牧之原市、浜岡原発の「永久停止」を決議

浜岡原発
（写真・共同通信）

■浜岡原発「永久停止」を決議　静岡・牧之原市議会(朝日新聞) - goo ニュース

静岡県牧之原市議会は２６日、隣接する御前崎市にある中部電力浜岡原子力発電所について「確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限り、永久停止にすべきである」とする決議案を賛成多数で可決した。西原茂樹市長も決議を支持する態度を表明する見通し。
　牧之原市は浜岡原発から１０キロ圏にあり、中部電と安全協定を締結している。同協定を結ぶ地元４市（御前崎、掛川、菊川、牧之原）で「永久停止」を求めるのは牧之原市議会が初めて。

とりあえず、浜岡原発に関しては、早いうちに停めることができて本当によかったなと。

加えて、９月２６日付の毎日新聞によると、浜岡は地震だけでなく、津波の被害も受けやすい地形　であるということが、東京大地震研究所の都司嘉宣（つじ・よしのぶ）准教授（地震学）の分析でわかったのだと。

（画像：毎日新聞）

国会で泣いてしまったことに対して、海江田さん、各方面からずいぶん批判されたし、当時の菅さんと海江田さんの関係は、ぎくしゃくしていると言われていたけれど、菅さんの側近だった下村健一さんによると、菅さんは、海江田さんに対して
「疲れていたのだろう」
「浜岡を停めるときは、本当によくやってくれた」
と、むしろ、ねぎらっていたといいます。
それを裏付けるように、実際、東京新聞の海江田さんのインタビューには、海江田さん自身、現地に出向いて視察した結果、「浜岡は、全部停めなければならない」という危機感をもち、総理に強く進言した旨が書かれていました。

菅さんの言動が唐突だとか批判されたけれど、一刻一秒のスピードを争う緊急事態の時に、あちこちに根回ししている暇なんかなかったでしょう。（むしろ根回しすればつぶされて、停めることなんかできなかったでしょう・・）
特に原発事故後の対応には、心を鬼にしなければならない決断も必要だったと私は思います。
それが今できうる最善の結果につながるなら、回りから何を言われようと、自分が泥をかぶればそれでいいことなのだから。

表面的に、どんなに耳触りのいい低音のよく響く発声・街頭演説的なりっぱな言葉を並べて演説しても、そこに人類を含めた森羅万象に対する本当の愛がなければ、それは空虚な演説です。

放射性廃棄物の始末もできない代物をこれ以上、維持し続けることは、人類だけではなく、この地球上に住むすべての生き物、すべての生命、すべての未来への大罪ではないですか。

牧ノ原市の議決をきっかけにして、日本中にこの思いが広がってゆけばいいなと願っています。