだからとかそういうことでもなくて、
そのずれを感じるのが結構楽しいという話。
今日、3歳がふいに「生まれる前」のことを話し始めて、
曰く、彼は生まれる前は空にいたらしい。
それは言ったままを文字にすると笑っちゃうみたいだけど本当に「おちょらにいたの」というピノコ語で、
それでそこで何してたのと聞くと、「言ってたの」。
なんて言ってたのと聞くと、「ママーって言ってたの、そしたらここに来たの」と真剣に言った。
私はこういうことがつらつら本に書いてあったりするとなんか嘘っぽくて嫌だと思うが、
実際の3歳の口から聞くと、はぁとえらく素直に感動したのだった。
朝の8時半に。

骨を見ること肉をつけること

2011年05月13日 23時32分31秒 | Weblog
ベトナムのこと進む。
どうやら今使っているスマートフォンを持ってそのままグーグルとかメールとかするとえらく料金がかさむことになるらしい。海外パケット定額制にベトナムが入っていないことから。
試しに3月分の使用パケットを定額制からはずした場合の請求金額を出してもらった。
63万だった。
さすがに引いた。
計算したドコモのお姉さんも引いてた。
なので、携帯は使わない方針に変更。
使うとしても時計、アラーム、計算機、カメラとしてのみ。あとはネット回線を利用しないアプリ少々。大富豪とか?
地図の重要性再認識。書き込み増える。
ランゲージのおぼつかなさのため、指さし会話帳ベトナム編購入。
すり対策。
子供用の首かけ財布購入。要るものが入って肩からさげれる鞄作成。南京錠購入予定。
おしゃれはしたいがきばって汚してもへこむし、汗もたくさんかくだろうからと、
何を着ていこうか悩んでいたら無地のTシャツが一枚200円だったので5枚買う。
これにワッペンつけて持っていこう。
5月13日現在1万ベトナムドン=39円。
ベトナムフルーツに魅力を感じる。
食べたい。マンカウ(カスタードアップル)、タンロン(ドラゴンフルーツ)、ランブータン、マンゴスチン、ジャックフルーツ、竜眼、サワーソップ、ランサット、ミルクフルーツ、サクチェ(サポジラ)、ミズレンブ、カシュー、スターフルーツ、グァバ、レキマ(ルクモ)、ドリアン、パッションフルーツ、マンゴー、バナナ。
ベトナム料理も。
焼おにぎりにココナッツミルクかけた道端で売ってるやつ。フランスパンサンド、バインミーは確実に食べる。レモングラスに牛肉巻いて焼くの。空芯菜炒めは必ず。バナナの花のサラダ、ザボンのサラダ、ハスの茎のサラダ。バナナの葉でくるんだちまき、バインテット。生春巻きゴイクォンはもちろんだが、ぜひ、できたての蒸し春巻きバインクォンを食べたい。お湯に米粉を溶いたのを流し入れて湯葉みたいに表面をすくいあげたので具を巻くんだって!これは食べたい!
ボルテージ、まだまだ上がっていく予感。

スカートの裾まつり、めちゃくちゃおもしろかった。

青年団「マッチ売りの少女たち」見に行く。
出来事とか事象をとことんまで突き詰めて、
骨組みを捉えることができること、
その骨組みに実際とは違う別の肉をつけていけること。
この2つが巧みであるとこうなるのだな。
目の前でまったく意味のわからないことが展開していくのに
そこここで思い当たる節に出くわす。
珍妙な肉の味と骨太な真実味。

職場。
津波被害のあった石巻から1ヶ月遅れて新スタッフ来る。
おっとりと穏やかな人だ。
震災後、コーヒーを飲む量が増えたと言った。
「私、コーヒーは砂糖入れなきゃ飲めなくて。だからすごく太った気がします。」
もうすぐ歩き始める0歳に「けっぱって」とエールを送っていた。

ばかばかしい祭典のお知らせ

2011年05月02日 09時37分07秒 | Weblog
演劇のお知らせです。
といってもあんまり演劇メインではなくて、なんか色々やる文化祭みたいな感じのイベントです。
基本みんなばかばかしいです。
とくにまじめな単語が使ってあるのは要注意です。
このイベントは「スカートの裾まつり」といって、
名目は「30代女性のあり方を考える」になってますが、ほら、まじめな単語出てきてるでしょ、のっけから。
メインはシンポジウムの形ですが、ほら、またまじめなの出てきたでしょ。
やらねって、真剣なシンポジウムなんか。
あと、短編映画『価値ある伝統を守る~寝子御玉祭復活への道~』 の上演とかファッションショーとかあるけど、まあ、これもあれですよ。インチキ臭いでしょ。
あとは、テルミンとかダンスとか。
日にちは明後日からです。わお、近々だね!
4日と5日で、4日が①14時~②18時~。5日が①15時~の3回です。
五反田でやります。
詳細やらなにやらここです。
ちなみに、私は現代アートの展示ブースにいます。
スカートの裾まつりHP  http://blog.livedoor.jp/susomaturi