閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

トキワイカリソウ

2008-04-07 | 草花

イカリソウだと思っていたら、トキワイカリソウという名札が付いていた。イカリソウは、花の形が船の“碇”に似ていることからその名が付いたようだが、“トキワ(常磐)”は常緑を意味するそうだから、トキワイカリソウは、常緑のイカリソウということになる。

これは愛知県緑化センターで咲いていたのだが、トキワイカリソウが東北地方から山陰地方にかけての日本海側で自生しているのに対して、イカリソウは太平洋側にあり、冬に茎葉が枯れて、春に再び新芽を出す落葉性だそうだ。いずれも「淫羊霍(いんようかく)」という漢方薬になる薬用植物である。
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フッキソウ

2008-04-07 | 樹木・花木

フッキソウは、常緑でよく茂ることから、漢字では「富貴草」と言い、庭園のグラウンドカバーとして植えられる。フッキソウと名前が付いていても、“草”ではなくツゲ科の常緑樹で、丈が10cmほどしかない“木”だそうだ。これは蕾が開き始めた先月末の写真だが、今ではもっと咲いているのだろう。
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ショウジョウバカマ (2)

2008-04-07 | 草花
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ショウジョウバカマ (1)

2008-04-07 | 草花

明日は早朝から九州に出掛ける用事ができ、たぶんブログの更新ができそうにないので、変わった形の花をいくつか、“明日の分”として載せておくことにする。

ショウジョウバカマは、林のを歩いているとよく見掛けるありふれた花だが、春を告げる代表的な花の一つでもある。花は淡紅色ないしは淡紫色だが、ハルリンドウと同様に、咲いている場所によって濃淡の違いが多少あるようだ。
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キクザキイチゲ (2)

2008-04-07 | 草花
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キクザキイチゲ (1)

2008-04-07 | 草花

ニリンソウと同じイチリンソウ属のキクザキイチゲである。菊のような花が咲く“一輪草”ということで、「菊咲き一華」と言うそうだ。先月末に愛知県緑化センターで咲いていた。

アネモネという園芸種の花があるが、アネモネ(Anemone)というのはイチリンソウ属の植物の学名であるので、ニリンソウやキクザキイチゲは、アネモネと同じ仲間ということになる。
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ニリンソウ (2)

2008-04-07 | 草花

これは、花の脇にもう一つの小さな白っぽい蕾が見え、葉の形がニリンソウのようだから、たぶん花が二つの普通のニリンソウだろう。花が2本のイチリンソウとかサンリンソウではないと思う。
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ニリンソウ (1)

2008-04-07 | 草花

豊田市足助町の香嵐渓で咲いていたニリンソウだ。通常は1本の茎に2本の花が咲くのでニリンソウと言うのだが、1個とか3個の花を付けるニリンソウもあるそうだ。同じ仲間に、1個のよく似た花が咲くイチリンソウや3本の花を付けるサンリンソウというのもあって、いずれもキンポウゲ科イチリンソウ属だそうだから紛らわしい。
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