老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

半纏 に アップリケ

2016-01-24 11:04:22 | 俳句
 夫に買った ちゃんちゃんこ。
           
 真綿(繭を綿状にひきのばしたもの。強くて軽く ほっこりほんわかしている)の半纏で、2~3年前にデパートで見つけた時、昔が懐かしくなり買った。
子供の頃、真綿のちゃんちゃんこを愛用した。
喜んで着てくれるかと思っていたら、少しも着ようとない。
どうして、どうして、凄く、暖かいし軽いし 風呂あがりなどは最適なのに、着ればいいのに。

私には、生地が黒い縞だから、少し地味である。高価だったから、捨てるのは惜しい。それで、私が着れるように アップリケを施して、派手な女性用に変身さすことに。

         

 紅い椿の花をイメージした、アップリケを見付けて、それを見本に。
         

 糸のつっぱたことが少し気にかかるが、まずは旨くいった。
今 これを着て パソコンを打っている。軽くて、暖かい。羽毛のジャケットよりずっとずっと、暖かい。

    

 窓から撮った、今日の海。
少し 曇っていて寒そうだけれど、
テレビやラジオでの雪の情報は、我が町には及んでいない。
有難いことだ。
今日は、日曜日だから、通勤や通学の人は少し救われたことだろう。
雪に弱い、交通網。四国の高速道路もあちら、こちらで通行禁止になっているようである。

 裁縫をやりながら、時々考えた。
チクチクと針を動かしていると、俳句のことなど、思わない。
それで20年近く、裁縫に夢中になっておれたのだろう。
次はこれを刺繍。この布でパッチ。糸をかえなくては。アイロンで型を整えて、、、、、
昨日は、試しに我が心を読みながらの、針仕事であった。
俳句のことなど、全然、頭をかすりもしない。

ぼちぼち、手芸と俳句、両方を楽しめるような時間配分が必要みたいである。

昨日のしりとり俳句から。
  
      ☆彡   親不知子不知寒の月上る

      ☆彡   枝折り戸を犬が出て来る雪囲

      ☆彡   二階窓の辺風花の吹かれゆき

      ☆彡   飴屋切る飴桃桃や日脚伸ぶ

      ☆彡   塩鮭は猫にはやれぬもう飽きた

      ☆彡   風鐸の鳴りどふしなり雪しまく  

 


    






 
コメント
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