お友達から、素敵な歌を教えてもらいました。
僕の一番欲しかったもの
このところ続く、食品会社の表示偽装などで、多くの食べ物が廃棄になっていますが、中身が腐っているならいざ知らず、ラベルと内容が違っていたというだけで、すべて回収・廃棄になってしまうなら、なんともったいないことでしょう・・・と思うのは、私だけではないと思います。
今、世界では、肥満の人が8億5千万人、飢えている人が8億5千万人いるそうです。なんと、同じ数だけの人が、食べすぎで困っていて、食べられなくて苦しんでいるのです。
分け合えばあまり、奪い合えば足りなくなる・・・まったくその通りだと思います。
食べ物をお金に換算して、お金があれば、好きなだけ自分たちのものになりますが、お金がなければ何一つ口にできない、というのは、人間の「食べる=生きる」という基本的人権を奪う行為ではないでしょうか。
日本でも、生活保護が受けられなくて、餓死して亡くなった男性のニュースがありましたが、これだけモノ余りの日本でさえ、お金がなければ、おにぎりひとつ食べられないという社会は、おかしいと思います。
このあいだNHKの朝のニュースで、「フードバンク」という活動について紹介していました。「フードバンク」のこと、ぜんぜん知らなかったんですが、私のずっと思っていた疑問を解決してくれる手段として、なんと素晴らしい取り組みだろうと思いました。
賞味期限が切れているわけではないが、包装が破けていたり、形が崩れていたりして市場に出せない食品を廃棄するには、それなりの費用がかかるのですが、フードバンクはそれらを無料で引き取るのだそうです。
そして、経済的に困窮している人たちに分けるのだということです。運営資金は、協賛企業からの寄付でまかなっています。
ニュースで紹介されたフードバンク「セカンドハーベストジャパン」が食べ物を届けるのは、母子家庭や一人暮らしの高齢者を支援する団体などで、設立当初は、10団体だったのが、今は130団体に配っているそうです。この数年間に驚くほど、格差が進んでしまったなあと思うのが実感ですが、届ける団体が増えたということは、より多くの食べ物が廃棄されずに、より多くの人々に届けられるようになったということですから、うれしいことでもありますね。
(「セカンドハーベストジャパン」のホームページより)
★参考サイト
よみがえる善意の食材(YOMIURI ONLINE)
フードバンク関西
セカンドハーベストジャパン
このところ続く、食品会社の表示偽装などで、多くの食べ物が廃棄になっていますが、中身が腐っているならいざ知らず、ラベルと内容が違っていたというだけで、すべて回収・廃棄になってしまうなら、なんともったいないことでしょう・・・と思うのは、私だけではないと思います。
今、世界では、肥満の人が8億5千万人、飢えている人が8億5千万人いるそうです。なんと、同じ数だけの人が、食べすぎで困っていて、食べられなくて苦しんでいるのです。
分け合えばあまり、奪い合えば足りなくなる・・・まったくその通りだと思います。
食べ物をお金に換算して、お金があれば、好きなだけ自分たちのものになりますが、お金がなければ何一つ口にできない、というのは、人間の「食べる=生きる」という基本的人権を奪う行為ではないでしょうか。
日本でも、生活保護が受けられなくて、餓死して亡くなった男性のニュースがありましたが、これだけモノ余りの日本でさえ、お金がなければ、おにぎりひとつ食べられないという社会は、おかしいと思います。
このあいだNHKの朝のニュースで、「フードバンク」という活動について紹介していました。「フードバンク」のこと、ぜんぜん知らなかったんですが、私のずっと思っていた疑問を解決してくれる手段として、なんと素晴らしい取り組みだろうと思いました。
賞味期限が切れているわけではないが、包装が破けていたり、形が崩れていたりして市場に出せない食品を廃棄するには、それなりの費用がかかるのですが、フードバンクはそれらを無料で引き取るのだそうです。
そして、経済的に困窮している人たちに分けるのだということです。運営資金は、協賛企業からの寄付でまかなっています。
ニュースで紹介されたフードバンク「セカンドハーベストジャパン」が食べ物を届けるのは、母子家庭や一人暮らしの高齢者を支援する団体などで、設立当初は、10団体だったのが、今は130団体に配っているそうです。この数年間に驚くほど、格差が進んでしまったなあと思うのが実感ですが、届ける団体が増えたということは、より多くの食べ物が廃棄されずに、より多くの人々に届けられるようになったということですから、うれしいことでもありますね。
(「セカンドハーベストジャパン」のホームページより)
★参考サイト
よみがえる善意の食材(YOMIURI ONLINE)
フードバンク関西
セカンドハーベストジャパン
裸の大将は、人々におにぎりをもらって貼り絵を描いていましたから、彼こそ托鉢によって生きる聖人でした。しかし、今の格差化した日本社会では、余裕がなくなったせいなのか、チャリティーの精神が失われつつあるようです。日本で餓死者が出たというのが信じられません。生活保護を受けられないとは、行政が憲法25条を死文化していることです。それでは、敗者は、競争に敗れてそうなったのだから、自己責任で、死んでもしかたがない、というメッセージを子どもたちは受け取ってしまいます。裸の大将は、もし今の日本にいたら、餓死してしまうのでは…。または「蛍の墓」の兄妹となってしまいます。
もしかしたら、出家というのは、チャリティー精神高揚のためにできた制度なのかもしれませんね。仏教僧はサンスクリット語で「ビクー」と言いますが、それはもともと「乞う人」という意味ですからね。
そうですね、格差が進み、ゆとりがなくなり、心のバランスを保つセロトニンを阻害する物質に囲まれている今の日本人。特に都会では、山下画伯は、蛍の墓の兄弟みたいになってしまうかもしれません。
食料自給率は、ついに40%をわって、39%になってしまいました。いつまでも、食べ物をゴミのように捨てていたら、きっとしっぺ返しがくるでしょう。日本人は食料に関しては、裸の王様。
>もしかしたら、出家というのは、チャリティー精神高揚のためにできた制度なのかもしれませんね。
そうですね、本人の修行と人々の修行のために。「ビクー」は乞う人という意味なんですか。やはり物乞いをするのは勇気が必要、最初はびくびくしちゃいますもんね…。って、親父ギャグ。
でも、日本の自給率がとうとう30%台となってしまったんですか?それは、大変です。まさに裸の王様。輸入が止まったらおしまいじゃないですか!以前、非戦さんのなんかのリンクで、日本の自給率は、北朝鮮よりも低いとありましたし、自分の国よりも自給率が高い国に食料支援しているというのも、「おい、おい」です。
アメリカは、食料が余ってます。オクラホマに住んでいたとき、住民は、トルネードのために、缶詰をたくさん地下に保管してありました。個人のフードバンクみたいなものです。また、私は、教会のホームレスに缶詰を施すチャリティーで缶詰があまったので、それをユーゴスラビアの難民に寄付したことがありました。そういう意味では、教会は、フードバンクのような役割を果たしてました。そういうところは、キリスト教本来のすばらしいところだと思います。
金木犀さんのおしゃった「食べる=生きる」という基本的人権は、ほんとその通りだと思います。
北より低い食料自給率。(T_T)
気候変動で世界の農産物の不作が続いたら、日本はどうなってしまうのでしょう。
すでにオーストラリアは雨がふらないので小麦の生産がガタ落ち、そのせいもあって、温暖化対策をしない旧政権が負けて、政権交代したくらいですもの。
危機はすぐそこにあるのに、食べ物を捨ててる場合じゃないんですよね。
アメリカの教会は、フードバンクのような役割をしていたんですね。フードバンク自体も欧米の人たちが行っていた活動ですものね。なんていうか、自分さえ良ければ言いという人もいれば、人のために働こうとする人もいる。アメリカ人だから、キリスト教徒だから、悪いとかいいとかじゃなくて、やはり個人一人ひとりの意識レベルの違いなんでしょうね。
びくという字は、比丘と書くんですか。びきゅびきゅしながら、一歩を踏み出しましょう。
ヘルメスさん、ありがとうございました。