漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

適材適所

2017-01-05 20:40:14 | 食・レシピ
ここ最近、自前のレンズの単焦点化が進行して長時間の読書が疲れるので困っている。
でも、花を愛でる際など好いボケ味が出るので悪い事ばかりではないと思ったりもする。


ミケのニャアを持て。このニャアは鉄砲仕掛けであるな!と葱鮪の殿様は仰った。
迂闊に葱を噛むと、熱々の芯の部分が喉の奥に飛び出してあちちっってなるのよね。


葱鮪鍋(ねぎまなべ)、長ネギとマグロのブツ切りをさっと煮た庶民(丁髷の頃)の料理。
魚特有の匂いが苦手な人は生姜のしぼり汁を加えるが、拙は昆布を敷いて煮るだけ。
ネギはシャキシャキした歯応えが残るくらいの煮えばなが好き。
汁に味は付けず、すくい取った後に生醤油を垂らし、針生姜を添えたりで愉しんでいる。
これを喰う度に、いつも思うのは葱の美味さもさることながら鮪のこと。
鍋にすると、刺身では噛み切れす不味いような筋ばった部分の方が美味くなる事です。
適材適所とはこのことか。そう素直に納得出来る風味を今冬も愉しんでいる。