すでに何度か書いておりますが、リニア新幹線は「原発」同様意識レベル100の「恐怖」です。
作れば、未来に禍根を残すもの。
東京新聞5月25日の「こちら特報部」よれば、やはり、反対や疑問の声は多いようです。
リニア新幹線の意識レベルから言えば、このような危惧の意見が出てくるのは当然のことでしょう。
住民無視で着々と勝手に進めていますが、見切り発車で、原発の二の舞いを繰り返してはならないと思います。
大災害のとき、断層の通っているリニアが無事でいるかも疑問ですし。
ここには、書かれていないけれど、個人的に危惧しているのは、やはり、強い磁力と電磁波、レアメタル・レアアースを地面の下に通すことによる悪影響。
水が枯れれば、動植物の環境も悪くなりますが、上記の磁力その他の物質が複合的な悪影響をもたらし、移動できない野生動植物の枯死などの生態系への被害も考えられます。もちろん、常時乗っている人、付近の住民への影響も…
JR東海は、自分たちに都合よい机上の解釈優先で、進めているのでは?
これでは、ノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士の進言さえ無視した過去の原発推進政策と同じ轍を踏んでしまう。
普通に考えても、作ってはならないものだと思います。
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磁界の植物に及ぼす影響は・・・
植物と磁石とのささやかな実験です。
新しい規制委員、田中知(さとる)氏は原子力業界の「草」?
湯川秀樹博士が原発批判していたことを知りました
作れば、未来に禍根を残すもの。
東京新聞5月25日の「こちら特報部」よれば、やはり、反対や疑問の声は多いようです。
リニア新幹線の意識レベルから言えば、このような危惧の意見が出てくるのは当然のことでしょう。
住民無視で着々と勝手に進めていますが、見切り発車で、原発の二の舞いを繰り返してはならないと思います。
リニア建設「森林壊す」 住民・登山者疑問の声
昨年12月に着工したJR東海のリニア新幹線に、建設ルート周辺の住民や登山者らが疑問の声を上げている。計画では、山梨、長野、静岡の三県境に広がる南アルプスを約25キロにわたって貫くトンネルを通す。工事にともなって、住民の生活や自然環境に与える影響が大きいとの見方が広がっている。(上田千秋)
「地元にとっていいことは一つもない。私たちの生活が壊されるだけだ」。東京渋谷区で20日に開かれた登山者らによる集会。パネリストとして参加した長野県大鹿村の村民らでつくる「大鹿の100年先を育む会」の前島久美さん(33)は訴えた。
東京・品川―名古屋間285.6キロを40分で結ぶリニアは2027年に開業予定で、総工費は5兆5235億円に上る。名古屋―大阪間は45年の開業を目指す。感性から50年余り経過した東海道新幹線の代替輸送手段と位置づけられ、大規模災害のバイパスとしての機能も期待されている。
今は東京まで3~4時間かかっている長野県南東部はアクセスが格段に良くなるが、マイナス面も多く指摘されている。
東京から見てトンネルの出口に位置する大鹿村では、1日約1700台の工事車両が狭い道路を通行する見通し。橋や変電所も建設される予定で、前島さんは「自然が豊かな村の風景が一変してしまう」と話す。
問題はそれだけにとどまらない。工事によって、南アルプスを流れる大井川の水量が最大で毎秒2トン減ると予測されている。建設残土の受け入れ先が決まっているのはまだ一部だけだ。
山岳ガイドの山田哲也さん(60)は「水量が減れば多くの沢で水が枯れ、山域全体の乾燥化が進む。国内でも有数の雄大さを誇る南アの森林が潤いをなくしてしまう」と話す。
断層対策も不十分「着工より合意形成を」
ルートには日本最大級の「中央構造線」をはじめとして多数の断層が通っているが調査は不十分という。日本自然保護協会の辻村千尋さんは「JR東海がやっているのは文献の調査が中心。実際に現場へ行き、それぞれの断層がどの程度活動性があるかと最優先に調べるべきだろう。いざ何かが起きたときに、『想定外だった』は許されない」と強調する。
リニアは大規模災害時に活用できるとの主張にも辻村さんは「東日本大震災では、物流がストップして被災地の状況が深刻になった。大量の物資を運べないリニアでは代替手段にならない」と反論する。
JR東海はすでに測量やボーリング調査などを始めており、今後工事は本格化する。山田さんは「認可されたからすぐに着工ではなく、合意形成が先ではないか」と主張する。
「利便性と、失われるものとのバランスをもっと慎重に考える必要がある。日本の国土の7割を占める森林をどう守っていくかは、登山者のみならず国民一人一人が向き合わないといけない問題。後世の人間に『どうしてこんなものを作ったのか』と言われないよう、議論を尽くすべきではないか」
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昨年12月に着工したJR東海のリニア新幹線に、建設ルート周辺の住民や登山者らが疑問の声を上げている。計画では、山梨、長野、静岡の三県境に広がる南アルプスを約25キロにわたって貫くトンネルを通す。工事にともなって、住民の生活や自然環境に与える影響が大きいとの見方が広がっている。(上田千秋)
「地元にとっていいことは一つもない。私たちの生活が壊されるだけだ」。東京渋谷区で20日に開かれた登山者らによる集会。パネリストとして参加した長野県大鹿村の村民らでつくる「大鹿の100年先を育む会」の前島久美さん(33)は訴えた。
東京・品川―名古屋間285.6キロを40分で結ぶリニアは2027年に開業予定で、総工費は5兆5235億円に上る。名古屋―大阪間は45年の開業を目指す。感性から50年余り経過した東海道新幹線の代替輸送手段と位置づけられ、大規模災害のバイパスとしての機能も期待されている。
今は東京まで3~4時間かかっている長野県南東部はアクセスが格段に良くなるが、マイナス面も多く指摘されている。
東京から見てトンネルの出口に位置する大鹿村では、1日約1700台の工事車両が狭い道路を通行する見通し。橋や変電所も建設される予定で、前島さんは「自然が豊かな村の風景が一変してしまう」と話す。
問題はそれだけにとどまらない。工事によって、南アルプスを流れる大井川の水量が最大で毎秒2トン減ると予測されている。建設残土の受け入れ先が決まっているのはまだ一部だけだ。
山岳ガイドの山田哲也さん(60)は「水量が減れば多くの沢で水が枯れ、山域全体の乾燥化が進む。国内でも有数の雄大さを誇る南アの森林が潤いをなくしてしまう」と話す。
断層対策も不十分「着工より合意形成を」
ルートには日本最大級の「中央構造線」をはじめとして多数の断層が通っているが調査は不十分という。日本自然保護協会の辻村千尋さんは「JR東海がやっているのは文献の調査が中心。実際に現場へ行き、それぞれの断層がどの程度活動性があるかと最優先に調べるべきだろう。いざ何かが起きたときに、『想定外だった』は許されない」と強調する。
リニアは大規模災害時に活用できるとの主張にも辻村さんは「東日本大震災では、物流がストップして被災地の状況が深刻になった。大量の物資を運べないリニアでは代替手段にならない」と反論する。
JR東海はすでに測量やボーリング調査などを始めており、今後工事は本格化する。山田さんは「認可されたからすぐに着工ではなく、合意形成が先ではないか」と主張する。
「利便性と、失われるものとのバランスをもっと慎重に考える必要がある。日本の国土の7割を占める森林をどう守っていくかは、登山者のみならず国民一人一人が向き合わないといけない問題。後世の人間に『どうしてこんなものを作ったのか』と言われないよう、議論を尽くすべきではないか」
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大災害のとき、断層の通っているリニアが無事でいるかも疑問ですし。
ここには、書かれていないけれど、個人的に危惧しているのは、やはり、強い磁力と電磁波、レアメタル・レアアースを地面の下に通すことによる悪影響。
水が枯れれば、動植物の環境も悪くなりますが、上記の磁力その他の物質が複合的な悪影響をもたらし、移動できない野生動植物の枯死などの生態系への被害も考えられます。もちろん、常時乗っている人、付近の住民への影響も…
JR東海は、自分たちに都合よい机上の解釈優先で、進めているのでは?
これでは、ノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士の進言さえ無視した過去の原発推進政策と同じ轍を踏んでしまう。
普通に考えても、作ってはならないものだと思います。
検索したらこんな動画がありました。リニアの欠点を全部わかりやすく教えてくれました。
↓
リニア中央新幹線がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
リニアには運転士がいないって、初めて知った…
↓
リニア中央新幹線がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
リニアには運転士がいないって、初めて知った…

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磁界の植物に及ぼす影響は・・・
植物と磁石とのささやかな実験です。
新しい規制委員、田中知(さとる)氏は原子力業界の「草」?
湯川秀樹博士が原発批判していたことを知りました
最初にこの話を聞いたときから、いやな感じがしていたんですけど、やっぱり、意識レベルも低いんですね。。。
動力的な問題もですが、なんと言っても、山にトンネルを掘ること、日本の山の自然を破壊することに対して、あまりにも無頓着な計画だなぁ~って思ってました。
頓挫したんだと思ってたんですけど・・・。
まだ、続いていたんですね。。。
なんか、問題山積みって感じですね。
3042
>最初にこの話を聞いたときから、いやな感じがしていたんです
そうですね。なんだか嫌、という感覚って無視できません。
そんなにいいものなら、これほどまでに反対運動も起こるはずがない。
小惑星イトカワ命名の由来となった糸川博士が、リニア開発へ疑問を呈していました。
物理学の湯川博士の進言を無視した原発と同じ。
小さな島国列島は、このところ、火山活動も頻繁ですし、地震も絶え間ない。
リニアのトンネルのなか、中央構造線が横切っている。
運転士がいないということは、万が一の時の責任が誰も取れないということ。
知れば知るほど、やはり意識レベル通りのものでした。
動画の最後の方で言っていたのですが、「急いでいるなら飛行機で」っていう一言で納得。
これは、絶対にやめた方がいいものです。