『身辺雑記帳 』

 
 
  - 穏やかな日々に 感謝 して-

アルプス

2013年08月28日 | 日記
今年の夏、16年ぶりに甲子園球場へ足を運びました

高校球児に憧れて、男の子だったら野球をやってほしいなぁ! なんて 夢見た頃もあった私

夫の実家が大阪なのだから、夏休みの度に甲子園に行けるじゃない

ところが どっこい、なかなか そんな訳にもいかず
息子たちを連れて甲子園に行ったのは、末っ子のの字が 5歳の夏

1997年、甲子園の駅で、次の試合のために電車から降りてきた智弁の選手のカッコいいこと
他の乗客の邪魔にならないよう、きちんと整列して行動する姿に 好感度アップ
「ほらほら 息子たちよ、高校生のお兄さん達を よく見ておけ」 なんて思ったりしたもんです

丸亀城西 VS 前橋工 の試合を見たのですが、息子たちは途中で飽きてしまって
ジュースやらホットドッグやらで、気を紛らわせ
そのうち「暑いから中に入ってる」とか言って、席から離れちゃうし
今から思えば、内野席で けっこう良い席だったと思うのだけど

私は もう一試合見ていくつもり満々だったのに、子どもに押し切られて帰りました
翌年から どんなに誘っても すげなく断られ、高校野球はテレビ観戦に

それが どういう風の吹き回しか、のの字が甲子園へ行く
「学生最後の夏休み、来年の夏は社会人だから 甲子園なんて絶対に無理だよなぁ」って
どうせなら神奈川県代表の試合を見に行こうと、13日の第一試合に出かけました
開始8時の試合、7時半に到着したら三塁アルプス席(横浜高校側)は 売り切れ
仕方なく一塁側のチケットを購入

横浜高校に対するは、香川県代表丸亀高校
応援団は もちろん、県人会やら、昭和35年卒業生のプレートやら
大勢の香川県勢に囲まれて、これは神奈川代表を応援する雰囲気ではないな

聞けば 丸亀高校は13年ぶりの甲子園だとか
横浜高校は、全国的に名の知れた強豪校なので、試合は有利かな!?
結果は7-1で、横浜勝利

なんですか 判官贔屓とでも言うのでしょうか
中盤以降は 自分が神奈川県民であることも忘れて、丸亀を応援してました
アルプス応援団の一生懸命さ、周りの観客の「丸亀ガンバレ」の気持ちに感化されちゃって

「とにかく1点返してくれ!」 7-0のままでは、終われないって、心から思っちゃったのね
9回裏に1点取った時は、雄叫びをあげる周囲と共に手が痛くなるほど拍手
アルプスの観客は、総立ち 
もう感動、感激の瞬間でした
たまたま席が一塁側だったというだけの ご縁ですが、本当に良かったぁ

普段はサッカー小僧の のの字も、アルプスの雰囲気に嵌まったらしく 次の試合も見ていくと
日大三校 VS 日大山形
同じ日大の系列校でも、応援スタイルが違っていて面白い
吹奏楽の演奏と共にスマートな三校に対して、大太鼓のリズムで素朴・武骨な山形

選手の表情のアップや、解説者の説明など、確かにテレビ観戦も良いけれど
その場を共有することでしか得られない感動ってあるのですね
本当に楽しかったです

そして、球場で飲む 凍らせたペットボトルのお茶が、あんなに美味しいものだとは・・・
来年も ぜひ行きたいと、今から思ってま~す





名画に囲まれて

2013年08月27日 | 日記
夏休みは、鳴門市にある<大塚国際美術館>へ行ってきました
ここ一ヶ所で、世界中の名画が 鑑賞できるのです

つまり、大塚オーミ陶業さんが開発した特殊技術によって、世界の名画を 陶器の板に焼き付けて複製画を作成するのです
陶板画は 退色劣化などに強く、2千年以上 品質を保持するので、文化財保護にも貢献できるとのことです
複製画はすべて原寸大で、写真を撮ることも、触ることもできました


ルーブル美術館

 レオナルド・ダ・ヴィンチ  「モナ・リザ」
 ドラクロクロワ 「民衆を導く自由の女神」


オルセー美術館

 ミレー  「落ち穂拾い」「晩鐘」
 マネ 「笛を吹く少年」
 ルノワール  「ムーラン・ド・ラ・ギャレト」「都会のダンス」「田舎のダンス」
 アンリ・ルソー 「蛇使い」「戦争」
 ゴッホ  「ローヌ川の星月夜」「自画像」


プラド美術館(スペイン)

 ゴヤ 「裸のマハ」「着衣のマハ」
 ベラスケス  「ラス・メニーナス」
 エル・グレコ 「三位一体」


ボストン美術館  モネ「ラ・ジャポネーズ」


オスロ国立美術館(ノルウェー)  ムンク「叫び」


サンタ・クルス美術館(スペイン)  エル・グレコ「無原罪の御宿り」


アムステルダム国立美術館  レンブラント「夜警」/ フェルメール「牛乳を注ぐ女」


マウリッツハイス美術館(オランダ)  フェルメール「真珠の耳飾の少女」


サン・マルコ美術館(イタリア)  「受胎告知」


オーストリア美術館 クリムト  「接吻」


どれも、見たら必ず知ってる名作ばかり

ピカソの 「ゲルニカ」も
レオナルド・ダ・ヴィンチの 「最後の晩餐」も
「ヴィーナスの誕生」 / 「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョセフィーヌの戴冠」も
ミケランジェロ作・システィーナ礼拝堂の 天井画&壁画も

すべて、本物と錯覚するほどの ド迫力で展示されています

午前中3時間、昼食をはさんで再入館、午後2時間と見て回ったけれど、本当に広い
1000点以上の作品が展示されているので、鑑賞するのも一日がかりです
ゆっくり見たいと思ったら、一日でも足りないくらい・・・

「複製画でしょ!? オリジナルじゃないじゃん、しょせんコピー」と言ってしまえば、それまでですが
これは本当に 見る価値ありだと思います
入館料3150円は、ちょっと高いかもしれませんが
とにかく圧巻ですよ~