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専守防衛とは、ヌタウナギのごとく?

2014年07月30日 | 憲法改悪、集団的自衛権反対
20代前半の息子と話していて驚いたのは、同世代の若者の中には、「集団的自衛権」が行使できなければ9条が邪魔をして、攻撃されても自分たちの身を守ることが出来ない‥・と思っている人が少なからずいる、ということだ。

ああ、それで・・?
若い子の中に、安倍シンパが多いのは、そういうことなのか。
もしかしたら、安倍シンパの中には「専守防衛」という言葉の意味もわかっていない人もいるのかも。だって、安倍総理自身、「立憲主義とは、王権が絶対権力を持っていた時代の主流的考え方だ」なんて言って一瞬、周りを固まらせた・・・・。
一般人ならいざしらず、国の政治を預かるトップとしてありえないような無知ぶりに、こちらも脱力しすぎて溶けそうだったものね。
(詳しくはこちらの記事→佐村河内氏の恐怖、安倍総理の恐怖
こういう方に国を任せているって、ほんとうに恐ろしいことだ、という危機感は当初からあるけれど。

まあ、たしかに9条は戦争放棄をうたってはいるけれど、自衛隊の存在は、「専守防衛」。つまり攻撃された時に自衛のための武力行使は、認められている。一部には自衛隊自体も違憲という方もいるけれど、わざわざ憲法を変えなくても、それは国民的コンセンサスを得ているものだと私は理解している。若い人たちにそれがちゃんと伝わっていなかったなら、もっとしっかり伝えなくては。
また、若者もこんな基本的なことをちゃんと勉強しないで、夜遅くまで、ラインとか、ネットばっかしてたら、気づいたら権力のいいなりになっちゃうよ。あの人達は、お金もあれば、マスコミへ圧力かけるし、「あべぴょんがんばれ」なんて50過ぎた自民党議員が、ネットの中でも情報誘導や煽りをしているし、無防備でいれば、たやすく洗脳されるぞ。

もし、日本人の乗ったアメリカの軍艦に外国が攻撃をしてくるような場合は、わざわざ集団的自衛権なんか持ち出さなくても、日本人を守るために自衛隊は出動する。これは個別的自衛権で対応できる、と多くの防衛の専門家も言っている。しかも、そもそも、邦人を退避させるのに、外国の軍艦に、市民である日本の赤ちゃんやおばあさんを乗せて帰ってくるという設定もありえないっていう話だ。
 
  参考サイト:「個別的自衛権でやれますよ。防衛官僚の常識」元内閣官房副長官補・柳澤協二氏に聞く【集団的自衛権】


それから、28日の東京新聞1面トップより

集団的自衛権は他人のけんか買うこと 元自衛官、平和を説く(東京新聞7月28日)
 「集団的自衛権は他人のけんかを買うこと。逆恨みされますよ」。神戸市の街頭での泥憲和(どろのりかず)さん(60)=兵庫県姫路市=の「叫び」が、インターネット上で広がっている。四月にがんで余命一年と宣告された元自衛官。集団的自衛権の行使容認が閣議決定される前日の六月三十日、マイクを握った。


安倍さんは、話をまどろっこしくさせて相手の質問をはぐらかし、ごまかしで押し通す手法。元自衛官の泥さんの話のほうがずっと、わかりやすい。



  ヌタウナギの専守防衛

ところで話は、ガラッと変わりますが、変な動物好きな私が、先日知った事実なんですが。

「ヌタウナギ」という深海生物は、その名の通り、捕食者から攻撃されると体から、ヌタヌタのぬめり物質を出して、相手を驚かす。
サメも寄せ付けない、ネバネバ攻撃。
そこまでは、知っていたのですが、捕食者の体にまとわりついたそのぬめりが、口の中やエラなどにくっついて時に死に至らしめてしまうのだと。
もともと死肉が餌であるヌタウナギは、死んでしまった攻撃相手を逆に食べてしまう!って。すごい戦略だ。


サメより強いヌタウナギのぬたパワー
Attacking Shark Gagged by Slime




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