ＰＫ

ＰＫ戦はねぇ・・・　これはもう仕方ない
120分で決め切れなかったってこと
残酷なルールだけれどね

小学生だった時、のの字が二番目に蹴って、外して
市内大会を勝ち上がれなかったことがあった
もう見ている親も、いたたまれない
誰が責めるわけでもないのに 申し訳なくて
応援席のみんなに「ごめんなさい」って

でも、サッカー続けていると みんな分かってくるんだよね
ＰＫ戦は別物って・・・　

今回の駒野選手だって、練習では決定率が高かったそうだし
オシム監督の頃からＰＫが得意で任せられていたという話だから・・・
本人が一番辛くて、やりきれないんだと思う

94年の米国大会決勝戦でイタリアのバッジョ選手がＰＫを外した時
「ＰＫを決めても誰も覚えていないが、外したら誰もが忘れない」 と嘆いたとか
たとえ 時の流れとともに人々が忘れても、本人は心の傷として刻んだまま
ずっと その記憶から逃れられないのだろうなぁ・・・

泣き崩れそうになる駒野選手を、自分も泣きながら抱きかかえる松井選手
サポーターへの挨拶に並ぶ列に誘導しながら背中をさする稲本選手
声をかける岡田監督
チームの全員が分かっているよ、敗戦は駒野選手の責任じゃないってこと
顔を上げて 前を向いて、誇りを持ってガンバレ

憧憬

昨日は、日本代表 勝利の余韻に浸りつつ
のの字は、国立競技場へ
早慶サッカー定期戦の応援に出かけました

関東一部リーグ前期終了時点で
慶應８位、早稲田９位 と今年は力が拮抗しているけれど
全日本の快進撃で、岡田監督の母校早稲田に勢いあるんじゃない
１９時キックオフに合わせて出かける のの字を
「いってらっしゃい」と見送りながら
ちょっと複雑・・・
サッカー続けていればよかったのに と未だに未練がましい私　
体育会の厳しさに負けた我が子は、残念だけれど
頑張っている選手、部員のみんなには心からのエールを

深夜帰宅の のの字 「２－０で慶應の勝ち」
さすがに嬉しそうだったけれど
サッカー観るより、やっぱりボールにさわりたいんじゃないかな
全力で動ける若いうちは短いよ・・・

本音

やりましたね！　日本！！
とにかく先制点 と思ってみていたけれど
序盤は危なっかしくて・・・　ドキドキしました　
本田と遠藤のＦＫが決まり、２点先行した時点で
やっと安心して見られるように　

本当にチーム一丸となって頑張りました
いい試合だった　　
試合後の岡田監督のコメント・・・「ホッとしました」　 本音だよね
今まではずっと、不用意なことは言えない って感じだったけれど
とりあえず　ひと息つけたのかな
代表監督って、批判も非難も重圧も凄いんだろうね　

本田選手のインタビュー 言葉を選んでいたと思う
ビッグマウスのイメージが定着してるけど
長谷部選手が 「あいつはキャラ作っているから」って 何かで言ってるのを聞いてから
どうも本田選手 「素顔は違うんじゃないかな」って思って見ちゃう
岡崎選手に出したパスで、また一段と株を上げたかも

観客席に挨拶した後で 選手が輪になって跳びはねている時　　
輪の真ん中で踊っている稲本選手のとびっきりの笑顔が良かったなぁ

ベンチで見守る選手だって きっと試合に出たいはず
代表に選ばれた以上、自分の全力で 世界を感じたいはず
それが本音だよね・・・　
仲間の活躍を喜びながら、チームの勝利を祝いながら
それでも やっぱり 我こそはの自負があって当然

それぞれの思いを胸に、選手みんなガンバレ～

勝つ

なんだか 朝から落ち着かない
わーっ もうドキドキしてきたぁ
岡田ジャパン　絶対に勝って　
デンマークを破って 気持ちよく決勝トーナメントに進もう
いやいや　一歩譲って、引き分けでもいい・・・
とにかく、ベスト１６へ
ガンバレ　頑張れ　日本

名画

昨日、国立新美術館へ行ってきました
≪オルセー美術館展・ポスト印象派≫を観るためです
「平日だから 空いてるよね」って思惑はみごとに外れ
なかなかの人出でした
ちょっと離れた位置から、全体をぼんやり眺めるのが理想なんだけれど
絵画の前に群がる人の頭で・・・　全体像なんて、とても無理
近くに寄って、順番に並んで、前に立つ人が移動するのを待って
やっと なんとか、絵とご対面

それでも、やっぱり行って良かったです
普段 絵画に関心があるわけでもなく、絵心があるわけでもなく
夫に誘われて 「まっ、たまにはいいっか」程度の興味で出かけたのですが
本物にふれる機会って そうあるものではないし・・・

ゴッホの＜星降る夜＞ 気に入りました！ ブルーと黄色が 何とも言えずに素敵です
夫は＜アルルのゴッホの寝室＞という絵の明るさに惹かれるそうです

ルソーの＜戦争＞は写真で見たことがあり、子どもの絵みたい って思ってました
あまり好きじゃなかったのですが・・・
同じ作者かと思うほど ＜蛇使いの女＞が素晴らしかった

特に好きっていうんじゃないけれど、心にひっかかる絵が ＜貧しき漁夫＞
シャヴァンヌ って画家の名前すら初耳だけれど
哀しい思いに後ろ髪ひかれて、絵の前から離れがたいのです

モローの＜オルフェウス＞も不気味なんだか、美しいんだか・・・　でも気になる
ロートレックの＜黒いボアの女＞の表情も、私には読み取れません　　ちょっと怖い

静物画には あまり魅かれないのだけれど、夫が「これは見るべき」というので
わざわざＵターンして 改めて見たのが、セザンヌの＜台所のテーブル＞
なんでも テーブルの上の篭と壺が、異なる視点から描かれているそうで・・・
確かに 篭は正面からの絵だし、壺は斜め上からの視点で口がはっきり見えてるし
テーブルの上のすべての物が 実際に見える姿ではなく
それぞれ一番美しく見える角度から描かれているんだそうです

ゴーギャンの＜自画像＞は、背景のキリストに注目
磔のキリストは黄色だし、「なっ 精神が病み始めている感じするだろ！」 って夫
なんか 私と夫じゃ、かなり好みが違うような気がする
まっ　それでいいんだと思うけれど

芸術観賞なんて 肩ひじはらずに、楽しめればいい 　って思えた一日でした
人が ちらほらしかいない会場で、ゆっくり椅子に腰掛けて
紅茶かコーヒー片手に 絵を観てみたいなぁ

ジレンマ

日本は 第一戦 ｖｓカメルーンで勝ち点３
しっかり もぎとりましたね
チームジャパン一丸となって戦った結果、素晴らしいです　

次は ｖｓオランダ
優勝候補のオランダ相手に、どれだけやれるのか
楽しみ 　
しかし・・・　　１９日は、高校のクラス会
１８時から２０時、その後 二次会は２２時まで
わぁ～　ドンピシャ試合時間とかぶってるぅ　
四年に一度、ワールドカップの年にクラス会！とは決めていたけれど
今までは お盆の時期や秋だったのに
何故にワールドカップ開催月に、よりによって日本の試合の日に
今さら欠席というわけにもいかないし・・・
もう どうしましょ

Ｗカップ

　ワールドカップ始まりました　
開幕戦 ≪南アフリカメキシコ≫
　ブランコ！　選手生命長い、えらい　私でも顔を知ってる
　ドス・サントス！　若い、カッコいい　今日から注目
メキシコの勝利は確実、なんて思って観ていたけれど
なかなかどうして　南アフリカも強いですね
　
岡田ジャパンの不振もあって、イマイチ盛り上がりに欠けるけれど
やっぱり、楽しみです　　　
のの字は ジェラード、カカ が好き
私は、バラクが出ないの ガッカリ
なにげに ルーニー押しの夫
わの字は、サッカー興味なし
はの字は どうしているかな・・・　社会人一年生で深夜の観戦どころじゃないか

ニッポン　頑張ってほしい
「森本くんと松井を使え」が 持論の夫
長谷部と稲本に活躍してほしい 私
のの字は 「日本全部負けるっしょ」と、冷たい
プレミア だ、セリエ だ、しか観ないもんね・・・　のの字は

ミーハーの私は、しばらく お祭り気分だわぁ　　
でも、ワールドカップに浮かれていられるのも　わの字に内定が出たからだよね
改めて　本当に良かった　ホッ

速達

ついに！　とうとう！　待ちに待った＜内定＞の連絡が来ました
１１時５分　オートバイの音
ポストの中を確かめたら、速達が　
午後からの授業に出かける準備をしていた わの字を呼ぶ

前に、封書で履歴書が送り返されてきたことがあるから・・・
今度はどっち　
わの字の手元をドキドキして見守る
「やった」　　わの字がひっくり返ってガッツポーズ

良かったぁ
ホッとしました・・・
もう一社、最終面接の結果連絡待ちがあるのだけれど
とにかく就職浪人だけはしなくていいね
重苦しい就活の日々が、もうすぐ やっと終わります
バンザイ