今年3回目のJFL静岡ダービーは、Hondaに軍配。
藤枝MYFC 2-3 Honda FC
得点
2分【Honda】柴田
17分【藤枝】石田
31分【Honda】砂森
47分【藤枝】奈良林
57分【Honda】細貝(PK)
フィールドプレーヤーのスタメンは前節のアランから橋本に代わったのみ。
藤牧が久々のベンチ入り。
試合は早々に動く。
開始直後、Hondaの低めミドルシュートがGK柴田の前でワンバウンド。
濡れたピッチのせいもあって柴田がキャッチできず弾いたところを、Honda10番柴田に押し込まれ先制を許す。
またも試合開始直後の失点。
柴田を責められはしないが、濡れたピッチへの対応がやや欠けていた。
そして後にも失点につながるが、Hondaの2列目からの飛び出しに全くDFが対応できていなかった。
その後もHondaの攻勢は続くが、藤枝はカウンターで好機を見出す。
17分、右サイドを村瀬と久富で崩し、村瀬のセンタリング。
これをゴール前の混戦で石田がヘディングシュート。
一旦は弾かれたかのように見えたが、ゴールとなり同点。
しかし、その後もペースはHonda。
31分、2列目から飛び出したHonda砂森へのスルーパスに全く対応できず、2失点目。
この試合の砂森はMVPと思えるほどの活躍ぶりだった。
と言うか、初めて見た砂森のプレーに見入ってしまった。
HTで藤枝ベンチが動く。
橋本と西山に代え、奈良林と戸島投入。
これがピタリとハマる。
後半開始早々、左サイドをドリブルで久富が上がり中央にクロス。
戸島がスルーし、最後は奈良林が押し込んだ。
これでまたも同点。
その後も久富と奈良林が両サイドを崩し、戸島がターゲットとなり藤枝の時間が続く。
ここで点を取っておけばこの試合の流れはガラッと変わっていた。
しかしHondaのカウンター。
クロスが上げられゴール前での混戦。
メインスタンドからはよく分からなかったが、レフェリーの笛が吹かれ試合が止まる。
どうやら奥田が決定的なチャンスを手で阻止したらしく、奥田にレッドカード。
そしてこのPKを決められ、2-3。
ここから藤枝の時間に戻ることはなく、試合終了。
得点経過だけを追うと均衡した試合展開のように思える。
が、現地観戦しているとこの日は点差以上にHondaのワンサイドゲームであった。
Hondaはチーム全体が連動して動き、セカンド、サードのプレーが途切れない。
組織として非常に洗練されている印象であった。
一方の藤枝は、ボールホルダーのみが動いており、オフザボールの動きが全く見られない。
攻撃はいつも個人頼みで、単発で終わってしまう。
気に入らないプレーをしていた選手もいたが、そういうレベルの話ではなかった。
個のレベルは変わらないどころか、藤枝の方が上だと思っているが、チームのレベルは格段の差であった。
正直、藤枝はこんなチームだったのかと愕然とさせられた。
天皇杯で清水相手にあんないい試合をした藤枝はどこに行ってしまったのか?
とにかくチームに元気がない、プレーに覇気がない。
こんなプレーを続けていたら、成績以前にサポーターが離れてしまいそう。
今季はあと2試合になってしまったが、最後位意地を見せてほしい。
今季の藤枝のサッカーはどうだったのか?
今季の藤枝は何だったのか?
ブログ更新をサボってしまい、今節のプレビューが書けずにスミマセンでした。
今季の僕の観戦試合はこれで終了です。
結局勝ち試合は一度も見られませんでした。