閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

テングアワフキ

2013-09-08 | 昆虫
図鑑と比べてみたら、アワフキムシの仲間のテングアワフキのようだ。翅にある黄色い斑紋が図鑑に出ている写真より大きくてよく目立つが、姿はテングアワフキとそっくりだから、たぶんテングアワフキでいいのだろう。大きさは1cmくらいだ。初めて見た虫なので、最初は枝に何かゴミでも付いているのかと思ったが、観察していたら、僅かに動いたから昆虫だと判った。排尿していたのか、尻のところから時々水滴を出しており、直ぐ下の葉に水が溜まっていた。2枚目と4枚目の画像がそうだが、卵を産む時にはこれに空気を入れて泡状にし、その泡で卵を守るという。それが名前の由来のようだ。先端が尖っている方が頭だが、鼻先が尖って天狗のような姿の泡吹虫ということだろう。先月末に設楽町の面の木園地で見つけたあまり見掛けない虫だが、昨日載せたアオバハゴロモやアミガサハゴロモ、一昨日のツマグロオオヨコバイと同様に、セミの遠い親戚らしい。










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