『身辺雑記帳 』

 
 
  - 穏やかな日々に 感謝 して-

太陽の塔

2014年07月28日 | 日記
『夜は短し歩けよ乙女』 はですね、私にとって 万城目学 『鴨川ホルモー』以来のイカキョウ(いかにも京大生=変人)の青春賛歌 
私の好みに、直球ド真ん中の小説だったのです

これは絶対、森見登美彦・作品を続けて読まねば と、次に手に取ったのが
『太陽の塔』  森見氏デビュー作です

笑って笑って、読み終わったあと ホッコリして と 期待してたのに
まさか、こんなラストが待っているなんて・・・・・・

最後の六ページ、私の涙腺は決壊しました
もう まぶたが重くなるほど泣いちゃった

切ない、胸がいっぱい、どうすればいいの 読後のこのモヤモヤ感

書き出しは、こう

 >何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
 >なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。

ラスト2行は

 >何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
 >そして、まあ、おそらく私も間違っている。


これは 彼女から別れを告げられたのに 過剰な自意識が、その事実を認められず
七転八倒したあげく、一年かかって ようやく失恋を受け入れた「私」の物語

『夜は… 』 が、クスッと笑い プッと吹き出しという 品の良い笑いだったのに対し
『太陽… 』 は、ニヤニヤと にやけ、ヒイヒイと腹を抱える、下ネタあります、 作者いわく「男汁溢れる手記」なのだ
「水尾さん研究」と称して、元カノの日常を詳細になぞる 「私」
これはもう ほとんどストーカー
いえいえ、ヘタレ男子の哀しいまでの純情です

「私」の状況を抜粋すると

  >私を含めてどいつもこいつも、奪われる心配もない純潔を後生大事に守り通している
  >しかし、私が女ッ気のなかった生活を悔やんでいるなどと誤解されては困る
  >自分の周囲に張り巡らされた完全無欠のホモソーシャルな世界で満足していた
 
  >類は友を呼ぶというが、私の周囲に集まった男たちも女性を必要としない、あるいは必要とされない
   男たちであって、我々は男だけの妄想と思索によって、さらなる高みを目指して日々精進を重ねた
 
  >あまりにも高みに上りつめすぎたために今さら下りるわけにもいかない、そもそも恐くて下りることが
   できないと、誰もが思いながら口をつぐみ、男だけのフォークダンスを踊り狂った

そんな「私」が、三回生の時に恋をする
大学に入学したての一回生、水尾さんである
夏に始まった恋人関係は、次の年のクリスマス直前に 唐突に打ち切られる
「私」は、彼女はなぜ私という人間を拒否したのかと いう疑問の解明のために
水尾さん研究を続けるのであり、
 
  >私にとって彼女は断じて恋の対象などではなく、私の人生の中で固有の地位を占めた一つの
   謎と言うことができた 
と、開き直る

  >どんなことを為すにしても、誇りを持たずに行われる行為ほど愚劣なものはない。
  >ひるがえって言えば、誇りさえ確保することができれば どんな無意味な行為も崇高なものとなり得る

この言い訳がましい自己肯定


  >これまた若者にありがちな「自分は選ばれた人間である」という鼻持ちならぬプライドを、私もまた
   持っているわけだが、これまたありがちなことに、選ばれしものとして の恍惚も不安も日常の中には
   カケラも見つからない。  
  >では お前が「選ばれている」と信じ込んでいる根拠は どこにあるのだと問われれば、
   私のほうが教えて欲しいぐらいである。
あ~ どうしようもないモラトリアム野郎よ


「夢をなくしちまったよ、俺」 飾磨大輝
「ダメだ。三次元だぜ。立体的すぎる。生きてる。しかも動いている」 高藪智尚
「みんなが不幸になれば、僕は相対的に幸せになる」 井戸浩平

「我々の日常の九十パーセントは、頭の中で起こっている」という 四天王の ドタバタ喜劇に気をとられていると、
あ~ん ずるいよ、これは・・・・・・ ここで ファンタジーをぶち込んでくるか

神秘的に 叡山電車が深夜の街を走る、 夢の中の美しい光景が広がり、森の向こうに
太陽の塔が、ぬうと天をつく

  >太陽の塔には人間の手を思わせる余地がなかった。
  >それは異次元宇宙の彼方から突如飛来し、ずうんと大地に降り立って動かなくなり、
   もう我々人類には手のほどこしようもなくなってしまったという雰囲気が漂っていた。

  >もう一度、もう二度、もう三度、太陽の塔のもとへ立ち帰りたまえ。


素直に大好きだったと 認めて、泣いて、叫んで、落ち込んで
それができない「私」の もがいてあがいた一年間
クリスマス・イブの夕暮れ、<ええじゃないか騒動>を 巻き起こした張本人は静かに退場し
「私」は、「ええわけがない」と 強く言い返す

  >見よ洛陽の花霞  桜の下の男の子らが 
  >いま逍遥に月曰く 静かに照れり吉田山

この後の六ページを書きたいがために、そのために ここまで
いけてない さえない 地味な「私」の生態を延々と述べてきたのでは・・・と、思うほど
私は、ここで泣きました
お馬鹿で、 いい歳して お子ちゃまで、 憎めないけど生意気で、 傷つくことを過剰に恐れ
シャイなくせに 妙に図々しくて、 何やってんだか呆れるよ ホント
それもこれも全部ひっくるめて、いとおしい

普通は、この小説読んで 泣かないのかな
息子を持つ 母親目線が入っちゃってるからかな

主人公をピュアだと思う 私が変???
若い女性が読んだら、感想は「ハァ~ッ ダメ男ねぇ() 」ってなるのかな・・・・・・

ともあれ、大好きな一冊です

印象に残ったフレーズを

 ・まなみ号
 ・邪眼
 ・夢玉
 ・君は他人の夢を十年も大事に守ってきたんだね
 ・太陽電池で動く仕組みになっているモダアンな招き猫
 ・Gキューブ
 ・まだ精神の合理化が足らんな。もっと精進したまえ。いずれ不合理な情動を排して、
   自己を律することができるようになる。私のように、だ
 ・すごいです。これは宇宙遺産に指定されるべきです
 ・許さん。許さんぞぉ・・・
 ・探さないと見つからないようなものは大したものではない
 ・幸せのありかなんぞ教えていらん、私の幸せは私だけのものだ
 ・夜明けじゃなくても痛々しい。生きてるだけで痛々しい
 ・飾磨よ、頼むから紳士であれ
 ・猫ラーメン
 ・私は太陽の塔に祈りを捧げるがごとく低頭した。敗北すべき所を心得た所作であると我ながら思う
 ・感情をぐずぐず弄んでいるうちに腐っちまったんだな
 ・これは俺のゴンドラ ―― 砂漠の俺作戦
 ・私、部屋によけいなものが増えるのは嫌です
 ・で、なんで あんたがそこに居たの?
 ・大学生が赤ん坊の次によく眠る人種であることは言うまでもない
 ・脳味噌から指先は どうしてこんなに遠いのかな
 ・生きよ、(けれども少しは)恥じよ
 ・あんまりそんなことばっかりしてるのも どうかと思うよ
 ・私のどこが好きなんですと言って、私を怒らせる
 ・幸福が有限の資源だとすれば、君の不幸は余剰を一つ産みだした。その分は勿論、俺が頂く
 ・しかし、酔うまい。決して自分には酔うまいぞ。そう自分に言い聞かせながら、雪降る夜明けの街を
   歩き、しばらくうんうん頑張ってみたが、せめて今日ぐらいは自分に酔わせてくれと思って私は泣いた
 


最後に、何度 読んでも「美しいなぁ・・・」って、目のあたりがジワッと熱くなる一文を

   >そして 豆粒のように小さな人影が、精一杯 背をそらせて太陽の塔を見上げていた
 










夜は短し 歩けよ乙女

2014年07月24日 | 日記
さて、森見登美彦氏である
最近、私が どハマりしている作家さん
激しく お薦めです

まずは、『夜は短し歩けよ乙女』 を読んでいただきたい

黒髪の乙女と、彼女の後ろ姿に関する世界的権威である私こと先輩の
なんとも可愛らしい春・夏・秋・冬の物語

破廉恥な行為には、愛に満ちたお友だちパンチをふるい
嬉しくなると、二足歩行ロボットのステップを踏み
そして、むんと胸を張ってズンズン歩く 黒髪の乙女

片や、外堀を埋めることに汲々とし、本丸を攻めきれない
[なるべく彼女の目にとまる]=[ナカメ作戦] という姑息な手段でしかアプローチできない 私

冒頭、「これは私のお話ではなく、彼女のお話である。 願わくは彼女に声援を」と、読者に求め
途中、「運命の気まぐれで彼女はなぜか大役を担い、私はただ ここで寒風に吹かれて路傍の石ころに甘んじる……」と、嘆き
終章、「これは彼女のお話でもあり、私のお話でもある。運命のご都合主義によって、ようやく路傍の石ころが、万年床から立ち上がる」と、決意する

私みずから「恋に恋する乙女は可愛いこともあろう。だがしかし、恋に恋する男たちの分けへだてのない不気味さよ!」と、語るように
なんなのだ  このヘタレ男子のグズグズさ加減は、と 呆れつつも

クスッと笑い、プッと吹き出し、気がつけば いつのまにか、乙女にまっしぐらな先輩に
「めげるな ガンバレ、まだまだ あきらめてはいかん」と、声援を送っている


主役二人の脇をかためる皆さんが、また素晴らしい

錦鯉に情熱をそそぎ、春画の蒐集家でもある 胡瓜のような東堂さん
美人の腹中に鯨一頭ありといった趣の羽貫さん
自称・天狗、浴衣姿の樋口さん
詭弁論部&OB
京のお大尽・李白翁
恐ろしく綺麗な謎の少年
閨房調査団
美貌を駆使した女装で多くの男達を不毛な恋路へ誘った伝説の持ち主、学園祭事務局長
人間として力の入れどころを激しく間違い、目的地から真逆の方向へ全力で走っているパンツ総番長
恋心のこもった象のお尻の製作者・紀子さん


最高にハッピーな森見ワールドが、心地よいです


乙女の言葉を借りれば、
「ふいにお腹の底が温かくなる気がしました。
 まるで空気のように軽い小さな猫をお腹に載せて、
 草原に寝転んでいるよな気持ちです」 となること 請け合いです


印象に残った言葉を記しておきましょう

・これは、おともだちパンチです。 その豆大福のような拳
・豆ッ恥、豆ッ恥
・恥を知れ、しかるのち死ね
・なむなむ!
・僕は古本市の神だ
・諸君、異論があるか。 あれば ことごとく却下だ
・ほら! 早く買わんと
・とにかく幕を引こう ―― ただしなるべく己に有利なかたちで
・これはもう運命の赤い糸で がんじがらめだよ、キミたち
・ま、たまたま通りかかったもんだから
・あ! 先輩、奇遇ですねえ
・神様のご都合主義 万歳!
・転がる達磨を追いかけてたっけ
・小さくて丸いものは大好きよ
・…… 何それ。妖怪?
・天命、そろそろ欲しいな
・許せ友よ、彼女がすべてに優先するのだ
・ハッピーエンドだ。 誰もが赤面することうけあいだ
・だいたい迂遠すぎるんだよ、計画が
・世界ボーッとする選手権
・彼には彼の目論見があるんだ。 君には分からないかなあ
・風の神様、風の神様、なにゆえこんなに御活躍?
・ひとりある身はなんとせう
・詭弁だ、詭弁だ
・合点承知でございます
・地に足をつけずに生きることだ。 それなら飛べる
・こうして出逢ったのも、何かの御縁


ほのぼのとした二人の恋が、百年続きますように
ずっと、しあわせでありますように……  なむなむ





「Sister Act」

2014年07月16日 | 日記
サッカーWカップ開催中に、舞台を観てきました

ミュージカル「Sister Act」 
映画 「天使にラブソングを」 と言えば、知っている方も多いのでは

私は 映画未見なのですが、一緒に行った 息子わの字によれば
・映画はミュージカルではない
・映画でも歌うシーンはあるが、舞台の楽曲とは違う歌
・映画では、聖歌をゴスペル風にアレンジ  舞台ではディスコミュージック

これ、とっても楽しかったです
パワフルな出演者の皆さんから 元気をもらって
笑って、ポジティブになって、お気楽に観ることができるコメディ

アンコールでは観客みな総立ちになって、こぶしを突き上げ踊っちゃいました

出演者では、修道院長役の鳳蘭さんが 本当に お懐かしい
宝塚時代は何度も観てました、フェルゼンも レッドバトラーも
当時に比べたら、さすがに声量はちょっと落ちたかも
でも、カチコチの堅物院長を 可愛らしく素敵に演じていました

かなり年配 !? のシスターに交じって一人まだ見習いの修道女メアリーロバートを演じた宮澤エマさん
なんと、元首相・宮沢喜一の お孫さんなんですね
透き通った声が 爽やか

主役の瀬奈じゅんさん、チャーミングです
歌も踊りも、さすが !!  スタイルも抜群です

カーティスの子分三人組が、それぞれ個性的で いい味出してましたね


舞台は 生き物 映画やドラマ・DVD のように 同じものを繰り返し見ることはできません

その日その時その一瞬は、二度と戻らない
そうしたライブ感覚が、最高

来月は「ミス・サイゴン」 観に行きま~す












Wカップ 2014

2014年07月14日 | 日記
今朝のテレビ観戦を終えて、私の一ヶ月に亘るお祭り気分も幕を閉じます

「あ~ 私って疫病神なのかしら」って思うほど、応援する選手が ことごとく不振
「勝って!」と、力んで見ていたチームは負ける

チアゴ・シウヴァが戻ってきたブラジルは、3位決定戦でも負けるだろうけれど
それでも、守備の要・主将がチームをしっかり鼓舞して、見応えのある試合を展開してくれるものだと
期待していたのに……

そのシウヴァが、オランダにPKを献上してしまうなんて
しかも試合開始2分で
ロッベンの肩にかけた手   ロッベンの突破を阻むために一瞬パニクっちゃたの??

でも、シウヴァのファールは、ペナルティーエリアの外じゃないかなぁ……
それほどロッベンの速さが物凄かったってことなんだろうね
トップスピードに乗ったロッベンを止められる選手は、今いないんじゃないかな


<チアゴ・シウヴァの紹介文>
世界最高のDFとの呼び声が高い「王国」を代表する選手。優れた洞察力と身体能力を生かして相手の攻撃を抑え込む。重圧のかかる場面において、抜群のリーダーシップでチームを束ねる彼は唯一無二の存在だ。
       
これはもう返上かしら

七万人の観客から受けたブーイングに心が折れたかもしれないけれど
また元気にプレーする姿を見たいです



そして、決勝戦
ドイツが勝つんだろうなぁって思ってた
だからこそ アルゼンチンを応援したの、 判官びいき

私としては、メッシを応援したんじゃなく
メッシを輝かせるために尽くすアルゼンチン選手の献身的なプレーに打たれたというか

確かにメッシがボールを持つと、何が起こるか分からない
素晴らしい才能があるんだろうけれど
だからこそ守備を免除されているのだろうけれど

でも私は、やっぱり走る選手が好き

メッシのお散歩っていわれるようなプレーは好みじゃないな
メッシはゴールを決めさえすればいい、守備の負担はチームメイトがする という戦い方を
選択したのだから、メッシだけを責める訳にはいかないし
そうした戦術が許される点で、つまりそれだけ価値のあるスーパースターだということなんだけれど

身体張って守るマスチェラーノのひたむきな姿に「アルゼンチンに勝利を!」って祈った

準決勝 vsオランダ戦・後半終了間際に
ロッベンのシュートを必死で伸ばした足一本で防いだスーパープレイは最高だった
メッシのために働くかのような、けなげな選手のために優勝を願ったのに

あ~ 今回の私は応援しちゃいけなかったのね

延長戦を戦っても決着がつかないまま、PK戦にもつれ込むのかなって思い始めた時
ドイツ途中出場のゲッツェが、決勝弾
胸トラップからの強烈シュート   凄いわ


一ヶ月間 楽しかったです

今日は、うんざりするような暑さ
明日からしばらく W杯ロスで脱力するんだろうなぁ





3決

2014年07月10日 | 日記
あの歴史的大敗を喫したブラジルに、3位決定戦を戦うモチベーションは残っているだろうか

国内では相当叩かれているみたい
いわく 「恥だ、ブラジル史上最悪の敗北」 
     「史上最大の汚点」
     「なんという屈辱」
     「ミネイランの惨劇」
     「国を混乱に陥れた」
     「怒り・痛み・落胆・いらだち・悲しみ」

監督さんは、地獄に落ちろとまで言われているらしい

会場につめかけたサポーターですら、最後はドイツに「オーレ」を送っていたものね

そんな状況で、オランダ相手に力を出し切れるのか
選手みんな心が折れていそうで…  気の毒というか、なんか怖い

キャプテン、チアゴ・シウヴァが戻ってくるけれど
守備の要であり 精神的支柱とはいっても、
一人でチームの雰囲気を一気に変えられるものではないだろうし……

どうしようもなく悲壮感が漂う試合になりそうで、見るのが辛いかも

最後まで気楽に、お祭り気分で楽しみたかったのになぁ

イエロー累積で

2014年07月07日 | 日記
今回 私が応援していた選手は、ことごとく奮いません

フォルランも、カンドレーヴァも、すでに去りました


そして、チアゴ・シウヴァも 準決勝のピッチに立てません

GKがボールを離したら、ボールを奪いに行ってもよいということらしいのですが
シウヴァをかばいたい私にでさえ、彼が コロンビアのGKを妨害したように見えたし
審判も そういう解釈でイエローカードを出したんだから 仕方ない

とは言え、準決勝 vsドイツ戦に、キャプテンの姿が無いなんて……

シウヴァが先制点を決めた瞬間は、大喜びの私だったのに

コロンビアの ハメス・ロドリゲスにも活躍してほしかった
でも、「今回は、ブラジルに勝たせてね」って


なのに、なんてこと イエローカードをもらうような まぎらわしい行為
本人 必死だったんだろうけれど

やっぱり あれかな
ベスト8をかけた vsチリ戦で、延長120分を戦っても決着がつかず
PK戦に入る前から涙を流し
チームメートが蹴る時は、芝に顔を伏せて祈り続け
勝利が決まった瞬間、号泣してスタッフに支えられて やっと立ち上がる
あの一連の行動で、メディアに【 シウヴァのキャプテンシーに疑問 】とか書かれちゃって
それで、このコロンビア戦 ちょっと 張り切り過ぎちゃったかな

とにかく、次のドイツ戦にシウヴァは欠場……
ネイマールもいない

ブラジルセレソン、これぞ奮起の時 絶対に勝って決勝戦へ

だって 優勝をもぎとる戦いの場には、シウヴァが戻ってくるのだから

のめり込みすぎて、反省

2014年07月02日 | 日記
サッカーW杯 決勝トーナメントが始まり

夜は10時にベッドに入り、午前1時に起きて第一試合を見る
そのあと 3時に もう一度ベッドにもぐり込み、5時に起きて第二試合を見る
とりあえず、睡眠 五時間は確保の予定が……

まず、ブラジルvsチリが 延長戦突入&PK戦までいって 3時から寝るはずが眠れず
翌日、コスタリカvsギリシャも 延長戦&PK戦で午前中は家事が手につかず

三日目、フランスVSナイジェリアは LIVE放送で見なくてもいいやと深夜に起きることなく
ゆっくり寝たのに、明け方 5時からのドイツvsアルジェリア戦が またしても延長戦突入

四日目の今日、アルゼンチンvsスイス戦が 延長戦にもつれ込み
           ベルギーvsアメリカ戦も 延長戦

なんと8試合中5試合が、90分で決着がつかないという大熱戦
私も もうフラフラです

家事は手抜きで、毎日毎日サッカー祭り
こんなことではいけないと思いつつ、四年にいっぺんだからと言い訳しつつ


あ~ 何にも考えちゃいません
浮かれている間に、集団的自衛権の閣議決定されちゃいました

国旗を掲げ 自国のプライドをかけた戦いは、スポーツの世界だけにしましょうよ

私のような おめでたい国民が多いから
政治の世界の多数決で、大切なことがどんどん決められていっちゃうのね

日本は、これから どうなっていくんだろう