先制するも、PKから流れが変わり逆転負け。
藤枝MYFC 1-2 福島ユナイテッドFC
得点
59分【藤枝】橋本
66分【福島】金 功青(PK)
71分【福島】白井
現地参戦してきましたので、詳しくレポート。
ちょっと厳しめの意見も。
予想が難しかったスタメンは、ディフェンスは右SBに中津留。
石井、奥田のダブルボランチに、右SH橋本、左SH奈良林。
齊藤監督はベンチ。
序盤は圧倒的に藤枝ペース。
持ち前のキープ力と細かいパスを繋ぎ、ほとんど福島陣内で試合を進める。
きれいなスルーパスから橋本が飛び出しGKと1対1。
しかし打ち切れず。
ここが一つのターニングポイントだった。
その後も丁寧に繋いでいくのかと思いきや、何故か相手の裏を取ろうとロングボールが主体に。
しかし出し手と受け手の息が合わず、チャンスらしいチャンスを作れず。
相手のプレスが緩めだったので、もっと繋いでいってもよかったと個人的には思った。
そしてケルロンが膝?の負傷でアウト。
代わって村瀬がそのままケルロンの位置に。
結果的に今日のキーマンとなってしまった、今日もCBでの出場の藤牧。
空中戦では圧倒的な強さを見せて頼りになるも、足元のボールの処理が中途半端で再三福島のチャンスに。
ただし相手の決定力不足に助けられ、前半はスコアレスでの折り返し。
スタッツ上では藤枝のシュート0だそう。
後半も勢いは藤枝。
そして右サイドを村瀬が駆け上がり、やや混戦気味にこぼれたボールを中津留が冷静にセンタリング、ファーでフリーの橋本がヘッドで合わせてゴール!
ファーにセンタリングが上がったところで、もうゴールは決まっていた。
このまま押せ押せで行くのかと思われたが、福島が反撃に出る。
しかしそれほど流れでは崩されず、きっちりとディフェンスが跳ね返す展開。
今日のディフェンスはミスさえなければ取られないだろう、そう思った66分。
相手選手がペナルティエリアに侵入したところで、藤牧が手を使って倒してしまいPKの判定。
あそこは福島の中の枚数も足りていなかったので、それほど危険な場面と思えなかった。
きっちり付いているだけでよかったと思ったので、余計なファウルだった。
このPKを決められ1-1の同点。
その後福島ペースになり、藤枝の右サイドから上げられた低めのクロスが誰にも触られず流れてファーの福島の選手に。
柴田が飛び出すも触れず決められ逆転を許す。
橋本に代え、オハを投入するが決定的なチャンスを作れず試合終了。
何とも消化不良感の残る1戦となってしまった。
負ける気はしなかったのに、何で負けたのか?
しかしこれが今シーズンの藤枝を象徴しているのではないかとも思う。
藤枝の魅力はタレントが揃う攻撃陣。
余程引いて守る相手でなければ、普通に繋いでいけば十分チャンスを作れるはず。
しかし中途半端なロングボールで、自らチャンスを潰してしまっている。
そしてディフェンスのつまらないミス。
肝心なところでのディフェンスの1つのミスが命取りになる。
個人名を挙げて申し訳ないが、今日の藤牧のプレー。
藤牧と冨成のコンビなら、藤牧がストッパー的、冨成がスイーパー的な役割の方が安定すると思うが、今日は藤牧が最後の一枚になることが多く、そこでのミスで冷や冷やすることが度々あった。
そして痛恨のPK献上。
やはりこれでは勝てないか。
何かを変える必要がある。
もう一つ言うとすると、僕が観戦した試合は勝てない。
アウェイ観戦とは言え、3戦全敗。
僕が勝ち運を遠退けているのかもしれない。
選手、サポーターの皆さんスミマセン。
この後しばらくは観戦できないので、その間に藤枝の調子が戻ってくれることを期待します。