身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
【意味】
溺れかけた時、思い切って水に体をゆだねてしまえば、体が浮いて浅瀬に立つこともあるということから。転じて、一身を犠牲にするだけの覚悟があって初めて、活路も見出せるという意味。
出典は、空也上人(くうやしょうにん)(903~972)の作と伝えられる。
山川の末に流るる橡殻(とちがら)も 身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ
山あいの川を流れてきたトチの実は、自分から川に身を投げたからこそやがては浮かび上がり、こうして広い下流に到達することができたのだ。(『空也上人絵詞伝』)
今、思案を重ねているだろう某政党の代表に贈りたいなあ、この言葉。
★参考サイト
「楽しいことわざ教室」
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お月さまと梅の花を見ながら
KさんかOさんに、後を譲って欲しかったなぁ…。
おお!私もそう思ってました。
小沢さんは、昨日の会見で政権交代こそが自分の宿願であるといっていましたが、小沢総理になりたいとは一言も言っていませんでした。
自民党にプレッシャーをかけられる一番いいタイミングを待っているのなら、このタイミングだろうって思ってましたが・・、続投を決めたようです。
小沢さんを頼りにして辞めないでほしいと思っている人もいるし、難しいところなのかもしれませんね。